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A1.1-A2.2

to+動詞の原形 (不定詞)

to不定詞の後は、必ず原形で

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説明

以下では、「to + 動詞の原形(不定詞)」がどのように使われるかを、なるべく詳しく解説します。


1. 不定詞(to + 動詞の原形)とは?

不定詞は、動詞の前に “to” を付けて「to + 動詞の原形」の形で用いられます。文中で名詞のように使われたり、形容詞的・副詞的に使われたりと、さまざまな役割を果たします。


2. 基本的な訳し方

不定詞の代表的な訳し方として、以下の3つがよく挙げられます。


  1. 名詞的用法:「~すること」

    例:To study English is important.

    (英語を勉強することは大切だ)


  2. 形容詞的用法:「~するための」

    例:I have something to say.

    (私には言うべきことがあります)

    → 「something」に対して「言うための」と説明を加えている


  3. 副詞的用法:「~するために」

    例:I went to the library to study.

    (勉強するために図書館へ行きました)

    → 「行った理由・目的」を表す



3. 文中での位置と役割

(1) 主語になる場合(名詞的用法)

不定詞が文の主語として使われるときは、文頭に置かれることが多いです。

例:To travel abroad was her dream.

(海外旅行をすることが彼女の夢でした)

ただし、不定詞を主語として使うと文頭が長くなるため、形式主語構文(It~ to不定詞)を用いることもよくあります。

例:It was her dream to travel abroad.

(海外旅行をすることが彼女の夢でした)

(2) 目的語になる場合(名詞的用法)

主語だけでなく、「~すること」が動詞の目的語になることもあります。

例:She decided to study harder.

(彼女はもっと一生懸命勉強することを決めた)

ここでも、「decide」のあとに「~すること」という内容を補う働きをしています。


4. 不定詞が形容詞や副詞の役割をする場合

(1) 形容詞的用法

名詞を詳しく説明するときに不定詞が使われます。

例:I have a lot of homework to do.

(やるべき宿題がたくさんある)

→ 「a lot of homework」に対して「to do(やるべき)」と言うことで、どんな宿題なのかを説明している

(2) 副詞的用法

目的・原因・結果などを説明するときに不定詞が使われます。


  • 目的を表す場合

    例:I worked hard to save money.

    (お金を貯めるために熱心に働いた)

  • 感情の原因を表す場合

    例:I was surprised to hear the news.

    (その知らせを聞いて驚いた)

  • 結果を表す場合

    例:He grew up to be a great artist.

    (彼は成長してすばらしい芸術家になった)

副詞的用法は文全体に「どうしてその行為をしたのか」「結果的にどうなったのか」という意味を付け加える点が特徴です。


5. まとめ


  • 不定詞(to + 動詞の原形)は、名詞の役割(~すること)、形容詞の役割(~するための)、副詞の役割(~するために)を担うことができます。

  • 文の主語や目的語にもなり、英語の文を構成する上で非常に重要な要素です。

  • 形容詞的用法なら名詞を修飾し、副詞的用法なら目的や理由、結果などを表す際に使われます。

これらを押さえておくと、不定詞が出るたびに「どんな働きをしているのかな?」と考えながら読み書きできるようになり、英文の理解が深まります。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

TO-INFINITIVE: to DO (not preceded by 'not')

英語 - 日本語

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