最終更新日:2025/11/27
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元となった辞書の項目

leaf

名詞

〈C〉(木・草の)葉 / 〈C〉花びら / 〈C〉(本などのページの裏表)1枚 / 〈U〉(金属の)薄片,箔(はく) / 〈C〉(折りたたみ式テーブルの)補助板 / 《おもに米》〈木が〉葉を出す《+out》 / (本などの)ページをばらばらとめくる,内容にざっと目を通す》+through+名》

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解説

1. 基本情報と概要

単語: leaf

品詞: 名詞 (可算名詞)

意味(英語): a flattened structure of a plant that is typically green and attached to a stem.

意味(日本語): 主に緑色で平たい、茎(くき)に付いている植物の「葉」。

「leaf」は植物の葉っぱを指す単語です。日常生活の中では、自然や植物に関する場面で頻繁に使われます。シンプルに「葉っぱ」というニュアンスで、学校の授業から日常会話まで幅広く使える基本的な名詞です。


  • 活用形:


    • 単数形: leaf

    • 複数形: leaves (スペルに注意)


なお、同じ綴りで動詞としても使われ、「(本などのページを) パラパラとめくる」という意味を持ちます(“to leaf through a book” など)。


  • CEFRレベル目安: A2(初級)

    植物や自然の基本単語として、学校教育の早い段階で学習する単語です。

2. 語構成と詳細な意味

「leaf」は、接頭語や接尾語を含まず、単一語として存在する英単語です。

語幹(root)は古英語の「lēaf」から発展し、同じ意味で使われてきました。

関連語・派生語


  • leaves(名詞): 「leaf」の複数形

  • leafy(形容詞): 「葉が茂った」「葉の多い」

  • leaf through(動詞句): 「(本や雑誌を) パラパラとめくる」

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. green leaf(緑の葉)

  2. autumn leaves(秋の葉)

  3. leaf blower(落ち葉ブロワー)

  4. leaf litter(落ち葉や枝などの堆積物)

  5. leaf margin(葉の縁)

  6. leaf node(植物の節)

  7. leaf shape(葉の形状)

  8. leaf color change(葉の色づき)

  9. tea leaf(茶葉)

  10. leaf vein(葉脈)

3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語の「lēaf」から来ており、ゲルマン語圏では「leaf」と同系統の語が多く見られます。長い歴史を通じて意味はほとんど変わらず、植物の葉という概念を指しています。

  • ニュアンス: 「leaf」はシンプルに葉をイメージさせるやさしい単語です。植物に特化しているため誤用されにくく、自然や園芸の文脈ではぴったりです。

  • 使用シーン:


    • 日常会話や学校の学習シーン: 「Look at the leaves changing color in autumn.」

    • 書き言葉・フォーマル文脈でも問題なく使えますが、特別かしこまった印象はありません。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「a leaf」「two leaves」のように数えられます。

  • イディオム:


    • “turn over a new leaf” = 「(人生の新しい) 一ページをめくる/心機一転する」

    • “take a leaf out of someone’s book” = 「(人)の手本に倣う/真似る」


「leaf」が動詞として使われる場合は「(本のページを) めくる」といった意味があります。その場合は自動詞と他動詞の両方の要素をもちますが、一般的には目的語(本や雑誌など)を伴って「他動詞」のように使われることが多いです。

5. 実例と例文

日常会話


  1. “The leaf just fell off the tree.”

    (木から葉っぱがちょうど落ちたよ。)

  2. “Don’t step on that leaf, it’s so beautiful.”

    (その葉っぱ踏まないで、すごくきれいだから。)

  3. “The leaves are changing color already!”

    (もう葉っぱが色づいてきたね!)

ビジネス


  1. “Our company logo features a green leaf.”

    (弊社のロゴは緑の葉をあしらっています。)

  2. “This report is only a few pages; you can leaf through it quickly.”

    (このレポートは数ページだから、ざっとめくるだけですぐ終わるよ。)

  3. “Let’s turn over a new leaf and improve our sustainability policy.”

    (環境への配慮を改善するために、一からやり直しましょう。)

学術的・学術論文


  1. “The morphological structure of the leaf is crucial for photosynthesis.”

    (葉の形態構造は光合成において極めて重要である。)

  2. “A leaf can be classified by its venation pattern.”

    (葉は葉脈の模様によって分類することができる。)

  3. “Observing leaf pigmentation can offer insights into plant health.”

    (葉の色素変化を観察することで、植物の健康状態がわかることがある。)

6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. foliage(葉、群葉・樹木全体の葉)


    • 「foliage」は植物の葉全体をまとめて指す場合に使われ、「leaf」は単体の葉を指す。


  2. blade(草の葉、刃)


    • 草など平たい葉に特化して使われることが多く、また「刃」という意味も持つ。


  3. frond(シダ・シダ植物の葉、ヤシの大きな葉)


    • 特定の種類の大きく羽状(うじょう)の葉を指す語。


反意語としては直接的な「反対の意味」を持つ単語はありませんが、「trunk(幹)」「branch(枝)」「root(根)」などは植物の別の部位として対比されることがあります。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /liːf/

  • アクセント: 単音節なので特別なアクセントの位置はありません。

  • アメリカ英語 / イギリス英語: どちらもほぼ同じ発音で、 [リーフ] と読むイメージです。

  • よくある発音の間違い: 書き言葉のイメージから /leɪf/ のように読まれる誤りなどがありますが、正しくは長母音 /iː/ です。

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: 複数形の“leaves”を“leafs”と書いてしまうミスが多いです。

  • 同音異義語との混同: 特に “leave” (去る/許可などの動詞) と混同しないように注意。

  • 試験での出題傾向: TOEICや英検などの日常生活や自然を扱うリーディング、リスニング問題で、木や植物を描写する際に出やすい単語です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “leaf”が“leave”と違うことを意識: “動詞(leave)”との混同を避けるため、葉っぱの「f」を最後につけて「リーフ」と伸ばすイメージで覚えるとよいでしょう。

  • 複数形に注意: 複数になると“f”が“v”に変わる単語の代表例 (“leaf” → “leaves”) なので、knives, wives, selvesなどと同じパターンとセットで覚えると便利です。

  • ビジュアル連想: 緑色の葉っぱが揺れているイメージをするだけで記憶に残りやすいでしょう。

「leaf」は自然や季節感を表すとき頻繁に登場する基本的な英単語です。しっかり覚えておくと、日常会話から学術的な文脈まで活用できます。

意味のイメージ
leaf
意味(1)

〈C〉(木・草の)

意味(2)

〈C〉花びら

意味(3)

〈C〉(本などのページの裏表)1枚

意味(4)

〈U〉(金属の)薄片,箔(はく)

意味(5)

〈C〉(折りたたみ式テーブルの)補助板

意味(6)

《おもに米》〈木が〉葉を出す《+out

意味(7)

(本などの)ページをばらばらとめくる,内容にざっと目を通す》+through+

学術英単語(NAWL) / 和訳 / 4択問題

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