最終更新日:2024/06/11
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four

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元となった辞書の項目

four

数詞

〈C〉(数の)4;4ノ記号(4,IVなど) / 〈U〉4時,4分;4歳 / 〈U〉《複数扱い》4人,4個 / 〈C〉4個(4人)1組のもの;フォア(4本オールのボートおよびその選手) / 〈C〉(カードの)4の札 / 4の;4人の;4個の / 《補語にのみ用いて》4歳の(で)

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テーブルの上にはりんごが4つあります。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: four

品詞: 数詞(主に形容詞的に使われる場合が多いが、名詞としても使われる)

意味(英語): the cardinal number following three and preceding five, i.e., 4

意味(日本語): 4(四)

「four」は、数字の「4」を表す英単語です。日常会話でも非常に頻繁に使われる、基本的な数詞のひとつです。

「四匹の猫」「四人で行く」など、物や人の数を示すときによく使われます。

活用形や他の品詞形


  • 基本的には活用はほとんどありません(four は数詞)。

  • 名詞的に使われるときは「The four of us went to the park.(私たち4人は公園へ行きました)」のようになります。

  • 形容詞的(限定詞的)に使われるときは「four cats(4匹の猫)」といった形です。

  • 派生形として、序数詞の「fourth(4番目、4分の1など)」があります。

CEFRレベル: A1(超初心者)

英語学習を始めてすぐに覚える代表的な数字の単語であり、初歩段階で頻出します。


2. 語構成と詳細な意味

「four」は、特定の接頭語や接尾語を含む形ではありません(英語史的には古い語源がありますが、現在は数詞として独立した形を保っています)。

関連語や派生語


  • fourth (序数詞・形容詞/名詞): 4番目(の)、第4(の)

  • fourteen (形容詞/名詞): 14

  • forty (形容詞/名詞): 40

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. four corners of the earth: 世界の四隅

  2. four seasons: 四季

  3. four directions: 東西南北

  4. in four hours: 4時間で

  5. four times a day: 1日に4回

  6. a four-leaf clover: 四つ葉のクローバー

  7. group of four: 4人組

  8. four-year plan: 4年計画

  9. four sides: 4つの辺

  10. four-story building: 4階建ての建物


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “fēower” に由来し、さらに遡るとゲルマン祖語の “*fedwor” にさかのぼります。

ニュアンス・使用時の注意


  • 「four」は数字そのものなので、感情的な響きや特別なニュアンスは通常ありません。

  • くだけた会話から厳粛な文書まで、カジュアルにもフォーマルにも幅広く使われます。

  • 一般的な場面で「4」そのものを示す目的で使われるので、ニュアンスによる使い分けは特にありません。


4. 文法的な特徴と構文


  • 数詞としての用法


    • 「four cats」のように形容詞的に名詞を修飾します。

    • 「the four of us」のように名詞的にも使えます。


  • 可算・不可算


    • 数詞なので、そのまま可算・不可算の区別はなく、名詞の数や量を指定する機能があります。


  • 一般的な構文例


    • “Four of them are missing.”(彼らのうち4人が行方不明だ)

    • “I need four cups.”(私は4杯必要です)


イディオム的な使い方


  • on all fours: 四つん這いになって

  • the big four: 主要4社(企業などで使われる表現)


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I have four siblings.”

    (私にはきょうだいが4人います。)

  2. “Can you buy four apples for me?”

    (りんごを4つ買ってきてくれない?)

  3. “I woke up at four this morning.”

    (今朝は4時に起きました。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We plan to hire four new employees this quarter.”

    (今期中に新たに4名を採用する予定です。)

  2. “The meeting is at four o’clock sharp.”

    (会議はちょうど4時に始まります。)

  3. “We have four branches across the country.”

    (当社は国内4か所に支店を持っています。)

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “There are four primary classifications in this taxonomy.”

    (この分類体系には主な区分が4つあります。)

  2. “We conducted four separate experiments to verify the hypothesis.”

    (仮説を検証するために4つの独立した実験を行いました。)

  3. “The paper presents four key findings regarding climate change.”

    (その論文は気候変動に関する4つの重要な発見を示しています。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    • (数字で「4」と同等の意味を持つ語はありませんが)“quartet” (4人組・4重奏) などが状況によっては近い概念を表す場合があります。

    • しかし「four」は純粋な「4」を表す数詞であり、用法の幅が最も広いです。


  • 反意語


    • 数詞の場合、直接的な反意語はありません。ただし数の大きさや小ささを比較するときは “zero,” “one,” “ten,” などとの対比になります。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /fɔːr/(イギリス英語), /fɔːr/ または /fɔr/(アメリカ英語)

  • 強勢(アクセント)の位置


    • 1音節しかないため、単語全体にアクセントがあります。


  • よくある発音の間違い


    • “for” /fɔːr/ と混同されがちですが、文脈に注意して発音を区別しましょう。

    • “four” のほうがやや長めで伸ばす感じがあります。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • four と書くべきところを “for,” “fore” と間違えないようにしましょう。


  2. 同音異義語


    • “for” (〜のために), “fore” (前方) など、発音が似ている単語が複数あり、リスニング時に混乱しやすいです。


  3. 試験対策


    • TOEICや英検などでは、リスニングで “for” と “four” の聞き間違いが問われるケースがあります。スペルと意味をしっかり区別して覚えることが重要です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のヒント:

    “フォー(f-o-u-r)”は、音は短いのにスペルは“u”と“r”が入って長いので混乱しやすいです。


    • “u” と “r” をしっかり書き忘れないように、「f-o-u-r の順番」と頭の中で唱えるといいでしょう。

    • “four” のイメージを「フォーっと面白い掛け声」と結びつけて記憶するのも手です。


  • 関連ストーリー


    • “We are four best friends!” という場面を想像すると、仲良しの4人組で“4”を思い起こしやすくなり、単語の綴りや発音とセットで覚えられます。


数字の学習は基礎中の基礎ですが、後々まで使い続ける重要な要素です。しっかり定着させておきましょう。

意味のイメージ
four
意味(1)

〈C〉(数の)4;4ノ記号(4,IVなど)

意味(2)

〈U〉4時,4分;4歳

意味(3)

〈U〉《複数扱い》4人,4個

意味(4)

〈C〉4個(4人)1組のもの;フォア(4本オールのボートおよびその選手)

意味(5)

〈C〉(カードの)4の札

意味(6)

4の;4人の;4個の

意味(7)

《補語にのみ用いて》4歳の(で)

基礎英単語(NGSL) / リスニング問題

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