《様態・方向を表す副詞[句]を伴って》歩く,歩いて行く / 散歩をする,ぶらつく / (特定の態度で)ふるまう,生きる / (野球で)フォアボールで一塁に出る / (バスケットボールで)(パス・ドリブルしないで)3歩以歩く / 〈場所・道など〉‘を'歩く / 〈動物〉‘を'歩かせる;〈人〉‘と'いっしょに歩く,‘を'案内する / 〈時間〉‘を'歩いて費やす《+away+名,+名+away》 / (野球で投手がフォアボールを与えて)〈打者〉‘を'一塁に歩かせる
walk
《様態・方向を表す副詞[句]を伴って》歩く,歩いて行く / 散歩をする,ぶらつく / (特定の態度で)ふるまう,生きる / (野球で)フォアボールで一塁に出る / (バスケットボールで)(パス・ドリブルしないで)3歩以歩く / 〈場所・道など〉‘を'歩く / 〈動物〉‘を'歩かせる;〈人〉‘と'いっしょに歩く,‘を'案内する / 〈時間〉‘を'歩いて費やす《+away+名,+名+away》 / (野球で投手がフォアボールを与えて)〈打者〉‘を'一塁に歩かせる
以下では、英単語 “walk” について、できるだけ詳細に解説していきます。マークダウン方式でまとめましたので、ご参照ください。
1. 基本情報と概要
単語: walk
品詞: 動詞(主に自動詞・他動詞として使われる)、名詞としても使用可能
活用形:
- 原形: walk
- 過去形: walked
- 過去分詞形: walked
- 現在分詞形: walking
意味(英語): to move along on foot at a moderate pace.
意味(日本語): 足で移動する、歩く。
- 人が自分の足で移動するときに使う、一番基本的な「歩く」という意味です。亀やロボットなど生物・機械でも「歩く」動作なら使えます。
- 「犬を散歩させる(walk the dog)」のように、他動詞的に「歩かせる・散歩させる」という使い方もできます。
CEFRレベル: A1(超初心者レベル)
- “walk” は初級学習者が最初に覚えるべき基本動詞の一つです。
他の品詞への変化例:
- 名詞 “walk”:「歩行」「散歩」
- 例: “Let’s go for a walk.”(散歩に行こうよ)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: walk(明確な接頭語・接尾語はありません)
- 派生語や類縁語:
- “walker” (名詞):「歩く人、歩行者」
- “walkway” (名詞):「歩道、通路」
- “walker” (名詞):「歩く人、歩行者」
- よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個):
- walk slowly(ゆっくり歩く)
- walk quickly(速足で歩く)
- walk away(立ち去る)
- walk home(家まで歩いて帰る)
- walk in the park(公園を散歩する)
- walk the dog(犬を散歩させる)
- walk out on someone(誰かを見捨てて立ち去る)
- go for a walk(散歩に出かける)
- take a walk(散歩する)
- walk off(立ち去る、歩いて退場する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 古英語の “wealcan” (rolling まわる/うねるように動く) から派生。
- 歴史的変化: 古英語から中英語にかけて、足で移動する意味として確立され、現在は「歩く」「散歩する」の最も基本的な単語となっています。
- ニュアンス・使用時の注意点:
- 基本的には「足で移動する」など、日常で非常にカジュアルに使われる単語です。
- 「walk out on 〜」は感情的にその場を去るようなニュアンスがあり、やや強めの表現です。よりフォーマルな文書よりも、会話やインフォーマルな文章で多用されます。
- 基本的には「足で移動する」など、日常で非常にカジュアルに使われる単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 自動詞として: 目的語を伴わず、「歩く」という動作を表す。
- 例: “I walk to school every day.”(毎日学校まで歩いています)
- 例: “I walk to school every day.”(毎日学校まで歩いています)
- 他動詞として: 「犬を散歩させる・誰かをある場所まで連れて行く」などを表す。
- 例: “I walk my dog every morning.”(毎朝犬を散歩させます)
- 例: “I walk my dog every morning.”(毎朝犬を散歩させます)
- 名詞として: 「歩行」「散歩」という行為や道のりを指す。
- 例: “Let’s take a walk after dinner.”(夕食後に散歩しよう)
- イディオム:
- “walk on eggshells” (とても慎重に振る舞う)
- “walk in someone’s shoes” (誰かの立場になって考える)
- これらは比喩的に用いられ、会話でも文章でもどちらでも使われます。
- “walk on eggshells” (とても慎重に振る舞う)
- フォーマル/カジュアル: “walk” 自体はどちらにも使えますが、動詞としては基本的にカジュアル寄り(話し言葉寄り)です。フォーマル文書にも「歩く」という意味で問題なく使えます。
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文 (3つ)
- “Let’s walk to the store instead of driving.”
- (車で行く代わりにお店まで歩いて行こうよ。)
- (車で行く代わりにお店まで歩いて行こうよ。)
- “I always walk my dog in the park after work.”
- (仕事の後は公園でいつも犬を散歩させています。)
- (仕事の後は公園でいつも犬を散歩させています。)
- “It’s a bit chilly, so let’s walk quickly.”
- (ちょっと寒いから、早足で歩こう。)
5.2 ビジネスシーンでの例文 (3つ)
- “Our office is just a five-minute walk from the station.”
- (私たちのオフィスは駅から歩いてわずか5分です。)
- (私たちのオフィスは駅から歩いてわずか5分です。)
- “Would you like to walk around the facility to get a better idea of our operations?”
- (弊社の業務内容をよりよく知っていただくために、施設を歩いて回りませんか?)
- (弊社の業務内容をよりよく知っていただくために、施設を歩いて回りませんか?)
- “I usually walk to work for some exercise.”
- (運動のために普段職場まで歩いて通っています。)
5.3 学術・フォーマルな文脈での例文 (3つ)
- “Participants were instructed to walk on a treadmill at a moderate speed for 30 minutes.”
- (参加者はトレッドミルの上を中程度の速度で30分間歩くよう指示されました。)
- (参加者はトレッドミルの上を中程度の速度で30分間歩くよう指示されました。)
- “The study examines the biomechanics of human walking.”
- (本研究では、人間の歩行の生体力学について検証します。)
- (本研究では、人間の歩行の生体力学について検証します。)
- “A daily walk has been shown to improve cardiovascular health.”
- (毎日の歩行は心血管の健康を改善することが示されています。)
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語:
- “stroll” (ぶらぶら歩く)
- 意味: のんびり散歩するニュアンス。 “walk” よりもリラックスしたイメージ。
- 意味: のんびり散歩するニュアンス。 “walk” よりもリラックスしたイメージ。
- “amble” (ゆっくり歩く)
- 意味: 余裕をもってゆったりと歩く。
- 意味: 余裕をもってゆったりと歩く。
- “saunter” (ぶらつく)
- 意味: 急ぎでない休暇気分の散歩などに使う。
- 意味: 急ぎでない休暇気分の散歩などに使う。
- “tread” (足を踏みしめて歩く)
- 意味: やや硬い表現。重い足取りや注意深い歩行を表すとき。
- 意味: やや硬い表現。重い足取りや注意深い歩行を表すとき。
- “stroll” (ぶらぶら歩く)
- 反意語:
- “run”(走る)
- 意味: “walk” とは逆に「足を速く動かす」という動作。
- “run”(走る)
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /wɔːk/ (英), /wɑːk/ (米)
- イギリス英語 (RP): [wɔːk] → “ウォーク” と「オー」を少し伸ばして発音
- アメリカ英語 (GA): [wɑːk] → “ワーク” に近い発音で、「オ」と「ア」の中間音
- 強勢(アクセント): “walk” の単語自体は 1 音節なので強勢は特に移動しません。
- よくある誤り: “walk” を [woʊk] のように “ウオウク” と発音してしまう間違いが起こりやすいです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “walk” を “wolk” などと書いてしまう学習者も多いので注意。
- 同音異義語との混同: 類似の音を持つ単語 “work” と混同しがち。
- 試験対策:
- 英検・TOEIC など基礎レベルの試験では必出単語の一つです。
- 熟語表現(walk out / walk away など)も比較的よく出題されます。
- 英検・TOEIC など基礎レベルの試験では必出単語の一つです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「ウォークマン」 (Walkman) は音楽を聴きながら “walk” するイメージを商品名にしているので、単語の意味をイメージしやすくなります。
- スペリングは “walk” – “l” は発音されない(サイレント L) と意識することで、正しいつづりと発音に注意を向けやすいです。
- 勉強テクニック: 実際に「歩きながら」“walk” という単語を口に出して覚えると、身体の動きと単語が結びつき、記憶に残りやすくなります。
まとめ: “walk” は英語の学習を始めたばかりの方でも必ず覚えるべき基本動詞です。自動詞・他動詞どちらにもなり、日常会話でもビジネスでも学術場面でも幅広く使うことができます。スペリングや発音に注意しながら、様々な熟語表現やコロケーションとあわせて習得するのがおすすめです。