最終更新日:2025/11/28

に着手する / 請け負う, を引き受ける, 始める / ...であることを保証する《that...》

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元となった辞書の項目

undertake

動詞

に着手する / 請け負う, を引き受ける, 始める / ...であることを保証する《that...》

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来週、私はそのプロジェクトに着手します。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: undertake

品詞: 動詞 (他動詞)

「undertake」は英語で「(仕事や責任などを) 引き受ける、着手する」という意味を持ちます。たとえば、「新しいプロジェクトを自分がやります」と言うような状況で使う単語です。日本語では「引き受ける」「着手する」というニュアンスが強く、フォーマルな響きがあります。

活用形


  • 原形: undertake

  • 過去形: undertook

  • 過去分詞形: undertaken

  • 現在分詞形: undertaking

他の品詞形


  • 名詞: undertaking (「事業」「引き受けた仕事」という意味)

    例) The new hospital construction is a massive undertaking.

  • 名詞: undertaker (本来は「葬儀屋」という意味※ ただし派生語としては「引き受ける人」という原義もあり)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2: 日常英会話を問題なくこなせるレベルで、多少専門的・抽象的な話題も理解・表現できる段階。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • under + take

    ここで「under」は「下に」という意味の接頭語ですが、単語全体としては「(責任を) 下に支えるように引き受ける・着手する」というイメージがあります。古くは「保証する」「誓約する」というニュアンスも含まれていました。

関連語・派生語


  • undertaking (名詞): 事業、仕事、引き受けた仕事

  • undertaker (名詞): 葬儀屋(本来は「仕事を引き受ける人」の意味)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. undertake a project

    (プロジェクトを引き受ける)

  2. undertake a mission

    (任務を引き受ける)

  3. undertake a survey

    (調査を引き受ける/実施する)

  4. undertake a task

    (仕事を引き受ける)

  5. undertake research

    (研究に着手する)

  6. undertake a challenge

    (挑戦を引き受ける)

  7. undertake a journey

    (旅に乗り出す)

  8. undertake to do something

    (~することを引き受ける/約束する)

  9. undertake an analysis

    (分析に着手する)

  10. undertake responsibility

    (責任を負う/引き受ける)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 中英語からの由来で、古フランス語やラテン語を通さず直接ゲルマン語由来の undertake から成っています。古くは「引き受ける」という意味のほか、「保証する」「着手する」といった意味合いで用いられてきました。

ニュアンス・使用上の注意


  • フォーマル度: ややフォーマルなニュアンスがあります。「take on」と比べると、文章中やビジネスの場面で使われる頻度が高いです。

  • 口語よりは文書やスピーチなど、比較的かしこまったシチュエーションで好まれることが多いです。

  • 「undertake to do something」とすると「~することを約束する」「請け負う」というニュアンスが強調されます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞として使われる


    • 例) They undertook the task. (彼らはその仕事を引き受けた)


  2. 「undertake + 名詞 / 名詞句」あるいは「undertake + to V」の形が代表的です。


    • 例) I undertake to complete the project by Friday. (金曜までにプロジェクトを完了すると約束します)


  3. フォーマルや書き言葉でよく使われる


    • カジュアルな口語では「take on」や「start」「begin」などに置き換えられることがあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文 (3つ)


  1. “I’m about to undertake a new hobby: painting.”

    (新しく絵を描く趣味を始めようと思っているんだ。)

  2. “She decided to undertake the responsibility of organizing the party.”

    (彼女はパーティーを企画する責任を引き受けることにしたよ。)

  3. “I’ll undertake the cooking for tonight, so you can relax.”

    (今夜は私が料理をするから、あなたはゆっくりしていて。)

ビジネスでの例文 (3つ)


  1. “Our company will undertake this large-scale construction project.”

    (我が社がこの大規模建築プロジェクトを引き受けます。)

  2. “We must undertake a thorough market research before launching the product.”

    (製品を発売する前に、徹底的な市場調査を行う必要があります。)

  3. “I undertake to deliver the report by the end of this week.”

    (今週末までにレポートを提出することを約束します。)

学術的な文脈での例文 (3つ)


  1. “The scientists undertook an extensive study on climate change.”

    (科学者たちは気候変動に関する大規模な研究に着手した。)

  2. “He undertook extensive fieldwork to gather ancient artifacts.”

    (彼は古代の人工物を収集するため、大規模なフィールドワークを引き受けた。)

  3. “The university will undertake a comprehensive review of its curriculum.”

    (大学はカリキュラムの包括的な見直しを実施する予定だ。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. take on (引き受ける)


    • 「undertake」よりも口語的。カジュアルなコンテクストでよく使う。

      例) “I’ll take on the project.” (そのプロジェクトを引き受けるよ)


  2. assume (責任などを負う)


    • 「~という立場・責任を負う」「仮定する」という意味もあり、ややフォーマル。

      例) “He assumed the role of team leader.” (彼はチームリーダーの役割を引き受けた)


  3. embark on (着手する、(船などに)乗り出す)


    • 大きな事業や冒険を始める印象。

      例) “They embarked on a journey to discover new lands.” (彼らは新たな土地を発見するために旅に出た)


反意語


  • abdicate (退位する、責任を放棄する)


    • 「引き受ける」の反対として、責任や地位を放棄するニュアンスがあります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˌʌn.dəˈteɪk/ (イギリス英語), /ˌʌn.dɚˈteɪk/ (アメリカ英語)

  • アクセント位置: 「un*der*take」と「der」の部分にやや強勢がありますが、明確には “un-der-TAKE” と最後の音節が強く発音されやすいです。

  • アメリカ英語では「dər」「der」のような音になり、イギリス英語では「də」「da」に近い音になることが多いです。

  • よくある間違いとして、語頭の “un” を強く発音しすぎる場合がありますが、どちらかといえば「un-dər-TAKE」のリズムを意識します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. undergo との混同


    • “undergo” は「経験する」という意味(一種の受け身的なニュアンス)で、 “undertake” は「自分から進んで引き受ける」というアクティブなニュアンス。


  2. スペルミス: 「undertake」の “e” を抜かして「undertak」になってしまうなど。

  3. TOEICや英検での出題: ビジネス文書中で「~を引き受ける」という文脈で出しやすい単語。類義語との置き換え問題もよく見られます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “under + take” = 「下支えして(“under”)、しっかりと“take”する」→ 「責任を持って引き受ける」というイメージで覚えると良いです。

  • 似たスペリングの “undergo” と “undertake” をセットで覚え、「go」「take」の違いを強調すると区別しやすいです。

  • 動画や英字新聞などで「undertake a project」などのフレーズを頻繁に目にするので、実際の文脈で見かけたらメモすると定着しやすいでしょう。


以上が動詞「undertake」の詳細解説です。フォーマルな文脈や、責任をもって仕事を「引き受ける」「着手する」ときにぴったりの単語です。興味のある方は、例文やコロケーションを活用して、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
undertake
意味(1)

〈仕事など〉‘に'着手する

意味(2)

〈仕事など〉‘を'引き受ける

意味(3)

《undertake+that 節》…であることを保証(断言)する

基礎英単語(NGSL) / 英訳 / 記述問題

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