最終更新日:2025/12/03

(西インド緒島などに発生する熱帯性の)リリケーン,大施風;大暴風 / (感情などの)激発

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元となった辞書の項目

hurricane

(西インド緒島などに発生する熱帯性の)リリケーン,大施風;大暴風 / (感情などの)激発

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そのハリケーンは沿岸地域で広範な破壊を引き起こしました。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: hurricane

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): A severe tropical cyclone with violent winds, typically forming over the Atlantic Ocean or eastern Pacific Ocean

意味(日本語): 熱帯地域で発生する非常に強い風を伴う暴風雨(ハリケーン)

「hurricane」は、主に大西洋や東太平洋で発生する非常に強いサイクロン(熱帯低気圧)を指す言葉です。最大風速が一定の基準を超えると「hurricane(ハリケーン)」と呼ばれ、甚大な被害をもたらすことがあります。強い風と豪雨をともなう、非常に破壊力のある自然災害をイメージするとわかりやすいでしょう。


  • 活用形: 名詞なので基本的に変化しません。複数形は hurricanes です。

  • 他の品詞になった時の例: 基本的に「hurricane」は名詞としてのみ使われますが、形容詞として「hurricane-force winds(ハリケーン級の風)」と使われることがあります。

CEFRレベル目安:


  • B2(中上級): 天気や自然災害に関する学習内容やニュースなどに登場しやすい単語で、中上級レベルの習得語彙といえます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「hurricane」は、はっきりとした接頭語や接尾語に分けられない単語です。

派生語や類縁語


  • hurricane-force: ハリケーン並みの強風を意味する形容表現

  • hurricane lamp: 屋外で使うような防風ランプ

よく使われるコロケーション(共起表現)例(10個)


  1. hurricane season → ハリケーンの季節

  2. hurricane warning → ハリケーン警報

  3. hurricane watch → ハリケーン注意報

  4. category 5 hurricane → カテゴリー5のハリケーン(最強レベル)

  5. hurricane relief → ハリケーン被害の救援活動

  6. hurricane damage → ハリケーンによる被害

  7. hurricane path → ハリケーンの進路

  8. hurricane eye → ハリケーンの目(風が弱まる中心部分)

  9. hurricane-force winds → ハリケーン級の強風

  10. hurricane preparedness → ハリケーンへの備え


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「hurricane」は、スペイン語の “huracán” に由来し、さらに先住民タイノ族の言語が由来とされています。

  • 元々は「空や嵐の神」を意味する言葉で、そこから「大嵐」や強力な暴風を意味するようになりました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 大西洋または東太平洋で発生する熱帯低気圧を指して使われるのが一般的ですが、口語的に「とても強い嵐」を表すメタファーとして使われることもあります。

  • 文章やニュース、気象情報でよく登場するフォーマルな場面が多いですが、会話でも自然災害の話題として使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞であり、数えられる可算名詞 (a hurricane / hurricanes) となります。

  • 一般的には「a hurricane」や、複数のハリケーンについて言及するときは「hurricanes」とします。

よくある構文やイディオム


  • “Hurricane [name] made landfall”: 「ハリケーン(名前)が上陸した」

  • “We’re bracing for a hurricane”: 「ハリケーンに備えている」

  • “It was like a hurricane in there!”: 「そこは(比喩的に)ハリケーンのようだった!」

フォーマル / カジュアル


  • 気象情報やニュースではフォーマルな言い方として「hurricane」が使われることが多いです。

  • カジュアルな会話では、嵐を強調したい時に比喩的に「It was a hurricane of emotions.」などと用いる場合があります。


5. 実例と例文

日常会話 (カジュアルな場面)


  1. “We had to cancel our beach trip because a hurricane is coming.”

    → 「ハリケーンが来るから、ビーチ旅行をキャンセルしなくちゃいけなかったんだ。」

  2. “It felt like a hurricane outside last night; the wind was so strong!”

    → 「昨夜は外がハリケーンみたいだったよ。風がすごく強かった!」

  3. “Have you ever experienced a hurricane before?”

    → 「今までにハリケーンを経験したことある?」

ビジネス (ややフォーマルな場面)


  1. “Due to the approaching hurricane, our shipment might be delayed.”

    → 「接近中のハリケーンの影響で、出荷が遅れる可能性があります。」

  2. “The insurance company is preparing for a surge in claims after the hurricane.”

    → 「保険会社はハリケーン後の請求増加に備えています。」

  3. “We need to review our hurricane response plan annually.”

    → 「ハリケーン対策プランは毎年見直す必要があります。」

学術的 (よりフォーマル/専門的な場面)


  1. “Hurricanes typically form over warm oceans and derive their energy from water vapor.”

    → 「ハリケーンは通常、暖かい海域で形成され、水蒸気からエネルギーを得ます。」

  2. “Predicting the path of a hurricane involves complex meteorological modeling.”

    → 「ハリケーンの進路を予測するには、複雑な気象モデルが必要です。」

  3. “Comparative studies of hurricanes and typhoons reveal differences in seasonal patterns.”

    → 「ハリケーンと台風を比較研究すると、発生する季節のパターンに違いがあることがわかります。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語(似た意味)


  1. typhoon (台風)


    • 主に西太平洋で発生する強い熱帯低気圧。地域によって呼び方が変わるだけで、熱帯低気圧の仕組みは類似。


  2. cyclone (サイクロン)


    • インド洋や南太平洋などで発生する熱帯低気圧。やはり地域差によって呼称が違う。


  3. tropical storm (熱帯暴風雨)


    • ハリケーンに発達する前の比較的強い熱帯低気圧を指す用語。


反意語(意味が反対の単語)


  • 直接の反意語はありませんが、静穏を表す “calm” などは対照的なイメージの単語になります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈhʌrɪkeɪn/(アメリカ英語), /ˈhʌrɪkən/(イギリス英語)

  • アクセント: “húr-ri-cane” の第1音節 “húr” に強勢が置かれます。

  • アメリカ英語では「ハリケイン」のように「ケイン」とはっきり発音し、イギリス英語では「ハリカン」「ハリコン」に近い発音になることがあります。

  • よくある間違い: /hɚrɪkˈeɪn/ のように強勢の位置をずらしてしまうと、通じにくくなるので注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “hurricain” や “huricane” など ‘r’ と ‘c’ の位置や重複し忘れに注意。

  • 発音のアクセント: 第1音節にアクセントが来るので “HURR-i-cane” と強調して覚えるとよいです。

  • 同音異義語: 直接的な同音異義語はありませんが、似た発音の “hurry(ハリー)” と混同しないようにしましょう。

  • 試験対策(TOEIC・英検など): ニュース記事や自然災害に関する設問で、聴き取りや長文読解としてよく登場します。特に自然災害関連の背景知識と一緒に覚えておくと役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ハリケーン」を “ハリー”+“ケイン” と区切り、最初の “ハ” を強調して発音を覚えると印象に残りやすいです。

  • もともと「暴風雨の神様」のイメージがある言葉なので、“神が引き起こすほどの強風” と覚えると語源とセットで記憶しやすくなります。

  • スペリング面では “hurri” + “cane” に分けて、”急ぐ(hurry) + 杖(cane)“ とイメージするとミススペルを防げるかもしれません。


以上が “hurricane” の詳細な解説です。自然災害関連のニュースや気象情報を読む際には頻出する単語なので、ぜひしっかり視覚・聴覚で覚えて、発音とスペリングの両方に自信を持てるようにしておきましょう。

意味のイメージ
hurricane
意味(1)

(西インド緒島などに発生する熱帯性の)リリケーン,大施風;大暴風

意味(2)

(感情などの)激発

TOEIC英単語(TSL) / 英訳 / 4択問題

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