最終更新日:2025/10/19

That is the girl whose father is a doctor.

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あのこのとうさんは医者です。

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元となった文法の項目
201
B1.2

関係代名詞 所有格(whose)

「~の」を表すwhose

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説明

関係代名詞「whose」(所有格)の使い方

英語には、先行する名詞を後ろから詳しく説明したいときに使う 関係代名詞 という語があります。代表的な関係代名詞には who, which, whose などがあり、文の中で示す役割によって「主格」「所有格」「目的格」に分けられます。ここでは、その中でも 所有格 を示す whose について詳しく解説します。


1. 所有格 (whose) とは?


  • whose は、「誰のもの」「何のもの」といった「~の」を表す 所有格 の関係代名詞です。

  • 「my / your / his / her」などと同様に「~の」という意味を担い、関係代名詞として主に人や物の所有関係を示します。


2. 具体例

たとえば次の文を見てみましょう:


That is the girl whose father is a doctor.

(あれは、お父さんが医者の少女です。)



  • whose が指す先行詞は the girl です。

  • 「the girl’s father」という所有関係を「whose father」として表現しています。

  • 直訳すると「(父親が医者である)少女」ですが、日本語では「お父さんが医者の少女」と自然に訳されます。

このように whose + 名詞 の形で、「~の名詞」という所有関係を示します。


3. 文の構造

「whose」を使った文の構造を整理すると、以下のようになります:


  1. 先行詞(説明したい名詞: the girl)

  2. 関係代名詞の所有格(whose)

  3. 所有される名詞(father)

  4. 説明(述語部分)(is a doctor)

文を分解すると「the girl (whose father is a doctor)」=「(父が医者である)少女」という形になります。


4. 人・物の両方に使える?


  • whose は主に人に関する所有関係を表すときに使われますが、物についても用いることがあります。

    例: The house whose roof is red is my uncle's.

    (屋根が赤色の家は私のおじの家です。)


  • ただし、ものについて所有関係を表す場合には of which を用いることも多いです。どちらが適切かは文体やニュアンスによります。



5. 「whose」の代わりに使われる表現


  • 先ほど触れたように、of which を使うことがあります。特に「もの」の所有関係を厳密に表したい場合は of which ~ の形で書き換えることも可能です。

    例: The house of which the roof is red is my uncle's.


  • ただし、日常会話やさまざまな文体で whose を使った方が自然で分かりやすい場合も多々あります。



6. まとめ


  • whose は関係代名詞の所有格で、「~の」という意味を持ちます。

  • 先行詞(説明したい名詞)が持っている何か(所有物や特徴)を説明するときに使われます。

  • 「人」だけでなく、「物」について言及する際にも使われることがありますが、文脈によっては of which が適切になる場合もあります。

ポイント: 関係代名詞の文を組み立てるときは、主語・動詞の関係や、どの名詞を説明したいか(先行詞)をしっかり確認してみましょう。所有関係を示したいときは whose を使う、というイメージを持つと覚えやすいです。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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