最終更新日:2025/09/10

(獲物・犯人など)を追う / (計画・勧告など)に従う / (目的・快楽など)を追求する

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元となった辞書の項目

pursue

動詞

(獲物・犯人など)を追う / (計画・勧告など)に従う / (目的・快楽など)を追求する

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解説

1. 基本情報と概要

単語: pursue

品詞: 動詞 (Verb)

意味(英語)


  • To follow or chase after someone or something in order to catch them or continue to strive to achieve a goal or desire.

意味(日本語)


  • 「追いかける」「追求する」という意味です。

    例えば、目標を追いかけたり、夢を追求したりする時に使われます。

    話す場面としては、「自分の目標をつかむために努力を続ける」というニュアンスで使用することが多いです。

活用形


  • 原形: pursue

  • 三人称単数現在形: pursues

  • 現在分詞/動名詞: pursuing

  • 過去形/過去分詞: pursued

他の品詞


  • pursuit (名詞): 追求、追跡

    例: the pursuit of happiness (幸福の追求)

CEFRレベル目安: B2 (中上級)


  • B2: 「中上級」のレベル。英語で複雑なテーマについてもある程度やりとりができ、やや専門的な分野の文章も理解・作成できる段階です。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • 「pur-」や「purs-」は特に独立した接頭語ではありませんが、語源としてはラテン語の「pro*sequi」(追いかける、付いて行く)から発展した形です。

  • 「-ue」は明確な意味をもつ接尾語ではありませんが、フランス語的な綴りの影響を受けています。

関連語(派生語・類縁語など)


  • pursuit (n.): 追求、追跡

  • pursuer (n.): 追跡者、追い求める人

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. pursue a goal(目標を追い求める)

  2. pursue a dream(夢を追いかける)

  3. pursue a career(キャリアを追求する)

  4. pursue one’s interest(興味を追いかける)

  5. pursue an opportunity(機会を追求する)

  6. pursue further study(さらなる学習・研究を追求する)

  7. pursue the matter(問題を引き続き追及する)

  8. pursue success(成功を追い求める)

  9. pursue a lead(手掛かりを追う)

  10. continue to pursue(追求し続ける)


3. 語源とニュアンス

語源


  • ラテン語の「prosequi(追いかける、付いて行く)」がフランス語を経由し、「pursuer」→「pursue」に転じたとされています。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 「何かを諦めずに最後まで追い求める」ポジティブなイメージが強いです。

  • 場合によっては、「執拗に追いかける」というやや強い意味合いも含むため、文脈に注意が必要です。

  • フォーマルでもカジュアルでも使えますが、ビジネスや学術的文脈など、ややかしこまった場面でもよく見受けられます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): 目的語を必要とします。

    例: She decided to pursue her passion. (彼女は自分の情熱を追い求めることに決めました)


  • 目的語としては、物理的な対象(犯罪者など)にも抽象的な目標(成功、夢、興味など)にも対応可能です。


一般的な構文例


  • pursue + 目的語 (例: pursue one’s goals)

  • be pursued by + 行為者 (受け身) (例: He is being pursued by the police.)

イディオム等


  • 特に “pursue” を使った定型イディオムは多くありませんが、ビジネスや学術現場では “pursue an avenue of research” などの表現がよく使われます。

  • “pursue the matter further” はクレームや問題をさらに深く追及していく場面でフォーマルに使われます。


5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的文脈でそれぞれ3例ずつ紹介します。

日常会話での例文


  1. “I’ve decided to pursue my childhood dream of becoming a chef.”

    (子供の頃の夢だったシェフになることを追いかけることにしたんだ。)


  2. “You should pursue what makes you happy.”

    (自分を幸せにすることを追いかけた方がいいよ。)


  3. “They want to pursue a healthier lifestyle.”

    (彼らはもっと健康的なライフスタイルを追求したいと思っている。)


ビジネスでの例文


  1. “We plan to pursue new markets in Asia next year.”

    (来年、アジアの新市場を開拓する予定です。)


  2. “Our company will pursue partnerships with local suppliers.”

    (我が社は地元のサプライヤーとのパートナーシップを追求していきます。)


  3. “We must carefully consider whether to pursue this investment opportunity.”

    (この投資機会を追い求めるべきか、慎重に考えないといけません。)


学術的な文脈での例文


  1. “She decided to pursue a PhD in molecular biology.”

    (彼女は分子生物学の博士課程を追求することに決めた。)


  2. “Researchers continue to pursue breakthroughs in renewable energy.”

    (研究者たちは再生可能エネルギーの革新的発見を追い続けています。)


  3. “This study aims to pursue a deeper understanding of social dynamics.”

    (この研究は社会的ダイナミクスをより深く理解することを目的としています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語(似た意味)


  1. chase(追いかける)


    • 「実際に走って追いかける」という物理的な意味合いが強いが、目標に向かって努力する意味でも使われる。


  2. follow(後をついて行く)


    • 「ある人や物の後をそのまま追う」イメージ。より受動的なニュアンスがある。


  3. strive(努力する)


    • 「一生懸命努力する」という点で似ているが、“pursue” は追いかける対象がよりはっきりしている場合に用いる。


反意語(反対の意味)


  1. give up(諦める)

  2. abandon(放棄する)

  3. ignore(無視する)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /pərˈsuː/

  • イギリス英語: /pəˈsjuː/ または /pɜːˈsjuː/

強勢(アクセント)の位置


  • 第二音節の “su” にアクセントがあります: pur-SUE

アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • アメリカ英語では [pərˈsuː] となり、”r” の発音がはっきりします。

  • イギリス英語では [pəˈsjuː] と “tyu” のような音に近くなることがあります。

よくある発音の間違い


  • “pursue” の “su” が “sh” のようにならないように注意すること。

  • アクセントが最初の音節にずれないように意識する。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルの混同: “persue” と書き間違える学習者が多い。正しくは “pursue”。

  • “pursuit” (名詞形) と混同してしまう場合がある。どちらもスペルをきちんと覚える必要がある。

  • 「追及する」を意味する “pursue” と、「説得する」を意味する “persuade” が音や綴りが似ているため混同しやすい。

  • TOEIC や英検などの試験でも “pursue a career in 〜” などのフレーズが出題されることがあるので、しっかり覚えておくと役立つ。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「追いかける」イメージで “pursue” → 「パー、スー」と伸ばす感じでゴールへ向かって走っている姿を想像すると覚えやすいかもしれません。

  • 同じ綴りの “sue” (告訴する)とは別物ですが、”pursue” の中にも “sue” が含まれている、として覚えるとスペルミスを減らせるかもしれません(ただし意味は全く異なります)。

  • 「目標に向かって一心不乱に追い続ける」というポジティブな印象をキーワードとして持っておくと、文脈に合わせて適切に使いやすくなります。

以上が “pursue” の詳細解説です。何かを達成するために積極的に行動するイメージをもち、綴りと発音に注意してぜひ使いこなしてみてください。

意味のイメージ
pursue
意味(1)

〈獲物・犯人など〉‘を'迫う,追跡する

意味(2)

〈計画・勧告など〉‘に'従う

意味(3)

〈目的・快楽など〉‘を'追求する

意味(4)

〈仕事・研究・趣味など〉‘を'続ける

意味(5)

追う,続ける

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