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A2.2-B1.2

未来進行形

未来のある時点での「~しているだろう」

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説明

以下の解説は「未来進行形」(Future Progressive)の使い方を、なるべく詳しく、わかりやすくまとめたものです。参考にしてください。


未来進行形 (Future Progressive) とは?

未来進行形は、ある時点で行われているであろう行為進行中の状態を表現するための時制です。

形は以下のようになります:


will + be + 動詞のing形


例えば、


  • “I will be studying English at 9 p.m. tonight.”

    (今夜9時には英語を勉強しているでしょう)

上の例では「今夜9時」という未来のある時点で、その人が勉強という行為を進行中であることを表しています。


使い方のポイント


  1. 未来の「ある瞬間・ある期間に進行中」であることを強調したい場合


    • 例: “This time next week, I will be lying on the beach.”

      (来週の今ごろは、ビーチで横になっているでしょう)


  2. 予定されている動作が“進行中”であることを示したい場合


    • 例: “Don’t call me at 8 a.m. tomorrow. I will be taking a test.”

      (明日の朝8時に電話しないでね。テストを受けているから)


  3. 自然な流れで、これからすでに決まっている予定・計画を表す場合


    • 例: “We will be leaving for the airport at 6 a.m.”

      (私たちは朝6時に空港に向けて出発しているところだろう、つまり6時に出発する予定だ)



未来形(will)との違い


  • 未来形 (will + 動詞の原形)


    • “I will study English tomorrow.” (明日英語を勉強します)

    • 行為が「明日行われる」という意志や予定を表すだけ。


  • 未来進行形 (will + be + 動詞のing形)


    • “I will be studying English tomorrow afternoon.” (明日の午後、英語を勉強しているでしょう)

    • 明日の午後という「特定の時間」に、勉強が進行している状態を強調。


未来進行形は「その時点で行為が進行中である」というニュアンスをはっきり伝えることが特徴です。


例文


  1. “I will be working on my project at 10 p.m. tonight.”

    (今夜10時にはプロジェクトに取り組んでいるでしょう)


  2. “By the time you arrive, I will be waiting at the station.”

    (あなたが着く頃には、私は駅で待っているでしょう)


  3. “Tomorrow at this time, we will be flying over the Pacific Ocean.”

    (明日の今頃、私たちは太平洋の上空を飛んでいるでしょう)



まとめ


  • 未来進行形 (will + be + 動詞のing形) は、ある未来の時点・期間において動作が進行中であることを表す。

  • 単に「~するつもり・~するだろう」と言うよりも、「~している最中だろう」というニュアンスを伝えるのに適している。

  • 意思や予定だけでなく、行為が継続しているイメージをしっかり表したいときに活用すると効果的。

「未来進行形」を使いこなすことで、未来のイメージをより具体的かつ生き生きと伝えることができます。ぜひ練習してみてください!

Grammatical item (English)(編集にあたっての捕捉情報)

TENSE/ASPECT: FUTURE PROGRESSIVE

英語 - 日本語

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