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A2.1
(a) few+名詞
「少ない」数を表す形容詞
説明
以下では、(a) few の使い方について、より詳しくわかりやすく解説します。
「few」と「little」の違い
同じ「少ない」という意味でも、以下のように使い分けます。
- few: 数えられる名詞(可算名詞)に使う
例: few books(本がほとんどない)、a few books(本が少しある) - little: 数えられない名詞(不可算名詞)に使う
例: little water(水がほとんどない)、a little water(水が少しある)
「few」と「a few」の違い
- few (冠詞なし)
- 否定的なニュアンスが強く、「ほとんど~ない」という意味合いで使います。
- 例: I have few friends in this city.
- 「この街には友人がほとんどいない」という、かなり少なく感じるニュアンス。
- 否定的なニュアンスが強く、「ほとんど~ない」という意味合いで使います。
- a few (冠詞あり)
- 肯定的なニュアンスで、「少しの~がある」という意味合いになります。
- 例: I have a few friends in this city.
- 「この街に友人が少しいる」という、ある程度存在していることを示すニュアンス。
- 肯定的なニュアンスで、「少しの~がある」という意味合いになります。
例文で確認しよう
few の例
- There are few students in the classroom.
- 教室に生徒はほとんどいない。
- “ほぼいない” くらいの少なさ。
- 教室に生徒はほとんどいない。
- There are few students in the classroom.
a few の例
- There are a few students in the classroom.
- 教室に生徒が少し(数人)いる。
- “わずかにいる” という意味合い。
- 教室に生徒が少し(数人)いる。
- There are a few students in the classroom.
few と a few のニュアンス比較
- We have few options left. → 選択肢がほとんど残っていない。
- We have a few options left. → 選択肢がまだいくつか(少し)残っている。
- We have few options left. → 選択肢がほとんど残っていない。
このように、英語では冠詞 a の有無で、否定的・肯定的なニュアンスが大きく変わるため注意が必要です。
ポイントまとめ
- few は可算名詞に使う
- “ほとんど~ない” のように、否定的・極端に少ないことを表す。
- “ほとんど~ない” のように、否定的・極端に少ないことを表す。
- a few は可算名詞に使う
- “少しの~がある” のように、肯定的・ある程度の量があることを表す。
- “少しの~がある” のように、肯定的・ある程度の量があることを表す。
- little / a little は不可算名詞に使う
- “ほとんど~ない” (little) / “少しの~がある” (a little) のニュアンス。
- “ほとんど~ない” (little) / “少しの~がある” (a little) のニュアンス。
これらの使い分けを意識するだけで、英語の表現の微妙な違いを正確に表すことができます。ぜひ、実際の会話や文章で意識して使ってみてください。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
few PLURAL NOUN