最終更新日:2025/11/21

を分類する;類別する;等級別にする;機密扱いにする

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元となった辞書の項目

classify

動詞

を分類する;類別する;等級別にする;機密扱いにする

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異なる種類の動物を分類することは重要です。

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解説

1. 基本情報と概要

英語の意味: “To arrange or organize people or things systematically in categories or groups based on their characteristics.”

(特徴や性質に基づいて人や物事を体系的にカテゴリー分けすること)

日本語の意味: 「分類する」

(共通点や特徴をもとにグループに分ける、というニュアンスで使われます。しっかりとルールや基準を設けて整理するイメージがあります。)


  • 品詞: 動詞 (verb)

  • 活用形:


    • 原形: classify

    • 三人称単数現在形: classifies

    • 現在分詞・動名詞: classifying

    • 過去形・過去分詞形: classified


  • 他の品詞への派生例


    • 名詞: classification(分類、区分)

    • 動詞派生: reclassify(再分類する)

    • 形容詞: classifiable(分類可能な)


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)

    理由: 一般的な日常会話でも使われますが、論文やビジネスなどでも頻出するため、ある程度幅広い文脈で理解・活用できる英語力が必要です。



2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「class」(種類・区分) + 「-ify」(~にする)

    • 「class」を「~にする」→「分類する」という意味を形成します。


  • 派生語や関連性:


    • classification: 分類(名詞)

    • classified(情報の機密レベルなどが記された): “機密扱いの”または動詞の過去形としての“分類された”

    • classifiable: 分類可能な

    • reclassify: 再分類する


  • よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(日本語訳つき)10選


    1. classify information(情報を分類する)

    2. classify data(データを分類する)

    3. classify a species(種を分類する)

    4. classify documents(文書を分類する)

    5. classify items by size(サイズによってアイテムを分類する)

    6. classify according to color(色に応じて分類する)

    7. classify into groups(グループに分類する)

    8. classify under a category(あるカテゴリーに分類する)

    9. be difficult to classify(分類が難しい)

    10. classify students by level(レベルごとに学生を分類する)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:


    • ラテン語の “classis” (軍隊、集団) およびフランス語の “classifier” に由来しています。古くは「同じような特徴を持つ集団を分ける」といった意味合いから派生しています。


  • ニュアンスや使用時の注意点:


    • 「きちんと基準を設けて整理・区分する」というニュアンスが強いです。

    • カジュアルな日常会話でも使われますが、学術的・ビジネス・公的文章など、よりフォーマルな文脈でもよく使用されます。

    • 資料や情報を分ける際に、特に「どういった基準で分類しているのか」を明示することが多いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 一般的な構文:


    1. classify A (as B) …「Aを(Bとして)分類する」


      • 例: “We classify oranges as citrus fruits.”


    2. classify A by/according to 何かの基準 …「Aを(~の基準で)分類する」


      • 例: “They classify books by genre.”



  • 他動詞/自動詞の使いわけ:


    • 「classify」はほとんどの場合、他動詞として「何かを分類する」という目的語を伴います。自動詞的に使われることは非常に稀です(通常は “be classified” の受動態などで使われます)。


  • 名詞の場合の可算/不可算:


    • 「classification」は可算/不可算どちらの用法もあり得ますが、通常は不可算で使われることが多いです(具体的区分数など表す場合は可算になります)。



5. 実例と例文

① 日常会話(カジュアル)での例文


  1. “I like to classify my clothes by color, so it’s easier to choose my outfit.”

    (色ごとに服を分類するのが好きなんだ。服を選びやすくなるからね。)


  2. “Could you help me classify these books? I’m not sure which category they belong to.”

    (この本を分類するの手伝ってくれない? どのカテゴリーか迷っていて。)


  3. “I often classify my photos by date to keep them organized.”

    (写真を整理するためによく日付で分類しているよ。)


② ビジネスシーン(ややフォーマル)での例文


  1. “We need to classify the client data based on their purchasing history.”

    (購買履歴に基づいて顧客データを分類する必要があります。)


  2. “Please classify these reports by department and send them to the respective managers.”

    (これらのレポートを部署ごとに分類して、各担当マネージャーへ送ってください。)


  3. “The company policy requires us to classify documents according to confidentiality levels.”

    (会社の方針では、文書を機密レベルに応じて分類することが求められています。)


③ 学術・専門的な文脈(フォーマル)での例文


  1. “Researchers aim to classify the newly discovered microorganisms into appropriate taxa.”

    (研究者たちは、新たに発見された微生物を適切な分類群に分類しようとしている。)


  2. “This study attempts to classify languages based on their syntactic structures.”

    (この研究では、言語を統語構造に基づいて分類することを試みています。)


  3. “We should classify these data sets according to various demographic factors for more accurate analysis.”

    (より正確な分析のために、これらのデータセットをさまざまな人口統計学的要因に基づいて分類する必要があります。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語 (Synonyms)


    1. sort(仕分けする)

    2. categorize(カテゴリ分けする)

    3. group(グループ化する)

    4. arrange(整理する)

    5. organize(整頓する)


これらは「何かを仕分け・整理して体系化する」という共通点がありますが、

“classify” は特に「基準に基づいて体系的に分類する」ニュアンスが強めです。


  • 反意語 (Antonyms)


    1. mix up(混同する、かき混ぜる)

    2. jumble(ごちゃまぜにする)

    3. disorganize(バラバラにする)


こちらは分類とは逆に、対象をひとまとめに混ぜたり、整理を崩すイメージです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • アメリカ英語: /ˈklæsɪfaɪ/

    • イギリス英語: /ˈklæsɪfaɪ/


  • アクセント(強勢)の位置:


    • 最初の “cla” の部分に主なストレスがあります: CLA-ssi-fy


  • よくある発音の間違い:


    • [×] “クラシファイ” の “ラ” に強いアクセントを置く

    • 母音をあいまいにせず “klæs” と “ifai” をはっきり分けて発音するのがポイントです。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス:


    • “classify” は “s” が二つ、「clas-sify」のように間違って書きやすいので注意。


  • 同音異義語との混同:


    • “classify” のような単語は他に同音異義語がほぼありませんが、“classic” など音が似ている単語には注意。


  • 試験対策:


    • TOEICや英検などでは、「分類の仕方を問う文脈」や「Classify the following items into appropriate categories」といった文章に出てくることが多いです。

    • 過去分詞の “classified” が「機密扱いの」という意味で出題される場合もあるので注意しましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語形成: 「class(区分)」+「-ify(~にする)」 → そのまま「区分にする」=「分類する」と覚えやすいです。

  • イメージ: グループごとに“引き出し”に入れるイメージで覚えると、すんなり理解できます。

  • 学習テクニック: 似た単語「categorize」「sort」と合わせて、例文をまとめて覚えると使い分けが身につきやすいです。シチュエーションごとに例文を作って練習すると定着しやすいでしょう。


以上が “classify” の詳しい解説です。共通点に基づいて情報を整えるイメージをもつと、使い方がわかりやすくなると思います。勉強にぜひお役立てください。

意味のイメージ
classify
意味(1)

(…に)…'を'分類する,類別する,等級別にする《++into+》 《米》〈文書類など〉'を'機密扱いにする

学術英単語(NAWL) / 英訳 / 4択問題

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