最終更新日:2025/11/28
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著者,作者,作家,著作者 / (…の)創始者,創造者,張本人《+of+名》 / (ある著者の)著書,作品

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元となった辞書の項目

author

名詞

著者,作者,作家,著作者 / (…の)創始者,創造者,張本人《+of+名》 / (ある著者の)著書,作品

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: author

品詞: 名詞(動詞としても使われることがあります)

意味(英語): A person who writes a book, article, or other text.

意味(日本語): 本や記事などを書いた「著者」や「作者」のことを指す名詞です。

「何かを実際に書いてこれを発表し、作品として世に出した人」というニュアンスが強いです。

活用形(名詞):


  • 単数形: author

  • 複数形: authors

動詞形の例:


  • to author (…を執筆する)

    例: “He authored several articles on science.”(彼は科学に関する記事をいくつか執筆しました)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級): 英語で基本的な意思疎通ができ、ある程度複雑な文章を理解し、適切に使えるレベルです。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源 (ラテン語): 「auctor」:「創始者」「提唱者」の意味

接頭語や接尾語は特には含まれていませんが、「author」の動詞形「to author」は、名詞から派生した形です。

関連語や派生語


  • authority (名詞): 権威・権力

  • authoritative (形容詞): 権威のある、信頼できる

  • co-author (名詞/動詞): 共同執筆者、共同執筆する

よく使われるコロケーション(共起表現)と日本語訳(10個)


  1. famous author(有名な著者)

  2. best-selling author(ベストセラー作家)

  3. unknown author(無名の著者)

  4. contemporary author(現代の作家)

  5. prolific author(多作な作家)

  6. aspiring author(作家志望の人)

  7. to meet an author(著者に会う)

  8. the author’s purpose(著者の意図)

  9. mention the author(著者について言及する)

  10. credited as the author(著者として認められる)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語の “auctor” が中世フランス語や中英語を経て “author” となりました。「作り出す者」「生み出す者」といったニュアンスがあります。

使用時の注意点


  • 「author」は文書や本を出版した「著者」を指すため、単に「書き手(writer)」よりも正式な印象があります。

  • 文語調でも口語でも使われますが、よりフォーマルな場面やアカデミックな文脈でよく登場します。

  • 動詞形の「author (~を執筆する/作成する)」はニュース記事や学術論文、ビジネス文書などで比較的フォーマルに使われることが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (countable noun)

    例: “He is an author.”(彼は著者です)

  • 動詞: to author (他動詞)

    例: “She authored a report on climate change.”(彼女は気候変動についての報告書を執筆しました)

一般的な構文やイディオム


  • “Author of one’s own fate”(自分の運命を切り開く人/作り出す人)

    例: “You are the author of your own fate.”(あなたは自分の運命を作り出す人です)

フォーマルでもカジュアルでも使われますが、元々はややフォーマル寄りです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3文)


  1. “I just finished reading a book by my favorite author.”

    (お気に入りの作家の本を読み終えたところだよ。)

  2. “Have you ever met the author in person?”

    (その著者に実際に会ったことある?)

  3. “My friend wants to become an author someday.”

    (友人はいつか作家になりたいと思っているよ。)

ビジネスシーンでの例文(3文)


  1. “The author of the report will present his findings at the meeting.”

    (その報告書の著者が会議で調査結果を発表する予定です。)

  2. “We invited the author to give a talk on effective communication.”

    (効果的なコミュニケーションについて講演してもらうため、その著者を招待しました。)

  3. “Could you confirm who authored the white paper?”

    (このホワイトペーパーを執筆したのが誰か確認できますか?)

学術的な文脈での例文(3文)


  1. “In this journal article, the author examines the impact of social media.”

    (この学術論文の著者は、ソーシャルメディアの影響を検証しています。)

  2. “The paper’s authors used a mixed-methods approach for their research.”

    (その論文の著者たちは、研究に混合法アプローチを使用しました。)

  3. “Please read the preface to understand the author’s methodology.”

    (著者の研究手法を理解するために、序文を読んでください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. writer(作家): より一般的に「文章を書く人」を指す。

  2. novelist(小説家): 小説を書く人。創作分野に特化。

  3. creator(創作者): さまざまなコンテンツを生み出す人。著者以外にも幅広い分野が含まれる。

反意語


  • 明確な反意語はありませんが、「reader(読者)」は受け手として対照的な存在です。

使い分け例


  • “author” は本や記事、研究論文などの正式な作家・著者を指す場合に使う。

  • “writer” は「文章を書く人」全般を指し、ブログやエッセイなど多岐にわたる場面で使用。

  • “novelist” は特に小説執筆を仕事にしている人を指す。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈɔːθər/ (アメリカ英語もイギリス英語もほぼ同じ)

  • アメリカ英語: [ˈɔːθər](「オー-thアー」のような音)

  • イギリス英語: [ˈɔːθə](語末の “r” はアメリカ英語よりやや弱めに発音される)

  • アクセント: 先頭の “au” にある(AU-thor)

  • よくある間違い: /ˈauθər/ と “au” を「アウ」と発音してしまうなどがありますが、実際は口を縦に開けて「オーサー」に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “autor” や “auther” などと間違えやすいです。

  • 英単語 “authority” と混同しがちですが、意味もスペルも異なるので注意しましょう。

  • TOEIC や英検などの試験では “the author’s main point” のような形で、文章を要約したり、筆者が何を伝えたいかを問う問題に出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “author” の最初の “au-” は「自動車(auto)」をイメージすると似ているように感じるかもしれませんが、実際の発音は「オー」に近い響きです。

  • 「オーサー」とカタカナで書くと覚えやすいですが、英語的には「オードゥァー」となる場合もあるので音声でしっかり練習するとよいです。

  • スペリングのポイントは「aut*h*or」の “th” 部分を確実に入れること。

  • 覚えるときは “author = a + (u-th) + or” と小分けしてスペルを確認するなど工夫すると良いでしょう。

以上が “author” に関する詳細な解説となります。学習や実際の会話・文章作成にぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
author
意味(1)

著者,作者,作家,著作者

意味(2)

(…の)創始者,創造者,張本人《+of+

意味(3)

(ある著者の)著書,作品

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 単語カード問題

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