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B1.1

so 形容詞・副詞+(that)節

「とても~なので、SがVだ」を表すso~that構文

彼はあんまり速く走ったので息が切れた。

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説明

以下では、「so + 形容詞・副詞 + (that) 節」の構文について、より詳しく、わかりやすい形で解説します。


1. 基本構造と意味

この構文は、「(形容詞・副詞)がとても~なので、その結果…だ」という意味を表します。


  • 例:She was so tired that she couldn’t keep her eyes open.

    →「彼女はとても疲れていて、目を開けていられなかった。」

「so + 形容詞 / 副詞」の部分が原因や程度を示し、続く “that 節” がその結果を語る役割を果たします。和訳するときは「とても~なので…」「とても~だったので…」という表現が自然です。


2. “that” は省略できる?

結論としては、口語やカジュアルな文体では “that” が省略されることが多いです。


  • 省略なし:It was so cold that we decided to stay inside.

  • 省略あり:It was so cold we decided to stay inside.

いずれも意味は変わりませんが、フォーマルな文を書くときはできるだけ “that” を入れた方がよいでしょう。


3. 形容詞だけでなく副詞にも使える

“so ~ that …” の構文には「形容詞」だけでなく「副詞」も使えます。副詞を用いる場合は動詞の様子を強調します。


  • 形容詞の例:The movie was so interesting that I watched it three times.

    →「その映画はとても面白くて、3回観た。」

  • 副詞の例:He spoke so quickly that I could hardly understand him.

    →「彼はとても速く話すので、ほとんど理解できなかった。」


4. 「such ~ that …」との比較

“so + 形容詞 + that …” とよく似た表現に、“such + (形容詞) + 名詞 + that …” があります。こちらは名詞を伴うときに用いられ、「とても~な 〈名詞〉 なので…」という形です。


  • 例:It was such an interesting book that I finished it in one night.

    →「とても面白い本だったので、一晩で読み終えてしまった。」

“so” と “such” を使い分ける際は、形容詞を直接強調するか、形容詞+名詞(名詞のまとまり)を強調するかという点に着目するとわかりやすいです。


5. 例文まとめ


  1. We were so excited that we couldn’t sleep.

    →「私たちはとてもわくわくして眠れなかった。」

  2. The coffee is so hot that I can’t drink it right now.

    →「コーヒーがとても熱くて、今すぐには飲めない。」

  3. The children played so quietly that I forgot they were there.

    →「子どもたちはとても静かに遊んでいたので、そこにいるのを忘れるほどだった。」


6. まとめ


  • 構文:so + 形容詞 / 副詞 + (that) + S + V

  • 意味:「とても~なので…」「~すぎて…」という程度や原因・結果を表す。

  • that の省略:フォーマルな文以外ではよく省略される。

  • 他の構文“such + (形容詞) + 名詞 + that” と意味は近いが、形容詞+名詞を強調したい場合に用いられる。

「so ~ that …」構文を理解すれば、英語で原因と結果をはっきり強調したい場面で役立ちます。形容詞だけでなく副詞にも応用できるので、ぜひさまざまな表現で使ってみてください。

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

so ADJ/ADV (that) CLAUSE

英語 - 日本語

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