元となった文法の項目
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A2.1-B1.2
助動詞: should
実は「~した方がいいよ。」程度の軽い強制感
説明
以下では、助動詞「should」について、より詳しく、わかりやすく解説します。
助動詞とは?
助動詞とは、動詞の前に置かれて“動詞を助ける”はたらきをする特別な単語です。
例:run(走る) → should run(走るべきだ)
助動詞はいくつか種類がありますが、ここでは「should」に注目します。
「should」の主な意味・使い方
1. 義務・助言:「~すべきだ」
- 「~すべきだ」「~したほうがいい」といったアドバイスや軽い義務を表します。
- must や have to のように強い強制を表すわけではなく、どちらかというと相手に助言や提案をするニュアンスです。
例文:
- You should study harder.
→「もっと勉強したほうがいいよ。」 - We should call a doctor.
→「医者を呼ぶべきだ。」
2. 推量:「~のはずだ」
- 「~のはずだ」「~であるはず」といった、話し手の推定・推量をやわらかく表します。
例文:
- He should be home by now.
→「もう家に着いているはずだ。」 - It should be easy to fix.
→「修理は簡単なはずだ。」
「should」と他の助動詞との違い
must / have to
- 「~しなければならない」という強い義務や必要性を表します。
- 「絶対にそうしなければいけない」というニュアンスなので、should よりも強制力が高いです。
- 「~しなければならない」という強い義務や必要性を表します。
ought to
- 意味はほぼ「should」と同じで「~すべきだ」を表しますが、やや書き言葉的です。日常会話では「should」がより一般的です。
疑問形・否定形での使い方
疑問形:Should I … ?
「~したほうがいいかな?」と、助言を求めたり提案をするときに使います。
例:Should I call him now?
→「今、彼に電話した方がいいかな?」否定形:should not / shouldn’t
「~すべきではない」「~しないほうがいい」という意味をやわらかく伝えます。
例:You shouldn’t eat so much sugar.
→「そんなに砂糖をとらない方がいいよ。」
まとめ
- 「should」は、助言や提案などの「~したほうがいい」という意味をやわらかく表します。
- 「must / have to」と比べて、強制力は弱めです。
- また、「~のはずだ」という推量を示すときにも使われます。
- 疑問文や否定文で使うときは、相手の意見ややわらかい忠告を示す表現になります。
上記のポイントを押さえると、よりスムーズに「should」を使いこなせるようになります。ぜひ、例文を参考にして実際に英作文に取り入れてみてください。