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A1.2

WH-疑問文: What+名詞 ...?

疑問詞whatで始まる疑問文

アメリカでは何語が話されていますか。

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説明

以下では、「WH-疑問文」の中でも特に “What + 名詞 …?” の形について、より詳しく、わかりやすく解説します。


WH-疑問文とは

英語の疑問文には、文頭に who, which, when, where, why, how など “wh” で始まる単語を使うものがあります。これらは「WH-疑問詞」と呼ばれ、質問内容に応じて文全体の意味が変わります。


  • who : 「誰が(を)」

  • which : 「どちらが(を)/どの(を)」

  • when : 「いつ」

  • where : 「どこで/に」

  • why : 「なぜ」

  • how : 「どのように/どうやって」


“What” とは?

“What” は「何が(を)」「何の」という意味を持つ疑問詞で、主に「物事や事柄」をたずねるときに使います。英語では「あなたが知りたい『何か』は何?」というニュアンスになります。

例文


  • What is this?

    これは何ですか?


  • What do you want to eat?

    あなたは何が食べたいですか?



“What + 名詞 …?” の形

“What” に特定の名詞を続け、「どんな〇〇?」「なんの〇〇?」などをたずねる表現が “What + 名詞 …?” です。

例文で見るパターン


  1. What color do you like?

    (どんな色が好きですか?)

    → “color” が名詞で、「好きな色は何か」をたずねています。


  2. What day is it today?

    (今日は何曜日ですか?)

    → “day” が名詞で、「今日はどんな日(何曜日)?」を聞いています。


  3. What time do you usually get up?

    (普段は何時に起きますか?)

    → “time” が名詞で、「どの時刻に起きるか」を聞いています。


  4. What kind of movies do you watch?

    (どんな種類の映画を見ますか?)

    → “kind of movies” という名詞句を使い、「どんな映画か」を問う表現です。



文の組み立て方

“What + 名詞” を文頭に置く場合、疑問文の一般的な形と同じく、その後に (助動詞 + 主語 + 動詞) や、be動詞 + 主語 の順序が続きます。

【例】

What + (名詞) + do/does + 主語 + 動詞 + 補語・修飾語句 … ?


  • What food do you recommend?

    (あなたはどんな食べ物をおすすめしますか?)


  • What books does he read?

    (彼はどんな本を読みますか?)



“What” と “Which” の違い


  • What: 可能性や候補が特に限定されていない場合に用いる。

    例) What do you want to drink? (何が飲みたい? → 候補は特に絞られていない)


  • Which: いくつかの選択肢があって、その中から選ぶ場合に用いる。

    例) Which do you want to drink, coffee or tea? (コーヒーと紅茶のどちらが飲みたい? → 選択肢が明確)



ポイントのおさらい


  1. What は「何が(を)」「何の?」という意味で、主に「物事」を質問するときに使う。

  2. What + 名詞 の形にすることで「どんな〇〇?」という具体的な分野や種類を尋ねられる。

  3. 文の構造は一般的な疑問文と同じく、助動詞やbe動詞のあとに主語 + 動詞が続く。

  4. 候補がはっきりしていれば Which を使うが、明確でなければ What を使う。


上記のポイントを押さえておくと、“What + 名詞?” を使った疑問文をスムーズに作って、様々な状況に応用できます。ぜひ、例文を参考にしながら実際に使ってみてください。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

WH- QUESTION: What N ...?

英語 - 日本語

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