This/That is ... (疑問文・否定文含む)
「これは/あれは~です。」を表すThis/That is ~.
以下では、「This / That is ...」構文の使い方を、疑問文・否定文を含めてより詳しく解説します。Markdown形式でまとめていますので、学習の参考にしてください。
1. 基本の形:This / That is ...
英語で「~です」と言う場合は、現在形のbe動詞(am / are / is)を使います。「これは~です」「あれは~です」という意味を表すときには、次のように言います。
- This is + 名詞.
→ 「これは~です。」 - That is + 名詞.
→ 「あれは~です。」
例文
- This is a book.
→ (近くにあるものを指して)「これは本です。」 - That is my bag.
→ (少し離れた場所にあるものを指して)「あれは私のカバンです。」
2. 「This」と「That」の違い
This
話し手から見て「近い場所にあるもの」を指し示すときに使います。「これ」「こちら」と訳せることが多いです。That
話し手から見て「遠い場所にあるもの」を指し示すときに使います。「あれ」「そちら」「あちら」と訳せることが多いです。
英語では、話し手との距離感や指し示す対象が重要になるので、どちらを使うかを意識すると自然な表現ができます。
3. 疑問文:Is this / that ... ?
形の作り方
be動詞(is)の場合、疑問文は 主語 (this / that) と is の位置を入れ替えればOKです。
- 肯定文: This is + 名詞.
疑問文: Is this + 名詞?
肯定文: That is + 名詞.
疑問文: Is that + 名詞?
例文
- Is this your pen?
→ 「これはあなたのペンですか?」 - Is that a cat?
→ 「あれは猫ですか?」
疑問文を作る際のポイントは、先頭にisが来るということです。また、答えるときには次のように返せます。
- Yes, it is.(はい、そうです。)
- No, it isn't.(いいえ、ちがいます。)
4. 否定文:This / That is not ...
形の作り方
be動詞の後ろに not を入れて否定を表します。
- 肯定文: This is + 名詞.
否定文: This is not + 名詞.
肯定文: That is + 名詞.
否定文: That is not + 名詞.
省略形(短縮形)では is not が isn't になり、カジュアルな表現でよく使われます。
例文
- This is not my wallet. (This isn't my wallet.)
→ 「これは私の財布ではありません。」 - That is not your car. (That isn't your car.)
→ 「あれはあなたの車ではありません。」
5. その他のポイント
主語が複数の場合
「This(That)is...」は基本的に単数形を指します。複数形を指す場合は be動詞の are を使って「These(Those)are...」となるので、対象が1つか複数かを確認してください。- These are my books. (これらは私の本です。)
- Those are my friends. (あちらは私の友人たちです。)
- These are my books. (これらは私の本です。)
疑問文で使う疑問詞
疑問詞(What, Who, Where など)を使いたい場合は、疑問詞 + is + this/that + ...? の形になります。- What is this? (これは何ですか?)
- Who is that man? (あの男性は誰ですか?)
- What is this? (これは何ですか?)
答えるときの代名詞
質問に答えるとき、「It」は前に出てきた単数のものを受けるためによく使われます。- Q: Is this your pen?
A: Yes, it is. / No, it isn't.
- Q: Is this your pen?
まとめ
- 「This / That is ...」を使えば、簡単に「これは~です」「あれは~です」を表現できる。
- 疑問文は Is this(that) ...?、否定文は This(that) is not ... として作る。
- 「This」と「That」は、話し手との距離(近い / 遠い)によって使い分ける。
- 短縮形や答え方も合わせて覚えておくと便利。
ぜひ上記のポイントを押さえながら、「This / That is ...」の使い方をマスターしてください。学習の際に、実際に声に出して練習したり、身の回りのものを指さして英文を作ったりすると、より身につきやすくなります。
Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)
This/That is