最終更新日:2025/12/03

【副】その間に / その同じ時に / 一方では / 【名】《the ~》合間

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元となった辞書の項目

meantime

【副】その間に / その同じ時に / 一方では / 【名】《the ~》合間

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解説

1. 基本情報と概要

単語: meantime

品詞: 名詞 / 副詞


  • 英語での意味: “the time before something happens or before a specified period ends” / “during this time”

  • 日本語での意味: 「その間」「差し当たり」

たとえば、何か他の出来事が起こるまでの「つなぎの時間」に使う単語です。「その間に待っていてね」「暫定的にこうしておこう」というニュアンスで使われます。

主な活用形や変化形


  • 名詞としては「in the meantime (その間に)」という慣用的な表現で使われることが多いです。

  • 副詞としては「Meantime, let’s start preparing.(その間に、準備を始めよう)」のように単独で使います。

他の品詞例


  • 「meanwhile」は副詞として「同時に、その間に」の意味で同じように使われる単語です。(ただし “meanwhile” は派生形ではなく同義語の一つ)

CEFRレベル: B2(中上級)

・B2は「日常会話に十分対応でき、やや抽象的なトピックについても表現できるレベル」です。「meantime」は口語ではあまり頻繁に使われないかもしれませんが、ニュースや文書では見かける表現です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • mean + time


    • 「mean」は元来、「中間の」「平均の」というニュアンスを持つ言葉です。

    • 「time」は「時間」を意味します。

    • 合わさって「中間の時間 → その間」という意味になりました。


関連する単語や派生語


  • meanwhile: 同義語(副詞)

  • interim: 「暫定的な期間・合間」(名詞/形容詞)

よく使われるコロケーション・関連フレーズ10選


  1. in the meantime → 「その間に」

  2. in the meantime, we can … → 「その間に、私たちは…できる」

  3. meantime solution → 「当面の解決策」

  4. for the meantime → 「取りあえず当座は」

  5. meantime arrangement → 「暫定的な取り決め」

  6. a short meantime → 「短い合間」

  7. wait in the meantime → 「その間待つ」

  8. keep busy in the meantime → 「その間手を動かしておく」

  9. in the meantime, let’s see what happens → 「その間に様子を見よう」

  10. occupy one’s meantime with … → 「合間の時間を…で埋める」


3. 語源とニュアンス

語源


  • 中英語(Middle English)の “mean” (中間) + “time” (時間) から成り立った言葉。

  • 14世紀頃から “meantime” の形で用いられています。

ニュアンスと使用上の注意


  • 「in the meantime」がやや定型句として一般的です。

  • 文章ではフォーマル・カジュアル両方で使われますが、話し言葉では「meanwhile」の方が口語的によく使われる傾向があります。

  • 口語では圧倒的に “meanwhile” や “in the meantime” が多く、“meantime” 単体で使うと少し書き言葉寄りorやや正式な感じを与えることがあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞として使う場合: “in the meantime” が最も一般的で、「その間」という言い方になります。

  • 副詞として使う場合: 単体で文頭などに置き、「一方で、それまでの間は」という意味を持ちます。


    • 例: “Meantime, please wait.”(その間お待ちください)


一般的な構文・イディオム


  • in the meantime + S + V …


    • 例: “In the meantime, I will prepare dinner.”(その間に夕食の準備をしておくね)


  • Meantime, + 文 …


    • 例: “Meantime, we should reconsider our options.”(その間に、私たちは選択肢を再検討すべきだ)


使用シーン


  • フォーマル: ビジネス文書や報告書

  • カジュアル: 口語ではやや少なめだが、「meanwhile」「in the meantime」が近い意味でよく出る


5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに3例ずつ紹介します。

① 日常会話


  1. “I’m making dinner. In the meantime, could you set the table?”


    • 「夕食を作ってるから、その間にテーブルをセットしてもらえる?」


  2. “We have to wait for the movie to start. Meantime, let’s grab some popcorn.”


    • 「映画が始まるまで待たなきゃいけない。その間にポップコーン買いに行こう。」


  3. “He’ll be back soon. In the meantime, make yourself at home.”


    • 「彼はすぐ戻ってくるよ。その間にくつろいでいて。」


② ビジネス


  1. “The report will be ready by Friday. In the meantime, please review the initial data.”


    • 「レポートは金曜までに仕上がります。その間に、初期データを確認しておいてください。」


  2. “We’re still awaiting approval. Meantime, let’s prepare the next steps.”


    • 「まだ承認待ちです。その間に、次のステップを準備しましょう。」


  3. “The system update takes about an hour. In the meantime, employees can work offline.”


    • 「システムの更新には1時間ほどかかります。その間、従業員はオフラインで作業できます。」


③ 学術的/フォーマル


  1. “The research proposal is under review. In the meantime, the researchers will collect preliminary data.”


    • 「研究提案は審査中です。その間、研究者は予備データを収集します。」


  2. “Meantime, we must ensure compliance with ethical guidelines.”


    • 「その間に、私たちは倫理ガイドラインへの準拠を確実に行わなければなりません。」


  3. “While the survey results are being analyzed, in the meantime, we will explore related literature.”


    • 「調査結果の分析中、同時に関連文献を調査する予定です。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. meanwhile(その間に/副詞)


    • 口語的に “meanwhile” のほうがよく使われる。

    • “Meantime” より使用頻度は高い。


  2. in the interim(その間に/熟語的表現)


    • 「暫定期間中に」というニュアンスも含む。

    • ややフォーマル。


  3. for now(とりあえず/副詞的表現)


    • 「この時点では」というニュアンスが強い。

    • 口語表現。


  4. for the time being(当面は)


    • 一時的・暫定的なニュアンス。


  5. momentarily(ちょっとの間)


    • 「すぐに」という意味合いもあり、ニュアンスが少し異なる場合も。


反意語(Antonyms)


  • 明確な対立表現はないが、時間的順序を表す場合として “afterward(s)”(その後に)が反対の方向を示す。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈmiːn.taɪm/

  • アクセントの位置: me の部分に強勢がきます(第一音節)。

  • アメリカ英語 / イギリス英語での違い: 大きな違いはほぼありませんが、アメリカ英語では [ˈmiːn.taɪm]、イギリス英語でもほぼ同じ発音です。

  • よくある間違い: “mean time” と単語を分けてしまう人がいますが、正しくは一語 “meantime” です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “meantime” を “mean time” と分けてしまう。

    • “meantime” のスペルを “meanitme” などと間違いやすいので注意。


  2. 同音異義語との混同


    • “mean” は「意地悪な」「意味する」「平均」のように多義語ですが、ここでは「中間の」というニュアンスの “mean” が語源です。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検のリーディングでも “in the meantime” は重要表現として出ることがあります。〈つなぎ表現〉や〈時を表す表現〉として把握しておくと良いでしょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「mean(中間)」+「time(時間)」=「中間の時間 → その間」

    このイメージを頭に置くと覚えやすいです。

  • 「お互いの予定の ‘真ん中’ の時間をつなぐ→meantime」で理解すると、記憶に残りやすいでしょう。

  • “Meanwhile” が有名ですが、同じ感覚で “Meantime” も一度覚えてしまえば使いやすいです。


上記を参考にすると、「meantime」は「何かほかのことが起こるまでの ‘つなぎの間’」を示す単語として把握しやすくなります。文章表現で用いられることも多いため、書き言葉・話し言葉でのそれぞれのバリエーションとともに、使い分けを覚えておくと便利です。

意味のイメージ
meantime
意味(1)

その間に

意味(2)

その同じ時に;一方では

意味(3)

合間

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

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