最終更新日:2025/11/18

ユアン,元(中華人民共和国の貨幣単位)

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元となった辞書の項目

yuan

ユアン,元(中華人民共和国の貨幣単位)

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解説

「yuan」の詳細解説

1. 基本情報と概要

単語: yuan

品詞: 名詞(通貨単位などを指すとき)

意味(英語):

• The basic unit of currency in China.

• Sometimes used to refer to the Chinese currency (CNY or RMB).

意味(日本語):

• 中国の通貨単位、人民元のことを指す単語です。

• 「中国の通貨として使われるお金の単位です」というニュアンスがあります。

活用形:

名詞のため、基本的に直接は活用しません。複数形を作る場合は「yuans」とすることもありますが、通貨として扱うときは「yuan」のまま使われることが多いです。

他の品詞への変化例はほぼありませんが、同じスペルで別の意味を持つ動詞や形容詞は一般的に存在しません。

CEFRレベル目安:


  • B1(中級)

    通貨の名称としてはニュースやビジネス文脈などで出てくるため、初級レベル以上で学習する機会があります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 「yuan」は、中国語の「元(Yuán, ピンイン: yuán)」に由来しています。


    • 接頭語・接尾語は特にありません。

    • 語幹: 「yuan」


  • 関連する単語・表記


    • 「RMB (Renminbi)」: 人民幣(人民の通貨)という正式名称

    • 「CNY」: Chinese Yuan(ISO通貨コード)


よく使われるコロケーション(共起表現)・関連フレーズ10選


  1. Chinese yuan (中国元)

  2. yuan exchange rate (元の為替レート)

  3. yuan currency (元通貨)

  4. digital yuan (デジタル人民元)

  5. yuan deposit (元建ての預金)

  6. strengthen the yuan (元を強くする/元高になる)

  7. weaken the yuan (元を弱くする/元安になる)

  8. peg to the yuan (元に連動させる)

  9. yuan-denominated bond (元建ての債券)

  10. convert yuan to dollars (元をドルに換える)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「yuan」は中国語で「元」を表し、古代より「丸いもの」「円形のもの」を指す語から発展して、貨幣の名称として使われるようになりました。英語では中国の通貨単位を示すために借用されました。


  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • ビジネスや金融の文脈でよく使われるフォーマルな語です。

    • 日常会話で中国通貨を言及するときは「Chinese yuan」を省略して「yuan」とだけ呼ぶことも多いです。

    • 「元」と混用されることもありますが、日本語で「元」というと「げん」と読んでしまうことがあり、英語で話すときは正しく「yuan」と呼ぶ必要があります。


  • 使用シーン:


    • 口語でも使う場面はありますが、ニュースや経済関連、観光(両替など)といった実務的・フォーマル寄りの場面で多く登場する単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞:


    • 数え方: 一般に通貨は不可算名詞的に使われますが、「two yuan」のように金額を具体化するときは可算的に扱われることもあります。

    • 文法ポイント:

    • 「The yuan is rising in value.」(値段が上がっている)

    • 「Yuan」や「RMB」といった表記の使い分けに注意しましょう。


  • 一般的な構文・イディオム:


    • 「pay in yuan(元で支払う)」

    • 「yuan convertibility(元の交換可能性)」など、金融特有の単語と組み合わせて使われることが多いです。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Do you have any yuan left from your trip to China?”

    (中国旅行から戻って、元はまだ残ってる?)


  2. “How much is 100 yuan in US dollars?”

    (100元はアメリカドルでいくらになりますか?)


  3. “I paid 50 yuan for this souvenir.”

    (このおみやげに50元払いました。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “The company converts its profits from dollars to yuan every quarter.”

    (その会社は四半期ごとに利益をドルから元に換えています。)


  2. “We should consider the yuan’s exchange rate risk before investing.”

    (投資をする前に、元の為替レートリスクを考慮すべきです。)


  3. “Our branch in Beijing handles transactions primarily in yuan.”

    (北京の支社は取引を主に元で行っています。)


学術的な文脈・ニュースでの例文


  1. “Economists are analyzing the impact of the yuan’s appreciation on global markets.”

    (経済学者たちは、元の増価が世界市場に与える影響を分析しています。)


  2. “The People’s Bank of China announced new regulations for digital yuan usage.”

    (中国人民銀行はデジタル人民元の使用に関する新たな規制を発表しました。)


  3. “Studies show a correlation between yuan valuation and regional trade patterns.”

    (ある研究では、元の価値と地域の貿易パターンとの相関が示されています。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. “Renminbi” (人民幣) – 中国の通貨全体を意味し、yuanはその単位。英語では同じ文脈で使われることが多い。

    2. “CNY” – “Chinese Yuan”のISOコード。

    3. “Chinese currency” – より一般的に「中国の通貨」と言う場合。


  • 反意語:

    通貨に関して反意語はあまりありませんが、他国の通貨と区別する文脈で「USD (米ドル)」「JPY (日本円)」「EUR (ユーロ)」などと対比的に使われることはあります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • アメリカ英語: /juˈɑːn/ または /ˈjuː.ən/

    • イギリス英語: /juˈæn/ や /ˈjuː.ən/

      (実際には地域や話者によって多少異なる発音が聞かれます。)


  • 強勢(アクセント)の位置:


    • 「yu-AN」と後半に強勢が来ることが多いですが、英語圏では「YU-an」のように先頭にアクセントを置く発音も聞かれます。


  • よくある発音ミス:


    • 「ウワン」や「ユアン」など微妙な母音の差で通じにくい場合があります。

    • 中国語の発音(yúan)とはやや異なるため注意が必要です。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「yuon」「yuan」といった綴りの違いに注意してください。

  • 同音・類似音: 「yen(日本円)」との混同に注意。“yuan”と“yen”は綴りも発音も似ていますが全く別の通貨です。

  • 試験対策: TOEICや英検などでも時事問題として通貨の話題が出ることがあります。金融や国際ニュースに関連する単語として押さえておくとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「yuan」は「円形のもの」を指す「円」のイメージを思い浮かべると記憶しやすいです。

  • 「yu-an」という音を「ユーアン」とカタカナでイメージすると発音にも近い感覚になります。

  • 「Japan = yen」「China = yuan」「Korea = won」と、アジア圏の通貨をまとめて覚えるのもおすすめです。


以上が「yuan」の詳細解説です。中国での支払いなど旅行やビジネスの場面でとても有用な単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
yuan
意味(1)

ユアン,元(中華人民共和国の貨幣単位)

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