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B1.2-B2.1

see/hear/etc.+目的語+現在分詞

「目的語が~されるのを見る/聞く」を表す知覚動詞

音楽の向こうで、彼女の泣き声が聞こえた。

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説明

以下では、知覚動詞「see」「hear」「feel」などに続く「目的語 + 現在分詞(V-ing)」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本の構造

知覚動詞である「see」「hear」「feel」などには、次のような形があります:


知覚動詞 + 目的語 + 現在分詞(V-ing)


これは、「(知覚動詞の主語が) 目的語が~しているところを〇〇する」という意味を表します。


  • “see” + 目的語 + V-ing → 「(人が)(目的語が)~しているところを見る」

  • “hear” + 目的語 + V-ing → 「(人が)(目的語が)~しているところを聞く」

  • “feel” + 目的語 + V-ing → 「(人が)(目的語が)~しているのを感じる」

などの使い方があります。


2. 意味とニュアンス

知覚動詞と「目的語 + 現在分詞」を組み合わせると、「動作が進行している場面を、目/耳/感覚などで捉えている」イメージを強調します。

例えば “I saw him cooking.” であれば、「彼が料理している最中の姿を見た」というニュアンスになります。

現在分詞 (V-ing) のポイント


  • “~している” という「進行中の動作」を表す。

  • その場で目撃したり、耳にしたり、感覚を通じて気づいた動作や状況を表す。


3. 例文


  1. “I saw my friend running in the park.”

    → 「友達が公園を走っているところを見た」


  2. “She heard the baby crying.”

    → 「彼女は赤ちゃんが泣いているのを聞いた」


  3. “We felt the building shaking.”

    → 「私たちはビルが揺れているのを感じた」


これらの文では、目的語が何かしらの動作を“今まさに行っている”状態を捉えるイメージです。


4. 似た表現との違い

知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞 (bare infinitive)

たとえば「see + 目的語 + 原形不定詞 (動詞の原形)」を使うと、「動作全体を見た」「一部始終を見た」というニュアンスになります。


  • “I saw him open the door.” → 「彼がドアを開けるところ(動作全体)を見た」

  • “I saw him opening the door.” → 「彼がドアを開けているところ(進行中の状態)を見た」

このように、目的語の動作を「完成した一連の動き」として見るか、「途中の状態」として見るかで使い分けられます。


5. 使い方のコツ


  1. 「何かしている途中の様子を捉える」場合、現在分詞(V-ing)を使う。

  2. 「行動全体を見た」というアクションに焦点を当てる場合は、原形不定詞(bare infinitive)を使う。

  3. 「see」「hear」「feel」のあとに来るのは、目的語(人や物)が取る動作(現在分詞/原形不定詞)であることを意識すると、文章が作りやすくなる。


6. まとめ


  • 知覚動詞「see/hear/feel + 目的語 + 現在分詞(V-ing)」で「~しているところを見た/聞いた/感じた」という意味を表す。

  • 動作が進行している最中に、それを目や耳や感覚で捉えたことを強調する場合に用いられる。

  • 同じ知覚動詞でも、原形不定詞を使うと「動作の一部始終を捉える」意味合いが強くなる。

以上のポイントを意識すると、この文型を効果的に使い分けられるようになります。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

FEEL/HEAR/SEE+NP+PRESENT PARTICIPLE

英語 - 日本語

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