最終更新日:2025/10/23

You could be here for a long while.

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長い間いることになるかもしれない。

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元となった文法の項目
119
A2.1-B1.2

助動詞: could

canの過去形は、様々な意味を持つ

長い間いることになるかもしれない。

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説明

以下の解説は、助動詞「could」の使い方や意味を、なるべく詳しく、わかりやすくまとめたものです。ぜひ参考にしてください。


1. 助動詞「could」とは?


  • 「could」は助動詞の一種で、動詞の前に置くことで、その動詞にさまざまなニュアンスを加える役目を果たします。

  • 「can」よりも丁寧あるいは過去のニュアンスを表すときに用いられることが多いです。


2. 能力を表す「could」


  1. 過去の能力


    • 「can(~できる)」の過去形として使われ、昔できたことを表します。

      例:

    • I could run 5 kilometers when I was young.

      (若いころは5キロ走れた。)

    • She could play the piano very well when she was a child.

      (彼女は子供のころ、ピアノをとても上手に弾くことができた。)


  2. 現在の能力を控えめに表現する場合


    • 「can」に比べてやや控えめ・丁寧な表現として用いられることがあります。

      例:

    • I could help you with that if you need me to.

      (もし必要なら手伝えますよ。)



3. 推量を表す「could」


  • 「~かもしれない」という可能性・推量を表します。

    例:


    • It could rain tomorrow.

      (明日は雨が降るかもしれない。)

    • The news could be true.

      (そのニュースは本当かもしれない。)



4. 丁寧な依頼を表す「Could I ~?」


  • 「Can I ~?(~してもいいですか?)」の丁寧版としてよく使われます。

    例:


    • Could I borrow your pen?

      (ペンをお借りしてもよろしいですか?)

    • Could I speak to Mr. Smith?

      (スミスさんとお話ししてもよろしいですか?)



5. 否定形「couldn't ~」


  • 「could not」や「couldn't」は、主に以下のような意味があります。


  1. 過去の能力の否定


    • 「~できなかった」と過去の能力を否定するときに使います。

      例:

    • I couldn't run that far when I was 10.

      (10歳のころはそんなに遠くまで走れなかった。)


  2. 推量の否定


    • 「~のはずがない」と強い否定の推量を表すことがあります。

      例:

    • He couldn't be the criminal.

      (彼が犯人のはずはない。)



6. 仮定法と「could」


  • 仮定法の文(「もし~なら、…だろうに」など、現実とは異なる仮の状況を表す文)で「could」がよく使われます。

    例:


    • I wish I could fly.

      (もし飛ぶことができたらなあ。)

    • If I could speak French, I would travel to France.

      (フランス語が話せれば、フランスに旅行するのになあ。)



7. 応用表現:「could have+過去分詞」


  • 「could have+過去分詞」は、「(実際にはしなかったけれど)~できたのに」という過去の可能性を表す表現です。後悔や残念な気持ちを表すときなどに使われます。

    例:


    • I could have helped you, but I didn't know you needed me.

      (手伝うことができたのに、君が助けを必要としているとは知らなかった。)

    • You could have won the game if you had practiced more.

      (もっと練習していたら、試合に勝てたかもしれないのに。)



まとめ


  • 能力(過去の能力や控えめな表現)

  • 推量(「~かもしれない」)

  • 丁寧な依頼(Could I ~?)

  • 否定形(「~できなかった」「~なはずがない」など)

  • 仮定法(「もし~できたなら…」という仮定)

  • could have+過去分詞(「~できたのに」と過去を振り返り後悔・可能性を示す)

「could」は会話でもよく登場する助動詞で、多様なニュアンスを持ちます。英語学習の際には、上記の用法を整理して覚えると、より自然で幅広い表現が可能になります。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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