最終更新日:2025/11/14
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利益の上がる;有益な / 《Aが》...することが儲けになる《It is ~ for A to do》

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元となった辞書の項目

profitable

形容詞

利益の上がる;有益な / 《Aが》...することが儲けになる《It is ~ for A to do》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: profitable

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): yielding profit or financial gain; beneficial

意味(日本語): 利益が出る、利益をもたらす、または有益な

「profitable」は「利益が出る」や「ためになる」というニュアンスがあります。ビジネスや投資などの文脈で「採算がとれる」「有益である」といった意味でよく使われます。個人や組織にとって金銭的・非金銭的にプラスになる状況を表すときに便利な単語です。


  • 活用形:


    • (比較級) more profitable

    • (最上級) most profitable


  • 他の品詞への変化例:


    • 名詞: profit (利益)

    • 副詞: profitably (利益をもたらす形で、有利に)


  • CEFRレベルの目安: B2(中上級)

    B2レベルは、日常会話やビジネスシーンにおいて、ある程度踏み込んだ表現ができるレベルです。「profitable」は新聞記事や経済ニュース、ビジネス文書などでも頻出します。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: なし

  • 語幹: profit (利益)

  • 接尾語: -able (「~できる」という意味を加える)

「profit + able」で「利益をもたらすことができる」「有益となる可能性がある」という意味が生まれています。

派生語や類縁語


  • profit (名詞: 利益・利得)

  • profitable (形容詞: 利益のある・有益な)

  • profitably (副詞: 利益が出る形で)

  • unprofitable (形容詞: 利益の出ない)

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(全10例)


  1. profitable business(利益の出るビジネス)

  2. profitable venture(収益性のある事業)

  3. highly profitable(非常に収益性の高い)

  4. potentially profitable(潜在的に利益をもたらしうる)

  5. profitable market(儲かる市場)

  6. become profitable(利益を生むようになる)

  7. turn profitable(黒字転換する)

  8. prove profitable(利益があるとわかる)

  9. mutually profitable(互いに有益な)

  10. substantially profitable(大幅に利益が出る)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「profit(利益)」はラテン語の“proficere” (前へ進む、成功する) から来ており、そこから「前に進む」→「利を得る」のニュアンスが広がりました。

  • 「-able」は「~できる・~に適した」という意味を加える接尾語です。

ニュアンスと使用時の注意


  • 経営や投資など、ビジネスの文脈で頻繁に使用されるため、フォーマルな書き言葉・話し言葉のどちらでも使われます。

  • お金に限らず、「time-saving」や「beneficial」という意味合いで使う場合もあり、「有益」「価値がある」という幅広いニュアンスを持ちます。

  • カジュアルな会話でも「it’s profitable!」と言えば「それ、儲かるよ!」という軽いニュアンスで使用可能です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので、名詞を修飾するときに使います。

  • 可算/不可算名詞には直接関係ありませんが、利益を示す「profit」は可算名詞(主に金額など定量化できる場合)・不可算名詞(抽象的な利益や総利益を指す場合)の両方で用いられます。

  • 「profitable」は「be動詞 + profitable」「make something profitable」のように補語・修飾語として使われることが多いです。

一般的な構文例


  • This deal has turned out to be quite profitable.

  • We need to find ways to make our company more profitable.


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I heard you sold your old car at a profitable price.”

    (古い車をけっこういい値段で売ったって聞いたよ。)

  2. “Starting a small business from home can be profitable if done right.”

    (やり方次第では、自宅で小さなビジネスを始めるのも利益が出るよ。)

  3. “My neighbor’s homemade cookie stand turned out to be surprisingly profitable.”

    (近所の人がやってる手作りクッキーのスタンドは、意外に儲かってるみたい。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “We need a clear strategy to ensure that our new product line remains profitable.”

    (新製品ラインが利益を出し続けるために、明確な戦略が必要です。)

  2. “Their collaboration proved highly profitable for both companies.”

    (彼らの協業は、両社にとって非常に有益であることがわかりました。)

  3. “In order to stay profitable, we must reduce unnecessary expenses.”

    (利益を維持するために、不要な経費を減らさなければなりません。)

(3) 学術的・学術的な文脈での例文


  1. “The study suggests that investing in renewable energy can be both environmentally friendly and profitable.”

    (その研究によると、再生可能エネルギーへの投資は環境に優しく、かつ利益を生む可能性があるとのことです。)

  2. “Researchers are analyzing which marketing strategies are most profitable in the current digital landscape.”

    (研究者たちは、現在のデジタル環境で最も収益性の高いマーケティング戦略はどれかを分析しています。)

  3. “It’s crucial to evaluate whether higher education programs are profitable for institutions in the long run.”

    (高等教育プログラムが長期的に見て機関にとって収益性があるかどうかを評価することは重要です。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. lucrative(儲かる)


    • 「とても儲かる」「利益が多い」ニュアンス。特にビジネスや投資行政方面で使われる。


  2. beneficial(有益な)


    • 「利益」よりも「恩恵」「好影響」の意味合いが強い。


  3. rewarding(やりがいがある)


    • 金銭的利益よりも「心の報酬」を強調。


  4. advantageous(有利な)


    • 有利・有益な状況を強調。物質的・非物質的利益の両面で使う。


反意語 (Antonyms)


  1. unprofitable(利益が出ない)

  2. disadvantageous(不利な)

  3. fruitless(成果のない)

  4. wasteful(無駄の多い)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈprɒfɪtəbl/ (イギリス英語), /ˈprɑːfɪtəbl/ (アメリカ英語)

  • アクセント: 最初の音節「prof-」に強勢があります。

  • 発音の注意点:


    • イギリス英語では「プロフィタブル」のような感じに近く、アメリカ英語では「プラーフィタブル」のように “a” の音がやや長め。

    • 語尾の “-able” は「アブル」ではなく「(ə)bl」のようにあまりはっきり強調しません。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 「profitible」などと、“-able” を “-ible” と間違えやすいので注意。

  • 同音異義語との混同: とくに同音異義語はないものの、「prophet(預言者)」とスペルが似ているのでスペルを間違えないように。

  • 試験対策: TOEICや英検などではビジネスに関わる文章中によく出てきます。quantify or qualifyなど数字やデータに基づいた文脈で出題されることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “profit + able”で覚える: 「profit(利益)」に「able(できる)」がついていると考えると、「利益をもたらすことができる → profitable」とイメージしやすいです。

  • “プロフ+ィタ+ブル”と区切る: 発音的にも区切って覚えることでスペリングミスを防ぎやすいでしょう。

  • 連想イメージ: ビジネスのグラフが右肩上がり、投資するなら儲かるイメージを脳内に思い浮かべると「profit(利益)」の感覚を掴みやすいです。

以上が「profitable」の解説です。ビジネスシーン以外でも「役に立つ」「有益」という意味で幅広く使えるので、積極的に使ってみましょう。

意味のイメージ
profitable
意味(1)

《Aが》...することが儲けになる《It is ~ for A to do》

意味(2)

利益の上がる;有益な

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