toy
1. 基本情報と概要
単語: toy
品詞: 名詞(可算名詞)
英語での意味: A toy is an object, often made for children, to play with for fun or amusement.
日本語での意味: 「おもちゃ」のことです。子どもが遊ぶために作られた物というニュアンスがあります。
「toy」は日常生活でよく使われる非常に基本的な単語です。子ども向けのおもちゃだけでなく、大人が趣味で手に取って遊ぶものに対しても使われることがあります。
- CEFRレベル: A1(超初心者)
日常会話ですぐに登場する基本的な単語なので、A1レベルの学習者にもなじみやすい単語です。
活用形
名詞なので、数によって以下のように変化します。
- 単数形: toy
- 複数形: toys
他の品詞形
「toy」は名詞のほか、動詞として使われることがあります。動詞としては「to toy with~」の形で、「~をもてあそぶ」「~を軽く考える」という意味になります。
2. 語構成と詳細な意味
「toy」は非常に短い単語のため、はっきりした接頭語や接尾語はありません。また、語幹も「toy」のままです。
関連・派生語
- toy store / toy shop(おもちゃ屋さん)
- toy box(おもちゃ箱)
- toy soldier(おもちゃの兵隊)
- toy car(おもちゃの車)
- toy dog (breed)(小型犬種)など、「toy x」でさまざまに使われます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- toy store(おもちゃ屋さん)
- stuffed toy(ぬいぐるみ)
- toy soldier(おもちゃの兵隊)
- toy car(おもちゃの車)
- toy box(おもちゃ箱)
- battery-operated toy(電池で動くおもちゃ)
- toy industry(おもちゃ産業)
- toy collection(おもちゃのコレクション)
- toy with an idea(アイデアをもてあそぶ・軽く考える)
- toy version(おもちゃ版・小型版)
3. 語源とニュアンス
語源
「toy」という単語は16世紀頃の古英語や中英語由来とされ、もともとは「道化る(冗談を言う)」「小物」「ちょっとした楽しみ」という意味を含んでいました。そこから「子供が遊ぶ道具(おもちゃ)」の意味に発展したと考えられています。
ニュアンス・使用時の注意
- カジュアルな文脈: もっとも一般的な用法。子どもが遊ぶために使う「おもちゃ」を指す。
- 比喩的表現: 動詞として “toy with someone/something” は「もてあそぶ」のように使われ、あまり良い印象は与えないこともあるので注意。
一般的には口語・文章どちらでも頻繁に使われ、フォーマル/カジュアルに関係なく「おもちゃ」という単語として問題なく使えます。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞: 可算名詞として扱われるので、冠詞や複数形の使い方に注意します。
- 例) I have a toy. / I have many toys.
- 例) I have a toy. / I have many toys.
- 動詞 (to toy with): 「~をいじくり回す」「~をもてあそぶ」という意味で使用し、日常会話でも見られます。
- 例) She’s toying with the idea of moving abroad.
- 例) She’s toying with the idea of moving abroad.
イディオム・構文例
- toy with the idea of ~: 「~しようかと考えをめぐらせている」(本気ではない・迷っているニュアンス)
5. 実例と例文
日常会話での例文
“My daughter loves playing with her new toy.”
(娘は新しいおもちゃで遊ぶのが大好きです。)“Look at this stuffed toy I found at the fair!”
(お祭りで見つけたこのぬいぐるみを見て!)“Could you put the toys back in the toy box?”
(おもちゃをおもちゃ箱に片付けてくれる?)
ビジネスでの例文
“Our company is planning to enter the toy market next year.”
(弊社は来年、おもちゃ市場への参入を計画しています。)“We need to ensure our toy designs meet safety standards.”
(おもちゃのデザインが安全基準を満たしていることを確認する必要があります。)“The toy industry has been growing steadily over the past decade.”
(おもちゃ産業は過去10年間で着実に成長してきました。)
学術的な文脈での例文
“Researchers are examining how toy selection influences child development.”
(研究者たちはどんなおもちゃを選ぶかが子どもの発達にどのような影響を与えるかを調査しています。)“The history of toy manufacturing provides insight into cultural shifts.”
(おもちゃ製造の歴史は文化の変遷を知る手がかりを与えてくれます。)“Evaluations of toy safety have become integral in product design research.”
(おもちゃの安全性評価は、製品設計の研究で不可欠なものになっています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
- plaything(遊び道具)
- 「toy」とほぼ同じ意味だが、やや文語的・形式的な響き。
- 「toy」とほぼ同じ意味だが、やや文語的・形式的な響き。
- gadget(小道具、機器)
- 「toy」とは異なり、子どものおもちゃというよりは大人向けの電子機器や便利グッズに使われることが多い。
反意語(Antonyms)
- 「toy」のはっきりした反意語はありませんが、あえて挙げるなら「tool(道具)」が機能的要素に重点を置いているのに対し、「toy」は娯楽用という対比ができます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /tɔɪ/
- アメリカ英語: [tɔɪ] (「トイ」に近い発音)
- イギリス英語: [tɔɪ] (ほぼ同じだが、若干口の形や母音の響きに違いが出ることも)
- 強勢: 短い単語で、1音節のみなので特に強勢は意識しやすいです。
- よくある間違い: [tɔː] と伸ばしすぎたり、[toɪ] のように「オ」に近く発音してしまう場合がありますが、口をやや広げて「トイ」と発音するとよいでしょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “toy” を “tyo” と間違えるケース。
- 同音異義語: “toi” などは英語にはなく、フランス語の「toi(あなた)」と混同しないように注意。
- 試験対策: 初級者向け単語としてTOEICや英検でも目にする機会があります。特に派生表現 “toy with an idea” は要チェックです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 語感: “toy” は短い単語であるため、書き方・発音ともにシンプルです。
- スペル: “T-O-Y” の3文字がアルファベットの並びで特徴的(TからYへ飛ぶ、というイメージ)と覚えるのも手です。
- イメージ: 「子どものにっこり笑顔と一緒に“toy”を思い浮かべる」と覚えると、日常会話の場面ですぐに思い出しやすいでしょう。
「toy」という単語は非常に基本的ですが、動詞として使われるときに微妙なニュアンスが加わるので注意してください。普段の英会話や文書でも頻繁に登場する重要単語です。
おもちゃ,玩具
小さくてちゃちな物
《名詞の前にのみ用いて》
おもちゃの,愛玩用の