最終更新日:2024/06/11
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fighter

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元となった辞書の項目

fighter

名詞

戦う人,戦士,闘士 / プロボクサー / (またfighter plane)戦闘機

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解説

名詞 “fighter” の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: fighter

品詞: 名詞 (countable noun)

活用形: fighter(単数)、fighters(複数)

意味(英語・日本語)


  • 英語: A person or thing that fights, especially in combat, sports, or conflicts.

  • 日本語: 「戦う人」「戦士」を指す言葉。格闘技の選手や、戦闘機(fighter jet)のように“戦うためのもの”にも使われます。「戦う人」というニュアンスが強い言葉です。

例えば、ボクシングやMMAなどの格闘技選手のことを“fighter”と言ったり、軍用機の「戦闘機」(fighter jet)を示したりします。「勇敢に立ち向かう人」という意味合いで使われることもあります。

CEFRレベル目安:B1(中級)

・B1(中級): 日常的な話題や興味のある分野であれば、ある程度複雑な英語でも理解しやすい段階です。

“fighter”は、ニュースや映画、スポーツ観戦などで頻繁に出てくる単語ですので、中級レベルで学ぶとよいでしょう。

他の品詞になる場合


  • fight(動詞): 戦う、争う

  • fight(名詞): 戦い、争い

  • fighting(形容詞・動名詞): 戦闘の、闘争の/戦っていること


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “fight”

  • 接尾辞: “-er” (「~する人・もの」を示す接尾辞)

“fight”に“-er”がつくことで「戦う人」「戦うもの」という意味を作っています。

派生語・類縁語


  • firefighter: 消防士(直訳すると「火と戦う人」)

  • freedom fighter: 自由のために戦う人(革命家や抵抗勢力を指すことが多い)

  • street fighter: 喧嘩や路上戦で戦う人、または対戦格闘ゲームタイトルとも関連

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. fighter jet(戦闘機)

  2. freedom fighter(自由のために戦う人)

  3. street fighter(喧嘩屋/路上で戦う人)

  4. prize fighter(プロの格闘家、賞金を目当てに戦うボクサーなど)

  5. MMA fighter(総合格闘技の選手)

  6. fighter pilot(戦闘機の操縦士)

  7. a real fighter(本当に強い意志を持つ人)

  8. born fighter(生まれつき戦う気質のある人)

  9. cage fighter(ケージで戦う格闘家、主にMMAで使われる)

  10. fighter stance(“ファイターの構え”=戦闘態勢)


3. 語源とニュアンス

語源

“fight”は古英語の “feohtan” に由来し、「争う、戦う」という意味を持っていました。そこに “-er” という接尾辞をつけることで、「~する人」を表し、現代の “fighter” となりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「戦士」「闘士」「戦闘機」など、文字通り「戦う」イメージが強いです。

  • 「闘う精神をもった人」という比喩的な使い方もあり、必ずしも武力・暴力を伴う場合だけではありません(「人生に立ち向かう強い人だ」という褒め言葉など)。

  • 口語・文章どちらでも使われますが、状況に応じて「勇者」「英雄」「抵抗者」などポジティブな意味合いを指すこともあれば、単に「喧嘩好き」や暴力的なニュアンスで扱われることもあるので、文脈に注意しましょう。

  • 「戦闘機」を指す場合はフォーマルにもカジュアルにも使われます。


4. 文法的な特徴と構文

文法上のポイント


  • 可算名詞です。単数形“fighter”、複数形“fighters”。

  • 主格、目的格で形が変わることはありません。(He is a fighter. / They are fighters.)

使われる一般的な構文・イディオム


  1. He is a fighter.(彼は戦う人だ/強い意志の持ち主だ)

  2. Fighter for [a cause] (何かの目的のために戦う人)


    • 例: “He was a fighter for human rights.”


  3. No fighter like him(彼のようなファイターはいない)


    • 比較表現を強調する際に使われます。


フォーマル度合いとしては、軍事や政治の文脈で「戦闘機」「闘士」などを語るときはやや硬めですが、スポーツ(格闘技)や日常会話で「彼は本当に生き残る術を持った戦士だ」というイメージで使うときはよりカジュアルです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “He’s such a fighter. He never gives up even when things get tough.”


    • 「彼は本当にファイターだよね。大変なときでも絶対に諦めない。」


  2. “My grandmother was a real fighter during her illness.”


    • 「祖母は病気の間、本当に強い闘志を見せていたんだ。」


  3. “I admire anyone who is a fighter for animal rights.”


    • 「動物の権利のために戦う人は本当に尊敬するよ。」


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Our new CEO is a fighter, constantly pushing for innovative strategies.”


    • 「新しいCEOは闘志あふれる人で、革新的な戦略を絶え間なく追求しています。」


  2. “In negotiations, you need to be a fighter but also a good listener.”


    • 「交渉においては、戦う姿勢と相手に耳を傾ける姿勢の両方が必要です。」


  3. “She proved herself to be a fighter when facing the corporate crisis.”


    • 「彼女は企業危機に直面したときに、そのファイターとしての姿勢を証明しました。」


学術的・専門的な文脈の例文(3つ)


  1. “The design of the latest fighter jet incorporates stealth technology.”


    • 「最新の戦闘機の設計にはステルス技術が組み込まれています。」


  2. “A freedom fighter often emerges in societies troubled by oppression.”


    • 「抑圧に苦しむ社会では、自由のために戦う人がしばしば現れます。」


  3. “His thesis explores the psychological traits of professional MMA fighters.”


    • 「彼の論文は、プロの総合格闘家の心理的特性を探究しています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. warrior(戦士)


    • より歴史的・伝説的な響きが強い。中世の騎士や武士のイメージ。


  2. soldier(兵士)


    • 軍隊の一員というニュアンス。公的な組織に属する人。


  3. combatant(戦闘員)


    • 軍事行動における戦闘参加者を指す、やや硬い表現。


  4. champion(チャンピオン)


    • スポーツで優勝した人に対して使われるが、闘う人の意。さらに「擁護者」という意味も。


反意語


  • pacifist(平和主義者)


    • 戦いを避け、平和解決を重視する人。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • アメリカ英語: /ˈfaɪtər/ (ファイター)

    • イギリス英語: /ˈfaɪtə/ (ファイタ)


  • 強勢(アクセント)の位置: “fi” の部分に強勢。


  • 発音上の注意: “fight” の最後の “t” と “er” のつながりで、アメリカ英語では “t” がやや弱くなる(フラップT化して “ファイダ” に近く聞こえることもあります) 。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “figher” や “fiter” と母音や子音を落とさないように注意。

  • 同音異義語との混同: 直接同音異義語はありませんが、“fighter” と “firefighter” を混同する学習者も多いです。 前者は「戦う人(戦闘機)」、後者は「消防士」です。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは、文章中で“freedom fighter”や“fighter jet”などのフレーズで出題されることがあります。文脈から意味を把握できるように、軍事・社会問題のトピックでも注意しておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: “fight” は「争う、戦う」、そこに “er” がついて「~する人」。直訳の「戦う人」で覚えやすいです。

  • 覚え方のコツ: 「戦闘ゲームのタイトル」→「ストリートファイター(Street Fighter)」をイメージすると記憶しやすいかもしれません。

  • スペリングのポイント: “fight” + “-er”。「gh」はサイレントなので、しっかり「ファイト+アー」の音で綴る感覚をつかむと混乱を防げます。


以上が、「fighter」の詳細な解説です。「戦う人」「強い意志や闘志を持つ人」というコンセプトを想像すると、使いどころやニュアンスをイメージしやすくなります。ぜひ日常会話やビジネスの場面など、幅広いシチュエーションで応用してみてください。

意味のイメージ
fighter
意味(1)

戦う人,戦士,闘士

意味(2)

プロボクサー

意味(3)

(またfighter plane)戦闘機

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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