最終更新日:2025/11/26
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連続した,継続的な

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元となった辞書の項目

successive

形容詞

連続した,継続的な

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彼は試合で連続したゴールを決めた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: successive

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): “happening one after another in a series.”

意味(日本語): 「連続して起こる」「次々と続く」

「successive」は、「何かが連鎖的に続いている」というニュアンスを持つ形容詞です。

例えば、「successive years」であれば「連続した年々」、

「successive steps」であれば「段階的に連なるステップ」のように使われます。

活用形


  • 形容詞: successive

  • 副詞形: successively (連続して)

  • 名詞形: succession (連続、継承)

他の品詞


  • 「successive」は形容詞ですが、名詞「success」(成功)などとは、スペルや語源の一部を共有しています。


    • success (名詞) 「成功」

    • succeed (動詞) 「成功する、後を継ぐ」


CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): 「successive」は日常会話だけでなく、ビジネスや学術の文章中でもよく登場します。大学入試や英検準1級、TOEIC上級レベルなどで出会う可能性があります。


2. 語構成と詳細な意味

「successive」は「success + -ive」から成ると考えられ、


  • success: 成功、または「継承」や「あとに続く」というラテン語由来の意味も含む

  • -ive: その性質がある形容詞を作る接尾辞

派生語や類縁語


  • succeed (動詞): 成功する / 後を継ぐ、引き継ぐ

  • succession (名詞): 連続、継承

  • successively (副詞): 連続して

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. successive days → 連続する日々

  2. successive weeks → 連続する週

  3. successive months → 連続する月

  4. successive generations → 連続する世代

  5. successive victories → 連勝

  6. successive governments → 歴代政権

  7. successive steps → 連続的ステップ / 段階

  8. in successive order → 連続した順番で

  9. successive attempts → 連続する試み / 複数回の試み

  10. successive performances → 連続公演


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語 “succedere”(後に続く)に由来する「success」から発展し、「-ive」の接尾語をつけて形容詞化したものです。

歴史的には「継承」「後を継ぐ」といった意味から派生し、現代では「連続した出来事や状態」を幅広く表します。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「成功」と密接した「success」という単語とスペリングが似ていますが、意味は「連続する」という文脈で使われます。誤解を避けるため、前後の文脈に注意しましょう。

  • フォーマルからカジュアルまで幅広く利用できますが、ビジネスや学術的文書では特に登場頻度が高い単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他の形容詞との位置関係: 「successive」は形容詞なので、修飾する名詞の前に置くのが一般的です。例: “successive days,” “successive governments.”

  • イディオム的表現: “in successive order,” “for successive years.”

  • 使用シーン: フォーマル・カジュアルいずれでも使用可。ただし、「(時間や出来事が)次々と続く」という明確な説明をしたい時に好まれる。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I worked out for three successive days and I’m really tired.”

    (3日連続で運動したから、すごく疲れているよ。)

  2. “We had three successive rainy days last week.”

    (先週は3日連続で雨だったよ。)

  3. “He missed class on two successive mornings.”

    (彼は2日続けて朝の授業を休んだ。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Our sales increased for five successive months.”

    (当社の売上は5か月連続で伸びています。)

  2. “We achieved successive goals in the last quarter.”

    (前四半期に、私たちは連続して目標を達成しました。)

  3. “The new manager handled two successive crises effectively.”

    (新しいマネージャーは2つ連続して起こった危機を効果的に対処しました。)

学術的な文脈での例文


  1. “The study examined the effects of successive stimuli on behavioral responses.”

    (その研究は、連続する刺激が行動反応に及ぼす影響を調べた。)

  2. “Successive approximations were used to refine the experimental model.”

    (実験モデルを洗練するために、段階的近似法が用いられた。)

  3. “The hypothesis was tested over three successive trials.”

    (その仮説は3回連続の試行で検証された。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  • consecutive (連続した)

    “Three consecutive days” と書いても同様に「3日連続」を意味します。違いはほぼなく、文体の好みによります。

  • sequential (順を追った、連続的な)

    「順序だてて連なる」というニュアンスがやや強い。

反意語(antonyms)


  • sporadic (散発的な)

  • intermittent (断続的な)

  • discontinuous (連続していない)

いずれも、物事が連続せず断片的または時々途切れることを表します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号: /səkˈsɛsɪv/

  • アクセント: 「-cess-」の部分に主アクセントが置かれます (suc-CESS-ive)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: どちらも同様の発音で、若干の母音の響きの違いがある程度です。

  • よくある間違い: 「success」と区別せずに/səkˈsɛs/までの発音だけで止めてしまうことに注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「successive」の“cc”や“ss”の重なりを間違いやすいので注意してください。

  • 同音異義語との混同: “succeed,” “success,” “successive,” “excessive” など、見た目や音が似た単語と混同しやすいので気をつけましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などの資格試験では「連続した、連続的な」という意味を問う文脈で出題されることがあります。“consecutive”との混同に注意してください。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「success」(成功)とスペルが重なるので混乱しやすいですが、「連続する (連続成功?)」と想起してみると覚えやすいかもしれません。

  • 「suc-CESS-ive」は「続く(suc)セス(cess)…」と区切って、頭の中で「続々セス!」のようなリズムでイメージしてみると記憶しやすいです。

  • 英文で「in successive X」と見たら「Xが連続している」と思い出しましょう。

以上が形容詞「successive」の詳細解説です。連続性を指す重要な形容詞なので、文章や会話での使いどころをぜひ押さえてみてください。

意味のイメージ
successive
意味(1)

連続する

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 単語カード問題

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