description
1. 基本情報と概要
英単語: description
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語)
A “description” is a statement, representation, or account in words that details the characteristics, qualities, or features of something or someone.
意味(日本語)
「description」とは、ある物事や人物について、その特徴や様子などの詳細を言葉で表現したり、説明したりすることを表す名詞です。「どういったものか、どんな特徴があるか」を詳しく伝えるときに使われます。例えば、物を言葉で描写する、出来事を細かく説明する、といった意味で用いられます。
- CEFRレベル目安: B2(中上級)
→ ある程度複雑な説明や描写が必要な場面で使われる単語です。
活用形・品詞変化例
- 名詞: description (単数形), descriptions (複数形)
- 動詞形: describe (〜を描写する / 説明する)
- 例: “I will describe the situation in detail.” (私は状況を詳しく説明します)
- 形容詞形: descriptive (描写的な、説明の)
- 副詞形: descriptively (描写的に)
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹:
script
→ ラテン語のscribere
(書く)が語源 - 接頭語: de- → 「下に」「完全に」などを指すことが多い
「description」は「de + scribere」が由来で、「書き下す」「書き留める(=記述する)」といったニュアンスです。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10 個
- give a description of ~(〜の説明をする)
- provide a detailed description(詳細な説明を提供する)
- brief description(簡潔な説明)
- accurate description(正確な描写 / 説明)
- vivid description(生き生きとした描写)
- lengthy description(長々とした説明)
- write a description(説明文を書く)
- a physical description(外見的特徴の記述)
- run a description by someone(誰かに説明内容を確認してもらう)
- in the description box(説明欄に)
3. 語源とニュアンス
語源:
中世英語 “descripcioun” は、ラテン語 “descriptio” (書き下し) に由来し、さらに “describere” (書き加える / 記述する) から来ています。ニュアンス:
「description」は、比較的フォーマルにもカジュアルにも使用できる言葉です。会話でも文章でも広い場面で使われます。ただし文章表現のほうが中心的で、レポートや解説文などにもよく登場します。
ビジネスメールや発表では「説明文」「描写文」として相手に状況を正確に伝えたいときに多用されます。カジュアルな会話でも「Can you give me a description of what happened?(何が起きたのか説明してくれますか?)」のように使います。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞
「a description」「two descriptions」のように数えられます。 使われる一般的な構文:
- “give + 人 + a description of + 物事/人”
例: She gave me a detailed description of the event. - “provide + a(n) + 形容詞 + description + of + 物事”
例: They provided a brief description of the product.
- “give + 人 + a description of + 物事/人”
フォーマル / カジュアルの使い分け:
- フォーマル:
“We will offer a comprehensive description of the project outline.” - カジュアル:
“Can you give me a quick description of what it looks like?”
- フォーマル:
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
- “Can you give me a description of the new restaurant you tried yesterday?”
→ 「昨日行った新しいレストランがどんな感じだったか教えてくれる?」 - “His description of the movie made me really want to watch it.”
→ 「彼の映画の説明を聞いたら、すごく観たくなったよ。」 - “I need a quick description of the venue; is it big or small?”
→ 「会場がどんな感じか早く教えてほしいんだけど、大きい?小さい?」
ビジネスシーンでの例文(3つ)
- “Please send me a detailed description of your proposal by the end of the day.”
→ 「本日中にあなたの企画書の詳細な説明を送ってください。」 - “We included a concise description of the target market in the report.”
→ 「レポートには、ターゲット市場の簡潔な説明を含めました。」 - “Before we proceed, I need a clear description of the project scope.”
→ 「進行する前に、プロジェクトの範囲を明確に説明してもらう必要があります。」
学術的な文脈での例文(3つ)
- “The research paper begins with a thorough description of the methodology.”
→ 「その研究論文は、手法について徹底した説明から始まっています。」 - “A comprehensive description of the historical context is crucial for understanding the text.”
→ 「この文章を理解するには、歴史的背景を包括的に説明することが重要です。」 - “Her dissertation provides an in-depth description of social dynamics in rural communities.”
→ 「彼女の論文は、地方コミュニティにおける社会的力学を深く説明しています。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- explanation(説明)
- 「なぜ、どうして」を中心に述べる点でやや因果関係に重きがある。
- 「なぜ、どうして」を中心に述べる点でやや因果関係に重きがある。
- account(報告 / 記述)
- 個人的な立場からの報告というニュアンスが強い。
- 個人的な立場からの報告というニュアンスが強い。
- depiction(描写)
- 視覚的・感覚的な部分を描くイメージが強い。
- 視覚的・感覚的な部分を描くイメージが強い。
- portrayal(描写 / 表現)
- 芸術的・文学的に表現された描写を指すことが多い。
- 芸術的・文学的に表現された描写を指すことが多い。
- outline(概略)
- 詳細というよりは要点をまとめて示すニュアンスがある。
反意語 (Antonyms)
- 直接的な反意語はあまりありませんが、強いて挙げるなら「concealment(隠すこと)」「omission(省略)」などが「説明しない」という面で対立関係になります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- イギリス英語 (BrE): /dɪˈskrɪp.ʃ(ə)n/
- アメリカ英語 (AmE): /dɪˈskrɪp.ʃən/
- イギリス英語 (BrE): /dɪˈskrɪp.ʃ(ə)n/
- アクセント: 第2音節の「-scrip-」の部分を強く発音します。
- よくある発音の間違い: 先頭の “de-” を /di/ と短く読む人が多いですが、母音をはっきり /dɪ/ と発音すると自然になります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “description” を “desription” や “discription” と書きがち。
- 同音 / 類似単語との混同:
- “prescription” (処方箋)
- “subscription” (購読)
のように “-scription” で終わる単語とは異なる意味なので要注意です。
- “prescription” (処方箋)
- 試験対策でのポイント:
TOEICや英検などでも “description” は、文章問題やリスニングで、何かについて述べる、説明する際に頻出する単語です。意味の取り違えがないように注意しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 語源のイメージ: “de-scribere” (書き落とす・書き加える) → 相手に「書いて見せる (描写する)」イメージで覚えるとわかりやすい。
- スペリングのポイント: “de + scrip + tion” の3パーツを意識して区切るとミスを減らせます。
- 勉強テクニック:
- 実際に物を見ながら、「どんな見た目か、どんな雰囲気か」を短文で記述してみる練習をすると身につきやすいです。
- 「describe」の名詞形が「description」と覚えてしまうのもスムーズです。
- 実際に物を見ながら、「どんな見た目か、どんな雰囲気か」を短文で記述してみる練習をすると身につきやすいです。
以上が、名詞「description」の詳細解説です。文章を書くときや会話で具体的な様子を伝えたいときに、ぜひ活用してみてください。
〈U〉〈C〉(…の)記述,描写《+of+名》
〈C〉人相書き,人相
〈C〉種類,銘柄