最終更新日:2025/12/01
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元となった辞書の項目

sensation

名詞

〈U〉〈C〉(五感による)感覚,知覚 / 〈C〉(…の)感じ,気持ち / 〈C〉〈U〉大評判,センセーション;大評判になった人(物,事)

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解説

名詞「sensation」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: sensation

品詞: 名詞 (countable)

英語での意味


  1. からだが刺激を受けた際に生じる感覚・知覚

  2. ある出来事や情報が人々に大きな興奮や話題をもたらすこと

日本語での意味


  1. 身体的または感覚的な「感覚・知覚」のこと。たとえば熱さや冷たさ、痛み、しびれなど。

    → 「こんなときに使うよ」「こういうニュアンスがあるよ」:身体で何かを感じ取るシンプルな感覚を表すときに使います。

  2. 社会的・世間的に大きな話題や興奮を引き起こすこと

    → 「こんなときに使うよ」「こういうニュアンスがあるよ」:新曲が出たときに大きく注目を浴びるような、“センセーションを巻き起こす”というイメージです。

活用形


  • 単数形: sensation

  • 複数形: sensations

他の品詞形


  • sense (名詞/動詞): (名) 感覚、(動) 感じ取る

  • sensational (形容詞): 世間をあっと言わせるような、センセーショナルな

  • sensorial (形容詞): 感覚の

  • sensationally (副詞): 驚くほど、センセーショナルなほど

CEFRレベルの目安


  • B2 (中上級): ある程度複雑な文章や会話でも目にする単語です。ニュース記事や評論などで「大きな話題になる」という文脈でよく登場します。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: 「sens」(ラテン語 “sentire” = 感じる が由来)

  • 接尾語: 「-ation」(名詞を作る接尾辞)

主な派生語・関連語


  • sense (感覚)

  • sensory (感覚の、知覚の)

  • sensational (センセーショナルな)

  • sensibility (感受性)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. a tingling sensation → ちくちくする感覚

  2. a burning sensation → 焼けるような感覚

  3. a warm sensation → 温かい感覚

  4. a strange sensation → 奇妙な感覚

  5. a pleasant sensation → 心地よい感覚

  6. a physical sensation → 身体的感覚

  7. a sudden sensation → 突然の感覚/急な話題性

  8. to cause a sensation → 大きな反響を起こす

  9. create a sensation → センセーションを巻き起こす

  10. a sense of numbness (lack of sensation) → 無感覚状態


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語“sentire” (感じる) に由来する “sensatio” が、中世フランス語を経て英語に取り入れられました。

  • 歴史的変遷: もともとは単純に「感覚」を意味していましたが、19世紀以降、世間の「話題・興奮」という意味でも使われるようになりました。

  • 使用時の注意点:


    • 「身体的に感じる感覚」を表すときはややニュートラル。

    • 「世間をあっと言わせる出来事」を指すときは興奮・注目を集めるニュアンスが強いです。


  • 口語 or 文章、カジュアル or フォーマル:


    • 口語でも文書でも両方使われます。

    • 新聞記事や雑誌などのメディアでは「使われ方」が特に多く見られます。

    • 「exciting news!」のように、少しカジュアルにも使われますが専門的な文脈でも通じます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: a sensation, two sensationsなど、数えられる名詞です。

  • 一般的な構文例:


    1. [主語] + cause a sensation (大きな話題になる)

    2. [形容詞] + sensation (…な感覚)

    3. [名詞/形容詞] + of sensation (…の感覚)


  • イディオム・フレーズ:


    • “sensation seeker” → 常に刺激を求める人

    • “sense of numbness” → 感覚がない(無感覚)



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I have a strange sensation in my arm. It feels tingly.”

    (腕に変な感覚があるんだ。ちくちくしてる感じ。)

  2. “Did you hear about that new café? It’s causing quite a sensation in town.”

    (あの新しいカフェのこと聞いた? けっこう街で話題になってるよ。)

  3. “After the long run, I felt a burning sensation in my legs.”

    (長距離を走った後、脚に焼けるような感覚があった。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our latest marketing campaign caused a sensation on social media.”

    (私たちの最新マーケティングキャンペーンはソーシャルメディアで大きな反響を起こしました。)

  2. “The product launch was a sensation, exceeding all our sales targets.”

    (その製品発表は大反響で、すべての販売目標を上回りました。)

  3. “We aim to create a sensation at the upcoming trade show.”

    (今度の見本市で大きな話題を作ることを目指しています。)

(3) 学術的な/フォーマルな文脈での例文


  1. “The patient reported a numbness sensation in the lower extremities.”

    (患者は下肢に無感覚の症状を訴えました。)

  2. “In psychology, the concept of sensation is differentiated from perception.”

    (心理学では、sensationの概念はperception(知覚)とは区別されます。)

  3. “His groundbreaking theory created an international sensation among researchers.”

    (彼の画期的な理論は研究者たちの間で国際的なセンセーションを巻き起こしました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. feeling (フィーリング)


    • より一般的な「感じ」を指す語。身体的・心理的な感情の両方に広く使える。


  2. perception (パーセプション)


    • 知覚や認識という意味合いが強く、より客観的・分析的に「感じ取ること」を表す。


  3. impression (インプレッション)


    • 「印象」を表し、実際の感覚よりも心に残るイメージに焦点がある。


反意語


  • numbness (無感覚)


    • 「感覚がない状態」の意味であり、「sensation」がある状態の逆。



7. 発音とアクセントの特徴


  • アメリカ英語 (IPA): /sɛnˈseɪʃən/

  • イギリス英語 (IPA): /senˈseɪ.ʃən/

  • アクセント (強勢): 「sen-SAY-shun」のように、2音節目 “seɪ” に強勢があります。

  • よくある間違い: “senstaion” のように “t” の位置や “a” の位置を混同するスペルミスに注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “sensation” の “-sation” (sa-tion) の部分を “-st-” と書いてしまう例が多い。

  • 同音異義語との混同: “sense” と勘違いして使う人がいますが、名詞としての「感覚」と「センセーション(大きな反響)」は文脈が異なります。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検などでも、読解問題などで「大きな話題」「感覚」の意味が問われることがあります。

    • 記事文や広告に出てきやすい単語です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源イメージ: ラテン語 “sentire” (感じる) → 「感覚」「感じること」がベース。

  • 覚え方: “sensation” の中に “sense (感覚)” が入っていると考えると覚えやすいです。


    • sense + (a)tion → 「感覚が形となったもの or 大きな話題になるもの」


  • ストーリー付け: 何か大ニュースが「みんなのセンサーを刺激」して大騒ぎになるイメージで覚えると印象に残りやすいでしょう。


以上が名詞「sensation」の詳細解説です。身体的な感覚と大きな話題の両方を表す単語なので、文脈によって使い分けに注意しながら学習を進めてください。

意味のイメージ
sensation
意味(1)

〈U〉〈C〉(五感による)感覚,知覚

意味(2)

〈C〉(…の)感じ,気持ち

意味(3)

〈C〉〈U〉大評判,センセーション;大評判になった人(物,事)

学術英単語(NAWL) / 和訳 / 4択問題

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