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A1.1

WH-疑問文: What ...?

「何」を聞きたいときの疑問詞 what

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説明

WH-疑問文: 「What …?」の使い方

「何」をたずねたいときに使う疑問詞が what です。日本語では「何」を表すことが多いですが、文中での what の位置や役割に応じて「何が(主語)」「何を(目的語)」などと訳す場合があります。ここでは、主語としての what と目的語としての what の使い方を中心に説明します。


1. 「what」が主語を表すとき

「what」が文の主語になる場合は、原則として do/does 等の助動詞を使いません。直接動詞が続く形になります。たとえば:


  • What makes you happy?

    「何があなたを幸せにしますか?」


    • ここでは “what” が「何が」という主語にあたり、動詞の “makes” に続いています。


  • What happened?

    「何が起こったのですか?」


    • “what” が主語で、そのまま動詞 “happened” が続きます。


このように、what が主語になるときは、疑問文でも do/does は使わず、S(= what) + V … ? の形をとります。


2. 「what」が目的語を表すとき

「what」が目的語(「何を」など)になるときには、一般的な疑問文と同じ形で、助動詞 do/does(または他の助動詞)を使います。


  • What do you do?

    「(あなたは) 何をしますか?」


    • “you” が主語で “do” が助動詞、what は “do” の目的語になります。英語の文型は What + do/does + 主語 + 動詞の原形 + … ? です。

    • この表現は「あなたは普段何をしているのですか?」と職業や日常的な行動をたずねる意味にも使われます。(例: 「お仕事は何をされているんですか?」)


  • What do you like to eat?

    「何を食べるのが好きですか?」


    • ここでも “you” が主語で、what が動詞 “like” の目的語になっています。



3. 文脈に応じた訳の違い

「what」は日本語では単純に「何」と訳すことが多いですが、文脈によって以下のように自然な日本語に変わる場合があります。


  • What do you do for a living?

    「ご職業は何ですか?」


    • 直訳すると「あなたは生活のために何をしますか?」ですが、自然な日本語では「ご職業は何ですか?」と訳します。


  • What do you mean?

    「どういう意味ですか?」


    • 直訳では「あなたは何を意味していますか?」ですが、自然な日本語では「どういう意味?」となります。


このように、英文の構造(主語・目的語)文脈 によって、より適切な日本語に訳すことが大切です。


4. まとめ


  1. what が主語の場合:


    • What + 動詞 …? の形をとり、助動詞 do/does は挟まない。

    • 例: What makes you happy?(何があなたを幸せにしますか?)


  2. what が目的語の場合:


    • What + do/does + 主語 + 動詞 …? の形を使う。

    • 例: What do you do?(何をしますか?/ ご職業は何ですか?)


  3. 訳し方は文全体の意味や文脈を考えて決める。


これらのポイントを押さえておくと、what を使った WH-疑問文を、状況に合わせて正しく使い分けられるようになります。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

WH- QUESTION: What ...?

英語 - 日本語

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