最終更新日:2025/02/25
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accountable

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元となった辞書の項目

accountable

形容詞

説明のつく, 説明できる / (説明する)責任がある

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チームリーダーとして、あなたはチームのパフォーマンスに対して説明責任があります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: accountable

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語):

• Having a responsibility to explain or justify actions; answerable for one's conduct.

意味(日本語):

• 「責任を負う」「説明責任がある」という意味の形容詞です。

「行ったことや結果について、きちんと責任を持って説明できる状態を表す」ニュアンスです。職場や組織内での責任、また個人が自分の行動に対して責任を負う場合などに使われます。

活用形

形容詞なので、動詞のように時制による活用はしませんが、副詞形に「accountably(責任を持って)」の形が派生する場合があります。名詞形は「accountability(責任、説明責任)」になります。

他の品詞での例


  • 名詞: accountability

  • 副詞: accountably

    (形容詞「accountable」から派生した形です)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): ビジネスや組織などでの責任を表す言葉としてよく使われるため、中上級レベルで登場する単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • account + -able


    • 経済や記録などを意味する account という語幹(ここでは「説明する・何かを報告する」というニュアンスも含む)に、形容詞化の接尾辞 “-able”(「〜できる」「〜する責任がある」)が付いた形です。


派生語や類縁語


  • account (名詞/動詞):「勘定」「口座」「説明する」など

  • accountability (名詞):「説明責任」

  • accountably (副詞):「責任を持って」

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. be held accountable for …

    (…に対して責任を問われる)

  2. hold someone accountable

    (誰かに責任を取らせる / 責任を課す)

  3. accountable to the public

    (世間に対して説明責任がある)

  4. personally accountable

    (個人として責任がある)

  5. morally accountable

    (道徳的な責任がある)

  6. be fully accountable

    (全面的な責任を負う)

  7. remain accountable to …

    (…に対して責任を果たし続ける)

  8. politically accountable

    (政治的責任を負う)

  9. legally accountable

    (法的に責任がある)

  10. held jointly accountable

    (共同で責任を負う)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「account」はラテン語の “computare” に由来し、「数える」「計算する」という意味から派生して「説明する」「報告する」の意味を持つようになりました。

  • 「-able」は「可能な・責任を負うべき」などを表す形容詞化の接尾辞です。

ニュアンスと使用上の注意点


  • 「accountable」はビジネスや組織などフォーマルな文脈で、「説明責任がある」「責任を負う」といったニュアンスで使われることが多いです。

  • 個人レベルでの説明責任や、道徳的責任を表す場合にも使えます。

  • 公的な場面、職場、公式文書など、わりとフォーマルや半フォーマルなシーンで見聞きされることが多い単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞「accountable」は、主語を補語として説明する使い方が一般的です。

    例: “They are accountable for the project’s success.”

  • 「責任を負う相手」を表すときは “to” を使い、「どんな責任か / 何に対してか」は “for” で表現します。

    例: “They are accountable to the board of directors for their decisions.”

フォーマル / カジュアルの使い分け


  • 「accountable」は比較的フォーマル寄りの言葉ですが、日常会話でも使われることがあります。しかし「responsible」の方が広く日常的に見かけます。


5. 実例と例文

① 日常会話での例文(カジュアル〜ややフォーマル)


  1. “I’m accountable for cleaning up after the party.”

    (パーティの後片付けは私の責任なんだ。)

  2. “He promised to be accountable if anything goes wrong.”

    (何か問題があったら、彼が責任を負うと約束してくれたんだ。)

  3. “You should be accountable to your roommates for any damages.”

    (何か壊したらルームメイトにきちんと責任をとらないといけないよ。)

② ビジネスシーンでの例文


  1. “The team leader is accountable for meeting the monthly sales targets.”

    (チームリーダーは月間販売目標を達成する責任があります。)

  2. “Management must be accountable to shareholders for their decisions.”

    (経営陣は意思決定に対して株主に責任を負わなければなりません。)

  3. “We are all accountable for delivering this project on time.”

    (私たちはこのプロジェクトを予定どおりに進めることに対して、全員が責任を負っています。)

③ 学術的・公的な文脈での例文


  1. “Public officials must remain accountable to the citizens they serve.”

    (公務員は仕えている市民に対して説明責任を果たさなければなりません。)

  2. “Researchers are accountable for the integrity of their data and findings.”

    (研究者は自分のデータと研究結果の完全性について責任を負います。)

  3. “Judges are accountable for upholding the law impartially.”

    (裁判官は法律を公平に執行することに対して責任を負います。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. responsible(責任がある)


    • 「responsible」は「個人の行動が正しいかどうかを判断する責任がある」といった意味で「accountable」とより幅広く使われることが多いです。


  2. answerable(説明義務がある)


    • 「answerable」は「説明責任を果たす必要がある」の意味合いが強いですが、「accountable」ほどフォーマルではありません。


  3. liable(法律上の責任がある)


    • 「liable」は特に法的責任に焦点があるニュアンスです。


反意語 (Antonyms)


  • unaccountable(責任を負わない、説明不要の)

  • irresponsible(無責任な)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /əˈkaʊn.tə.bəl/

  • 最初の “a” はシュワー(ə)の音、強勢は “-count-” の部分に来ます: a-count-a-ble

  • アメリカ英語イギリス英語での違いは大きくありませんが、アメリカ英語では「テ」の部分(t)が軽く発音される傾向があります。

  • よくある間違いとして、強勢の位置を間違えて「a-ccoun-TA-ble」と言ってしまう方がいますが、正しくは「a-COUNT-a-ble」です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミスに注意: “accountable”を“acountable”や“accountible”と間違えやすい。

  • 「responsible」と混同しやすいですが、「accountable」は「説明責任がある」というニュアンスがより強いです。

  • 試験対策(TOEICなど)でも「be accountable for〜」という形や名詞形「accountability」は文脈問題で出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「account(説明) + able(できる)」から「説明責任がある人(できる人)」とイメージすると覚えやすいです。

  • 「アカウンタブル(a-count-able)」と分割して、「自分の行動を数え上げてでも説明できる」イメージを持つと印象に残るかもしれません。

  • 勉強テクニックとしては、「be accountable for 〜」というフレーズを頻繁に声に出して練習し、耳に馴染ませるのがおすすめです。


以上が形容詞「accountable」の詳細解説です。ビジネスシーンや組織での責任問題など、使う機会は多いので、しっかり覚えておきましょう。

意味のイメージ
accountable
意味(1)

(物事が)説明のつく

意味(2)

《補語にのみ用いて》(…について)説明できる,責任を持てる《+for+

ビジネス英単語(BSL) / 発音問題

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