最終更新日:2025/11/19
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【名/C】人名簿;住所録;登録簿 / 【形】管理の, 指揮の

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元となった辞書の項目

directory

【名/C】人名簿;住所録;登録簿 / 【形】管理の, 指揮の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: directory

品詞: 名詞 (n.)

意味(英語):

1) A book or collection of information (such as names, addresses, or organizations) usually in alphabetical order.

2) In computing context: a folder or location in a file system where files are organized.

意味(日本語):

1) 連絡先や住所などをアルファベット順にまとめた「名簿」や「住所録」のことです。

2) コンピュータ用語としては、「ディレクトリ」というフォルダのような役割をする場所を指します。

「directory」は、オフィスで社員の内線番号一覧(電話帳)を指したり、コンピュータ上でフォルダのことを指したりする単語です。日常会話というよりは主にビジネスやコンピュータ関連でよく使われます。

活用形:


  • 名詞は通常 “directories” が複数形です。

  • 動詞や形容詞としては一般的に使われませんが、形容詞的な用法として “directory information” のように名詞を前から修飾する例があります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 専門的な文脈(ITやビジネス)での使用頻度が高いため、中上級レベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 「direct」: ラテン語 “dīrigere” (導く、まっすぐにする) に由来する語根。

  • 「-ory」: 名詞を形成する接尾語の一種(または形容詞を形成することもある)。

派生語や類縁語:


  • 「director」(名詞) : 映画監督や会社の重役などを示す。

  • 「direction」(名詞) : 方向や指示。

  • 「direct」(動詞/形容詞) : 直接的な、指揮する。

関連フレーズやコロケーション(10個)


  1. telephone directory(電話帳)

  2. business directory(企業名簿)

  3. online directory(オンライン名簿/ディレクトリ)

  4. directory listing(ディレクトリの一覧表示)

  5. create a new directory(新しいディレクトリを作成する)

  6. parent directory(親ディレクトリ)

  7. directory structure(ディレクトリ構造)

  8. root directory(ルートディレクトリ)

  9. address directory(住所録)

  10. directory path(ディレクトリパス)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “dirigere”(導く、方向付ける)に由来し、中世フランス語を経て “directorie” として英語に取り入れられました。

  • 歴史的な使われ方: 主に人名や住所を集めた本を指す意味から始まり、のちにコンピュータのフォルダ構造にも転用されました。

  • ニュアンス:


    • 書き言葉では、企業や公共機関の連絡先一覧を「directory」と呼ぶことが多いです。

    • コンピュータの文脈では、フォルダと同義で頻繁に用いられます。

    • 口語では「folder」と言うほうがわかりやすい場合もありますが、業務連絡や技術的な文脈では「directory」を使う方が正確です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (countable noun) として扱われ、複数形は “directories”。

  • 使われる構文の例:


    • “The directory contains a list of employees.” (このディレクトリには従業員リストが入っています)

    • “We updated the directory last week.” (私たちは先週、その名簿を更新しました)


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな文書やビジネスシーンで頻出します。

    • コンピュータやIT関連の場面では、専門用語として日常的に使われます。



5. 実例と例文

日常会話 (3例)


  1. “Do you have a local telephone directory? I need to look up a friend’s number.”

    (地元の電話帳はありますか? 友達の電話番号を調べたいんです。)


  2. “I found your address in the neighborhood directory.”

    (近所の名簿であなたの住所を見つけたよ。)


  3. “Let me check the directory to see if there’s a nice restaurant nearby.”

    (近くに良いレストランがあるか、名簿やガイドを見てみるよ。)


ビジネスシーン (3例)


  1. “Our company directory is available on the intranet for internal use.”

    (社内名簿はイントラネット上で利用できます。)


  2. “Could you please add the new employee’s information to the staff directory?”

    (新入社員の情報をスタッフ名簿に追加してもらえますか?)


  3. “The directory of suppliers has been updated for this quarter.”

    (今期のサプライヤー名簿は更新されています。)


学術的な文脈 (3例)


  1. “The library maintains a directory of peer-reviewed journals.”

    (図書館は査読付きジャーナルの一覧を管理しています。)


  2. “Please consult the directory of research projects for more details.”

    (詳細については研究プロジェクトのディレクトリを参照してください。)


  3. “Our online directory stores archived documents for easy reference.”

    (私たちのオンラインディレクトリには、簡単に参照できるようアーカイブされた文書が保管されています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “folder” (フォルダ)


    • ITではほぼ同じ意味で、口語での違いはあまり大きくありませんが、「directory」はやや技術的である印象があります。


  2. “listing” (一覧、リスト)


    • 一般的に「名簿」「一覧表」を広く指す単語。厳密な組織内の情報などには “directory” を使うほうが専門的。


  3. “index” (索引)


    • 書籍やウェブページの内容がどこにあるかを示す「索引」。アルファベット順などで情報を探す点は似ていますが、各項目に詳細がある場合は “directory” とはやや用途が異なります。


反意語 (Antonyms)


  • 明確な反意語はありませんが、名簿やフォルダの「空っぽ・未整理」を表す “disorganization” (無秩序) はある種対照的です。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /daɪˈrɛktəri/ または /dɪˈrɛktəri/


    • アメリカ英語: ダイレクトリ / ダイレクトリー (~/dɪˈrɛktəri/ も多い)

    • イギリス英語: ディレクトリ (/dɪˈrɛktəri/)


  • アクセント位置: 「-rec-」の部分に強勢があります。 “di-REC-to-ry”。

  • よくある間違い: “dai-rek-tree” のように急いで発音してしまい、母音が抜け落ちてしまうケースに注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “director” (監督・重役) と混同しやすいので注意。

  • 同音異義語との混同: “direct” (動詞/形容詞) と近いスペリングではありますが、意味が全く異なるので混同に注意。

  • 試験対策: ビジネス英語やIT関連の文脈で頻出。TOEICやビジネス英会話、IT資格試験などで出題例があります。IT操作やビジネス文書に登場する単語として覚えておくことがおすすめです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ディレクター (director) が管理するリスト = directory」と連想すると綴りを覚えやすいでしょう。

  • コンピュータ画面上での「フォルダ」アイコンと結びつけてイメージすると、記憶に残りやすくなります。

  • “dir” コマンド(Windows などのコマンドプロンプトでディレクトリ一覧を表示する)を思い出すとスペルが定着しやすいかもしれません。


以上が “directory” の詳細な解説です。ビジネスやIT関係でとくに重要な単語なので、ぜひ押さえておいてください。

意味のイメージ
directory
意味(1)

人名薄,住所録

意味(2)

(ビルの)居住者表示板

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