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A2.1

助動詞: have to

「~しなければならない」

私は眠らなければなりません。

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説明

以下では「have to」の使い方をより詳しく解説します。


1. 意味:「~しなければならない」

「have to」は、特定の行為を「しなければならない(義務や必要性がある)」という意味を表す際に使われます。意味としては「must」に近いですが、話し手のニュアンスによって使い分けられることもあります。


・I have to study for the test.
(私はテスト勉強をしなければならない。)



2. 構成:二語で一つの助動詞


  • 「have to」は「have」と「to」の二語でありながら、まとめて一つの「助動詞的」な表現として扱います。

  • 後ろ(toの直後)には必ず動詞の原形を置きます。


・We have to leave now.

(私たちは今出発しなければならない。)



3. 三人称単数形に注意

一般的な助動詞(can, may, must など)は主語が三人称単数でも形が変化しませんが、「have to」の場合は厳密には “have” が動詞の扱いに近いため、三人称単数では “has to” に変化します。


・He has to work tonight.

(彼は今夜働かなくてはならない。)



4. 否定形・疑問形の作り方

「have to」が文中で実質的に動詞の役割をしているため、否定文・疑問文を作るときは「do」を用いる形が一般的です。


  • 否定形


    • 主語 + do not (don’t) + have to + 動詞の原形

    • 主語が三人称単数の場合は、does not (doesn’t) + have to + 動詞の原形



・I don’t have to go today.

(私は今日行く必要はない。)

・He doesn’t have to study now.

(彼は今勉強する必要はない。)



  • 疑問形


    • Do + 主語 + have to + 動詞の原形 ?

    • 三人称単数の場合は Does + 主語 + have to + 動詞の原形 ?



・Do you have to work tomorrow?

(あなたは明日働かなければなりませんか?)

・Does she have to be there?

(彼女はそこにいなければなりませんか?)



5. 「must」との違い


  • 「must」は「話し手自身の強い主張や義務感」を表すことが多いのに対し、

  • 「have to」は「社会的・外的な事情や規則による義務」を表すニュアンスが強いです。

ただし、日常会話ではあまり厳密に区別されず、「must」とほぼ同じ意味で「have to」が使われることも多々あります。


6. まとめ


  1. 「have to」は「~しなければならない」という義務・必要性を示す表現。

  2. 「have + to」で一つの助動詞的表現として扱い、後ろには動詞の原形を置く。

  3. 三人称単数(he, she, it)の場合は「has to」となる。

  4. 否定や疑問を作るときは “do” や “does” を助ける形で用いる。

  5. 「must」とはニュアンスこそ異なるが、日常では同じ意味として使うことが多い。

これらをおさえておくと、「have to」の使い方をより正確に理解し、自然な英語表現に活かすことができます。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

MODAL/AUX: have to

英語 - 日本語

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