最終更新日:2025/11/28

The fact that she is ill worries me a lot.

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彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。

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元となった文法の項目
180
B1.1-B2.1

the fact(s) that節

「~という事実」

彼女が病気であるという事実は私をとても心配させます。

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説明

「the fact(s) that SV」の使い方

「~という事実」「~ということ」を英語で表す場合、the fact(s) that SV の形を用います。ここで注意したいポイントは以下のとおりです。


  1. 「the fact(s) that」+ 「that節」


    • 「the fact(s) that」のあとの that は接続詞であり、後ろには必ず主語(S)動詞(V)が入った名詞節(that節)が続きます。

    • この名詞節は「何の事実であるか」を詳しく説明する働きを持ちます。


  2. 文中での役割


    • 「the fact that SV」は、名詞として文の主語や目的語の位置に置かれ、文全体の一部として使われます。

    • たとえば、以下の例文のように目的語として「~という事実」を表せます。


      • I appreciate the fact that you helped me.

        (あなたが手伝ってくれたという事実を感謝しています。)



  3. “the fact that”が強調したいとき


    • 単に “that節” だけを使うよりも、“the fact that” を使うことで「~という事実」という意味合いを強調できます。


      • I’m aware that you worked hard.

        (あなたが一生懸命働いたことは知っています。)

      • I’m aware of the fact that you worked hard.

        (あなたが一生懸命働いたという事実を、私はちゃんとわかっています。)



  4. 単数形と複数形


    • “the fact that” は、事実がひとつの場合に使い、複数の事実を列挙する場合は “the facts that” を用います。


      • The facts that the earth orbits the sun and that the moon orbits the earth are well known.

        (地球が太陽の周りを公転している、そして月が地球の周りを公転しているという事実は広く知られています。)



  5. 日本語訳との対応


    • 多くの場合、日本語の「~という事実」「~ということ」が the fact that~ に対応します。

    • ただし文脈によっては「こと」というニュアンスだけを持たせたい場合、単に that節(例: I know that…)を使うほうが自然な場合もあります。



まとめ


  • the fact(s) that SV は「~という事実」を表すときに便利な表現です。

  • that節は必ず主語 + 動詞の構成を取り、文中で名詞句として機能します。

  • “the fact that” を使うことで、単なる “that節” よりも「事実である」という点を強く示すことができます。

  • 一つの事実なら “the fact”、複数なら “the facts” を使い分けましょう。

この表現を上手に使いこなせば、英語で「~という事実」をより明確かつ印象的に伝えることができます。

準上級英文法問題(B2)

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