最終更新日:2024/06/10
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explosion

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元となった辞書の項目

explosion

名詞

(火薬などの)爆発,破裂《+of+名》 / 爆発音 / 《an~》(怒り・笑いなどの)爆発《+of+名》 / 急激な増加

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爆発はとても大きかったので、建物全体が揺れました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: explosion

品詞: 名詞 (countable [可算名詞])

意味 (English): A sudden and violent release of energy, often with a loud noise and shock waves.

意味 (日本語): 急激に大きなエネルギーが放出されて発生する、爆発現象。また、大きな音や衝撃を伴うことが多いです。日常的には「爆発」や「急激な増加」として使われます。物質が爆発するときだけでなく、物事や感情が急激に増えたり広まったりする場合にも比喩的に使われます。

「explosion」は、火薬やガス爆発などの物理的な面での“爆発”を指すだけでなく、感情や状況が急激に増大したり噴出したりするときにも使われる単語です。たとえば「怒りの爆発 (an explosion of anger)」「情報の爆発 (an explosion of information)」など、抽象的な場面でも用いられます。

活用形:


  • 複数形: explosions

他の品詞になったときの例:


  • 動詞形: explode (爆発する / 爆破する)

  • 形容詞形: explosive (爆発的な / 爆発しやすい)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

・ある程度複雑な文脈で出てくる語彙で、身近なニュース記事やリスニングなどでもよく耳にする単語。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • ex- (接頭辞): 「外へ」という意味を持つラテン語由来の接頭辞。

  • plos- (語幹): ラテン語の plaudere(拍手をする、打つ)から派生。

  • -ion (接尾辞): 行為や状態を示す名詞を作る。

関連語・派生語:


  • explode (動詞)

  • implosion (名詞) - 内破、内側に向かって爆発すること

  • explosive (形容詞・名詞) - 爆発性のある(形容詞)、爆発物(名詞)

よく使われるコロケーション(共起表現)10選:


  1. a massive explosion(大規模な爆発)

  2. a sudden explosion(突然の爆発)

  3. a nuclear explosion(核爆発)

  4. cause an explosion(爆発を引き起こす)

  5. an explosion of anger(怒りの爆発)

  6. a gas explosion(ガス爆発)

  7. an explosion of laughter(笑いの噴出)

  8. risk of explosion(爆発の危険)

  9. trigger an explosion(爆発を誘発する)

  10. an explosion of demand(需要の急増)


3. 語源とニュアンス

語源:

「explosion」はラテン語で “拍手をして追い払う” というニュアンスを持つ explosionem(ex-「外へ」+ plaudere「手でたたく」)に由来し、元々は劇場で俳優に対して「野次る」意味としても使われていたとされています。その後、物理的な「爆発」を表す意味で定着していきました。

ニュアンス・使用上の注意:


  • 物理的な爆発を指すときは、危険や被害を示唆するため、深刻な印象を伴います。

  • 抽象的に使う場合は、人の感情や状況が急激に高まったり盛り上がったりするイメージです。

  • 口語・文章ともに使われますが、場面によっては深刻度が異なるため、文脈に合わせて使い分けが必要です。カジュアルな会話で「an explosion of color」と表現する際は「色が burst(弾ける)ように鮮やかになる」というポジティブな比喩的表現です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「an explosion」や「explosions」と複数形にして使う。

  • よく使われる構文例:


    • [There was] + [an explosion] + [場所/時].

    • 例: There was an explosion at the chemical plant yesterday.

    • [Cause of the explosion] is still unknown.

    • 例: The cause of the explosion is still unknown.

    • [An explosion of + 抽象名詞].

    • 例: an explosion of ideas, an explosion of information


フォーマル/カジュアル:


  • 公的なレポートやニュース記事(フォーマル): “There was a massive explosion at the facility.”

  • 日常会話や比喩表現(カジュアル): “There was an explosion of laughter when he told that joke.”


5. 実例と例文

日常会話での例文(3文)


  1. “I heard a loud explosion in the neighborhood last night. Did you hear it too?”

    (昨夜、近所で大きな爆発音が聞こえたんだけど、あなたも聞いた?)


  2. “There was an explosion of excitement when the band started playing.”

    (バンドが演奏を始めたとき、ワッと盛り上がって大興奮になったよ。)


  3. “After I added too much baking soda, there was a small explosion in the kitchen!”

    (ベーキングソーダを入れすぎたら、キッチンでちょっとした爆発が起きちゃった!)


ビジネスシーンでの例文(3文)


  1. “The sudden explosion in consumer demand led to supply shortages.”

    (消費者需要が急激に増加した結果、供給不足が起こりました。)


  2. “We need to investigate the cause of the explosion at the factory immediately.”

    (工場で発生した爆発の原因を、すぐに調査する必要があります。)


  3. “Thanks to social media, this new product saw an explosion in worldwide recognition.”

    (SNSのおかげで、この新製品は世界的な認知度が急激に高まりました。)


学術的・専門的な文脈での例文(3文)


  1. “The researchers analyzed the chemical reactions leading up to the explosion.”

    (研究者たちは、その爆発を引き起こす化学反応を分析しました。)


  2. “This study focuses on the psychological effects of an emotional explosion during stress.”

    (本研究では、ストレス時に起こる感情爆発の心理的影響に焦点を当てています。)


  3. “Our data suggest that population explosion in urban centers can lead to serious social issues.”

    (我々のデータは、都市部での人口爆発が深刻な社会問題を引き起こしうることを示唆しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms):


  1. blast(爆発、突発的な大きな音)

  2. detonation(爆発、特に火薬の爆発)

  3. outburst(感情などの爆発)

  4. eruption(噴火、ほか感情の噴出などにも)


  • “blast” は大音響を伴う爆発を指すことが多く、少し砕けた口語的イメージもあります。

  • “detonation” は化学反応により起こる爆発行為や瞬間に強くフォーカスするフォーマルな語です。

  • “outburst” は主に感情の噴出を指し、物理的爆発には使いません。

  • “eruption” は火山の噴火の他、感情が噴き出すイメージにも使われます。

反意語 (Antonym):


  • implosion(内破): 外に向かう爆発ではなく、内側に向かって崩壊・破裂すること。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号):


    • アメリカ英語: /ɪkˈsploʊʒən/

    • イギリス英語: /ɪkˈspləʊʒən/


アクセント(強勢)の位置:


  • “ex-PLO-sion” の第二音節 “plo” に強勢があります。

アメリカ英語とイギリス英語の違い:


  • アメリカ英語: /-sploʊ-/ (「スプロゥ」)

  • イギリス英語: /-spləʊ-/ (「スプロウ」)

  • 母音の発音がわずかに異なりますが、いずれも “-splo-” のように発音されます。

よくある発音ミス:


  • /ɛk/ や /eks/ といった濁った音になってしまう人がいるので、 /ɪk/ と /eks/ の区別を意識すること。

  • “splosion” が “splotion” のようにならないよう注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “explotion” と書いてしまう誤りに注意。正しくは “explosion”。

  • 同音異義語との混同: とくに同音はありませんが、似た綴りの “implosion” と意味を逆にしてしまう間違いがあるので注意。

  • 試験対策 (TOEIC・英検など):


    • ニュースや事故報告などでよく登場し、選択肢に出る可能性が高い。

    • 比喩的用法(需要の爆発など)を読み取れるようにしておくと読解セクションやリスニングセクションで有利です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • ex- + plos- + -ion = (外へ + 打つ + 名詞化) → 「バンッと外に叩き出すイメージ」で「爆発」を連想しやすい。

  • 「ex-PLO-sion」の “PLO” を強調して、短い擬音「プロッ!」を頭に思い浮かべると、爆発的に広がる感じがイメージしやすいでしょう。

  • “explode” や “explosive” と家族のような単語なので、セットで覚えると整理がしやすいです。

爆発のイメージとともに語源を頭に入れると、抽象的な使い方(感情、需要など)にも展開できるようになるでしょう。

意味のイメージ
explosion
意味(1)

爆発音

意味(2)

《an~》(怒り・笑いなどの)爆発《+of+

意味(3)

急激な増加

意味(4)

(火薬などの)爆発,破裂《+of+

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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