最終更新日:2025/11/01
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《修飾語を伴って》実行する人,遂行する人 / 演奏者,上演者;(特に)芸人

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元となった辞書の項目

performer

名詞

《修飾語を伴って》実行する人,遂行する人 / 演奏者,上演者;(特に)芸人

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パフォーマーは信じられない才能で観客を魅了しました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: performer

品詞: 名詞 (可算名詞)

活用形: 通常は可算名詞として扱い、複数形は「performers」になります。

英語の意味:


  • someone who entertains people by acting, singing, dancing, or playing music, etc.

日本語の意味:


  • 舞台や演奏の場で人々を楽しませる人、役者・歌手・ダンサー・演奏者などを指します。

    こうした舞台や人前での“パフォーマンス”を行う人に対して使われる単語です。

レベルの目安 (CEFR): B2(中上級)


  • 知っていると便利ですが、少し専門的な場面で登場する可能性が高い単語です。

他の品詞になった場合


  • 動詞形:perform(パフォーマンスをする、行う)


    • 例: “I will perform on stage tomorrow.”


  • 名詞形:performance(パフォーマンス、演技・演奏)


    • 例: “Her performance was outstanding.”



2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: perform

  • 接尾語: -er (「~する人、~するもの」を示す接尾語)

関連語や派生語


  • perform (動詞)

  • performance (名詞)

  • performing (形容詞的用法: “performing artist”など)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. talented performer(才能ある演者)

  2. street performer(ストリートパフォーマー)

  3. live performer(ライブで演じる人)

  4. principal performer(主要な演者)

  5. professional performer(プロの演者)

  6. skilled performer(熟練の演者)

  7. circus performer(サーカスの演者)

  8. solo performer(ソロの演者)

  9. lead performer(主役・リードをとる演者)

  10. guest performer(ゲスト出演者)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「perform」は古フランス語の “parfournir”(完結する、仕上げる)に由来し、それが中英語を通じて “perform” になりました。

  • 歴史的変遷: 元々は「物事を成し遂げる」という意味から「公演を行う」というニュアンスに広がり、それを行う人を表すのが “performer” です。

  • ニュアンス・使用上の注意:


    • 演劇、音楽、ダンスなど舞台系の芸術で活躍する人についても使われるし、ストリートパフォーマーなどのカジュアルな場面でも使われます。

    • 基本的にはフォーマル/カジュアルを問わず幅広く使用される単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 演者ひとりひとりを数えることができます (one performer, two performers, ...)。

  • 使用シーン: カジュアルからフォーマルまで広く使われます。

  • 構文例:


    • “[名詞] + is a great performer.”

    • 例: “She is a great performer.”


  • イディオム的表現: performer そのものを使った決まったイディオムは少ないですが、


    • “a born performer” (生まれながらの演者)

    • “to be the star performer” (主役として輝く演者になる)

      などのフレーズがあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “My cousin is a street performer. He juggles in the park every weekend.”


    • (いとこはストリートパフォーマーで、毎週末公園でジャグリングをします。)


  2. “I love watching that singer; she’s such a talented performer.”


    • (あの歌手を見るのが大好き。とても才能のあるパフォーマーなんだ。)


  3. “Wow, that magician was an incredible performer!”


    • (わあ、あのマジシャンはすごいパフォーマーだったね!)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We hired a professional performer to entertain our guests at the company gala.”


    • (会社の祝賀会でゲストを盛り上げるために、プロのパフォーマーを雇いました。)


  2. “The event planner suggested a few skilled performers for the product launch ceremony.”


    • (イベントプランナーは製品発売記念式典のために、いくつかの腕利きのパフォーマーを提案してくれました。)


  3. “A famous performer will make a brief appearance during the awards ceremony.”


    • (有名な演者が授賞式の間に少し顔を出す予定です。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “In his paper, the researcher analyzed how a performer’s body language influences audience perception.”


    • (研究者は論文の中で、パフォーマーのボディランゲージが観客の認識にどのような影響を与えるかを分析した。)


  2. “The study focused on the psychological factors that affect a performer’s confidence on stage.”


    • (この研究は、舞台に立つパフォーマーの自信に影響する心理学的要因に焦点を当てている。)


  3. “Historical documents reveal the status of performers in medieval society.”


    • (歴史的文献から、中世社会における演者の身分が明らかになる。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. artist(アーティスト)


    • 主に芸術活動全般を行う人。パフォーマンスに限らず美術や作曲などにも使われる。


  2. entertainer(エンターテイナー)


    • 人を楽しませるエンタメ系の職業全般を指す。より幅広い分野を含む。


  3. musician(ミュージシャン)


    • 音楽を演奏することに特化した人。


  4. actor/actress(俳優/女優)


    • 演劇や映画など、演技を専門とする人。


反意語


  • audience(観客)


    • 演じる側 (performer) と見る側 (audience) の関係。


ニュアンスの違い:


  • performer は「舞台や人前で何かを行う人」にフォーカス。

  • entertainer は「娯楽で観客を喜ばせる人」で、やや幅広い表現。

  • artist は芸術家としての創作の側面が強調される。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(アメリカ英語): /pɚˈfɔːr.mɚ/

  • IPA(イギリス英語): /pəˈfɔː.mə/

アクセント位置: per-FORM-er のように、第2音節「form」に強勢がきます。

主な違い:


  • アメリカ英語では “r” サウンドがはっきり (アール音を強く) 発音される。

  • イギリス英語では “r” の発音が弱く、母音が少し変化する。

よくある発音ミス:


  • 「퍼フォーマー」と /r/ をしっかり発音できず、曖昧になる場合がある。アクセントをしっかり第2音節に置くように注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “perfomer” と「r」が抜ける間違いが多いので注意。

  • 同音異義語: 特になし。ただし “former” (以前の) とはスペルも発音も似ている部分があるので混同しないように。

  • 試験対策: TOEICや英検では「演者」「上演者」の意味を問われる場合や、動詞 “perform” との関連を問われることもよくあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「perform (行う) + er (する人)=performer」で「舞台で‘行う’人」と覚えやすい。

  • 「パフォーマー」は日本語でもよく使われている外来語なので、カタカナで身近にイメージできる。

  • 勉強テクニックとして「performance」「perform」「performer」をセットで覚えると一貫して理解が深まります。

以上が “performer” の詳しい解説です。ぜひ「演じる人」というイメージを頭に浮かべながら、関連語もまとめて覚えてみてください。

意味のイメージ
performer
意味(1)

《修飾語を伴って》実行する人,遂行する人

意味(2)

演奏者,上演者;(特に)芸人

ビジネス英単語(BSL) / 和訳 / 単語カード問題

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