最終更新日:2025/11/27
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gesture

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元となった辞書の項目

gesture

名詞

〈U〉〈C〉(気持ちや考えを表現するときの)身ぶり,手まね,しぐさ / 〈C〉《修飾語[句]を伴って》(うわべにせよ,心からにせよ,礼儀・尊敬・友情などを表す)行為,しぐさ,印

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彼女は謝罪の身ぶりをした。

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解説

名詞 gesture の徹底解説


1. 基本情報と概要

単語: gesture

品詞: 名詞 (動詞としても使われる場合があります)

英語での意味: A movement of part of the body, especially a hand or the head, to express an idea or meaning.

日本語での意味: 身振りや手振りなど、体の一部を使って気持ちや考えを示すこと、またはその動作。

「人の気持ちや意図を、言葉ではなく身体の動きで表現するための単語です。例えば、何かを示したり、感謝や断りなどを伝えたりするときによく使われます。広く日常生活でもビジネスでも使われる、気持ちを相手に伝える表現手段として重要です。」

活用形


  • gesture (名詞): 身振り、手振り

  • to gesture (動詞): 身振りで示す(例: “He gestured towards the door.”)

他の品詞になったときの例


  • gestural (形容詞): 身振りに関する、ジェスチャーの


    • 例: “gestural communication” (身振りによるコミュニケーション)


CEFRレベルの目安


  • B1 (中級): 一般的な会話でよく使われる単語で、日常生活やビジネス、カジュアルな場面どちらでも出てきます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「gesture」は大きな接頭語や接尾語を持たない単語ですが、ラテン語由来で「行動・振る舞い」を意味する語幹の影響を受けています。

他の単語との関連性


  • gesture (名詞) → to gesture (動詞) で「身振りをする」という意味になります。

  • gestural (形容詞) は「身振りに関する」を意味します。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. make a gesture → ジェスチャーをする

  2. polite gesture → 礼儀正しい(丁寧な)身振り

  3. grand gesture → 派手な/大げさな身振り

  4. subtle gesture → 微妙な/控えめな身振り

  5. friendly gesture → 親しみのある仕草

  6. a gesture of goodwill → 善意のしるしとしての行為

  7. an empty gesture → 形だけの行為

  8. gesture of apology → 謝罪の身振り

  9. gesture control → ジェスチャー操作(ITやゲームなどでの手振りによる操作)

  10. final gesture → 最後の身振り、最後の行動


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「gesture」はラテン語の「gestus(carry, bear)」に由来し、「運ぶ」「行う」という概念が派生して、「行動」「振る舞い」を表すようになりました。

  • そこから身体的な振る舞いが特に注目され、「手や頭など体で示す行為」という現代の意味になりました。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • 「gesture」は体の動きで何かを暗示的に伝える意味合いを持ちます。言葉でははっきり言わなくとも、ポジティブやネガティブ、友好的か否かなどの印象を与える場合があります。

  • カジュアルな会話だけでなく、フォーマルなスピーチやプレゼンテーションでも使われる幅広い単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞としての使い方:


    • 可算名詞:a gesture, gestures で数えられる。


      • 例: “He made a friendly gesture.” (彼は友好的なジェスチャーをした)



  2. 動詞としての使い方:


    • 自動詞/他動詞両方で使われる場合がある。


      • 自動詞: “He gestured to the waiter.” (彼はウェイターに合図の身振りをした)

      • 他動詞: “She gestured him to sit down.” (彼女は彼に座るよう合図した)



  3. イディオム/構文例:


    • “make a gesture of…”: ~のジェスチャーをする

    • “gesture towards…”: ~の方向にジェスチャーする


フォーマル/カジュアル:


  • 日常のカジュアルな会話から式典やプレゼンなどのフォーマルシーンまで幅広く使用されます。


5. 実例と例文

日常会話の例文(3つ)


  1. “I waved my hand as a friendly gesture to say hello.”

    (手を振って挨拶のジェスチャーをしたよ。)

  2. “That smile was a nice gesture, but I’m still unsure of his intentions.”

    (その微笑みは好意的なジェスチャーだったけど、彼の本意はまだわからない。)

  3. “She pointed at the door as a gesture for me to leave.”

    (彼女は私に出ていってほしいとジェスチャーでドアを指し示した。)

ビジネスの例文(3つ)


  1. “Offering to cover the delivery costs was a kind gesture to the client.”

    (配送費を負担すると申し出たのは、顧客に対する思いやりのある行為でした。)

  2. “He used hand gestures during the presentation to emphasize his points.”

    (彼はプレゼンで手振りを使って自分の主張を強調しました。)

  3. “Sending a personalized thank-you note can be a simple but effective gesture of appreciation.”

    (お礼の言葉を添えたメモを送るのは、シンプルですが効果的な感謝の意の表れです。)

学術的な文脈の例文(3つ)


  1. “Researchers analyze infants’ gestures to gain insight into early language development.”

    (研究者たちは幼児のジェスチャーを分析し、初期の言語発達を理解しようとしています。)

  2. “Gesture-based interfaces have become a cutting-edge topic in human-computer interaction studies.”

    (ジェスチャーに基づくインターフェースは、人間とコンピューターの相互作用研究における最先端のテーマになっています。)

  3. “Anthropologists study cultural variations in gesture to understand nonverbal communication.”

    (人類学者は非言語コミュニケーションを理解するために、文化によるジェスチャーの違いを研究しています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. sign(合図)


    • 「sign」は言葉以外でアクションや記号を用いてメッセージを送ること。ジェスチャーよりも「視覚的合図」としての意味が強い。


  2. motion(動作)


    • 「motion」は「動き」自体に焦点があり、必ずしも意味や意図を伝えるとは限らない。


  3. signal(信号、合図)


    • 「signal」は明確に相手に行動をとらせる合図として使われることが多い。「gesture」より先方に知らせる/指示するニュアンスが強い。


反意語


  • words(言葉)


    • 厳密には反意語ではありませんが、「言語的表現」と「非言語的表現」を対比させる際に、対照的に扱われることが多い。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /ˈdʒestʃər/

  • アメリカ英語: [ジェスチャー](/ˈdʒɛstʃɚ/)

  • イギリス英語: [ジェスチャ](/ˈdʒɛstʃə/)

強勢(アクセント):


  • 先頭の「ジェ」( /dʒes/ )の音節にストレスが置かれます(ジェスチャー)。

よくある発音の間違い


  • /g/ ではなく /dʒ/ の音で始まる点に注意しましょう。「ゲスチャー」とならないように気を付ける必要があります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “guesture” と “u” を余計に入れてしまう間違いが多いです。

  2. ジェスチャーの意味の取り違え: “gesture” が常に「手を振る動作」と思い込む人がいますが、首振りや肩をすくめるなど、広範囲の身振りが含まれます。

  3. 同音異義語: 特になし(似た発音を持つ単語が限られている)。

  4. 試験出題傾向: TOEICや英検などでも、リスニングなどで「gesture」という非言語コミュニケーションが話題になる問題が出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • スペリングの覚え方: 「gest-」は「運ぶ」の意を表すラテン語系接頭語が由来。「gesture ⇒ gest + ure」として覚えられます。

  • イメージ: ジェスチャーは「手・体の動き」で伝えるイメージ。口で言わなくても、友人や家族との仲ではよく使われます。

  • 勉強テクニック: 単語カードを作る際、イラストで手振り・身振りをしている絵を描くと印象に残りやすくなります。自分で実際にジェスチャーを使いながら練習するとさらに定着します。


以上が名詞「gesture」の詳細解説です。「gesture」は言葉に頼らずに思いを伝える効果的な手段として、日常生活だけでなくビジネスでも多用される重要な単語です。ぜひ、覚えたジェスチャーを自分でも実践してみてください!

意味のイメージ
gesture
意味(1)

〈U〉〈C〉(気持ちや考えを表現するときの)身ぶり,手まね,しぐさ

意味(2)

〈C〉《修飾語[句]を伴って》(うわべにせよ,心からにせよ,礼儀・尊敬・友情などを表す)行為,しぐさ,印

基礎英単語(NGSL) / 発音問題

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