最終更新日:2025/11/18
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【形】操作上の / 作戦上の / (航空機などが)いつでも使用できる,操作できる

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元となった辞書の項目

operational

【形】操作上の / 作戦上の / (航空機などが)いつでも使用できる,操作できる

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解説

1. 基本情報と概要

単語: operational

品詞: 形容詞(adjective)

意味(英語): relating to or in working order, functional

意味(日本語): 「運用上の」、「稼働している」、「操作可能な」という意味です。企業や組織内で「実際の運用に関すること」「ちゃんと機能している状態」などを指します。ビジネスやテクノロジーの場面でよく使われる単語です。

活用形


  • 形容詞: operational

  • 副詞形: operationally (例: operationally efficient = 運用上効率的)

他の品詞になった時の例


  • operation (名詞): 「運用」「操作」「手術」「事業活動」など

  • operate (動詞): 「操作する」「運営する」「作動する」など

  • operationalize (動詞): 「作動できるようにする」「実行に移す」など

CEFRレベルの目安


  • B2 (中上級): 比較的専門的な文脈でも使われる可能性があるため、運用やビジネスに関する内容を扱う段階で学習者が遭遇しやすい単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • oper-:ラテン語の “opus, operis”(仕事)に由来。

  • -ation:動作や行為を示す接尾語(operationで「仕事・運用・操作」の意)。

  • -al:形容詞化する接尾語。「~に関する」「~的な」という意味を付与している。

派生語・類縁語


  • operation (名詞)

  • operator (名詞)

  • operate (動詞)

  • operationalize (動詞)

コロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. operational efficiency → 運用効率

  2. operational cost → 運用コスト

  3. operational capability → 運用能力

  4. become operational → 稼働状態になる

  5. operational plan → 運用計画

  6. operational level → 運用レベル

  7. operational condition → 稼働状態

  8. fully operational → 完全に稼働している

  9. operational requirement → 運用要件

  10. operational system → 稼働システム


3. 語源とニュアンス

語源: 「operational」は、ラテン語の “operari”(働く)を語幹とする「oper-」がもとです。

歴史的には、「運用」や「業務」と関連した文脈で使われ、特に軍事・産業・ビジネス分野で「実際に動いている」「実用できる」状態を表すのに用いられてきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 組織やシステム、装置などが「稼働できる状態」を表す際によく使われ、ビジネスやテクノロジーのフォーマルな場面で頻出です。

  • カジュアルな場面ではあまり一般的ではなく、公式文書・ビジネス文書・技術文書などで目にすることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞 (adjective) のみで使用されることが多い。

  • 「operational + 名詞」で「運用上の~」「稼働中の~」などの意味を示します。

  • フォーマルな文脈で使われることが多い。カジュアルな口語でも使う場合は、機械などが「使える状態」にあることをやや丁寧に述べるときに用いられます。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Is this washing machine operational yet?”

    「この洗濯機、もう動く状態になっているの?」

  2. “I need my laptop to be fully operational for tomorrow’s presentation.”

    「明日のプレゼンに向けて、ノートPCがちゃんと使える状態じゃないと困るんだよね。」

  3. “I hope the new coffee machine will be operational soon.”

    「新しいコーヒーメーカーが早く使えるようになるといいな。」

ビジネスでの例文


  1. “Our goal is to have the new branch fully operational by the end of the month.”

    「今月末までには新しい支店を完全に稼働させることが目標です。」

  2. “We have to reduce operational costs to increase our profit margin.”

    「利益率を上げるには、運用コストを削減しなければなりません。」

  3. “The system is not operational yet due to a software issue.”

    「ソフトウェアの問題のため、そのシステムはまだ稼働していません。」

学術的・技術的な文脈での例文


  1. “The device will become operational upon completion of all safety tests.”

    「安全テストがすべて完了したら、その装置は稼働状態になります。」

  2. “Operational definitions are crucial in scientific research to ensure clarity.”

    「科学研究においては明確性を確保するためにオペレーショナル・ディフィニション(概念の操作的定義)が不可欠です。」

  3. “An operational framework is necessary for evaluating the program’s efficiency.”

    「そのプログラムの効率性を評価するには、運用上の枠組みが必要となります。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. functioning (機能している)


    • 「今まさに機能している」という状態を強調。そのまま「functioning machine」などと言うと「ちゃんと作動している機械」を意味します。


  2. working (動いている)


    • よりカジュアルで一般的な言い方。「This is working.” といった場合は「これは動いていますよ」といったニュアンスです。


  3. in operation (稼働中の)


    • 意味はよく似ていますが、ややフォーマル。機械やシステムが今稼働していることを示します。


  4. usable (使える・使用可能な)


    • 「使える状態にある」ことを指しますが、「実務・実験で正しく運用できる状態」という含みは「operational」の方が強いです。


反意語


  1. non-functional (機能していない)

  2. inoperative (稼働していない、機能停止状態の)

  3. broken (壊れている)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • UK: /ˌɒp.əˈreɪ.ʃən.əl/

    • US: /ˌɑː.pəˈreɪ.ʃən.əl/


  • アクセント: 「-ra-」の部分に主アクセントがきます(reɪの部分に強勢)。

  • 発音の違い: イギリス英語では「ɒ」の音(口をやや開き気味の短い「オ」)が、アメリカ英語では「ɑː」(口を大きく開ける長めの「ア」に近い音)になります。

  • よくある間違い: “operation” との混同や “operational” のスペルミス(例えば “operationnal” など)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • 「operation」と「operational」を混同しやすい点に注意してください。「operation」は名詞、「operational」は形容詞です。

  • スペルミス: “operation*a*l” の “a” を落としてしまう、あるいは “n” を重ねて“operationnal”としてしまうミスが多いです。

  • 同音異義語との混同は比較的少ないですが、「operate」や「operator」など一連の単語とセットで覚えるとよいです。

  • TOEICや英検などでも、ビジネス文脈の長文問題で出現することが多いため、訳し方と文脈理解を練習しておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語幹「oper-」は「働く・作業する」という意味。日本語の「オペレーション」「オペラ」「オペレーター」などと同じ系統を思い出すとイメージしやすいです。

  • 「実用可能な」イメージ:実際にスイッチを入れたら動く、そういう状態が「operational」。

  • スペルの中に「opera(オペラ)」を含むので、オペラを「上演(運用)しているイメージ」で覚えるとスペリングを間違えにくいかもしれません。

以上が “operational” の詳細な解説です。ぜひ、関連する “operation,” “operate,” “operator” も合わせて学習すると理解が深まります。

意味のイメージ
operational
意味(1)

操作上の

意味(2)

作戦上の

意味(3)

(航空機などが)いつでも使用できる,操作できる

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