最終更新日:2025/11/28

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元となった文法の項目
207
B1.2

受動態(助動詞+受動態)

助動詞+be doneの形

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説明

以下では、受動態(助動詞+受動態)について、もとの説明をさらに詳しく、わかりやすく修正しました。参考例やポイントを交えながら解説します。


受動態の基本形

受動態は以下の形で表されます。


be + 過去分詞


たとえば、

・動詞 “write(書く)” の過去分詞は “written” となるので、


  • “is written” → 「書かれる」

  • “was written” → 「書かれた」

    などと表現できます。


助動詞 + 受動態

通常、be動詞は主語に合わせて以下のように変化します。


  • 現在形: is / am / are

  • 過去形: was / were

しかし、助動詞(can, will, must など)とともに用いるときは、助動詞のあとの動詞は常に原形となります。そのため、be動詞も変化せずに “be” のままになります。つまり、構成は次のようになります。


助動詞 + be + 過去分詞


例文


  1. “The car can be repaired.”


    • 「その車は修理されることができる。」

    • 助動詞 “can” のあとに “be” が続き、動詞 “repair” の過去分詞 “repaired” を使っています。


  2. “This room should be cleaned.”


    • 「この部屋は掃除されるべきだ。」

    • 助動詞 “should” のあとに “be” が続き、過去分詞 “cleaned” を使っています。


  3. “All documents must be signed by tomorrow.”


    • 「すべての書類は明日までに署名されなければならない。」

    • 助動詞 “must” のあとに “be” が続き、過去分詞 “signed” を使っています。



受動態が使われる主なシチュエーション


  1. 行為者(誰が行うか)を明確にしたくない/する必要がない場合


    • “A mistake was made.”


      • (誰がミスをしたかは言及していない)



  2. 重要なのは「行為をされた対象」であり、行為者ではない場合


    • “The artwork was damaged during the move.”


  3. 助動詞を使い、義務・可能性・推量などを表しながら受動態にしたい場合


    • “The task can be finished by tomorrow.”

    • “The work must be completed on time.”



覚えておきたいポイント


  1. 能動態との違いに注意


    • 能動態: “Someone broke the window.” (誰がしたかを主語に置く)

    • 受動態: “The window was broken (by someone).” (行為を受けるものを主語に置く)


  2. 助動詞のあとは常に動詞の原形


    • be動詞の場合も “be” の形で固定される

    • したがって「助動詞 + be + 過去分詞」の形となる


  3. “be” の形を決めるのは、助動詞があるかどうか


    • 助動詞を使わない場合は “is/am/are” などに変化する

    • 助動詞を使う場合は “be” のまま



以上が 受動態(助動詞+受動態) の詳しい解説です。受動態には状況や文脈に応じた使い分けがあり、特に助動詞と組み合わせることで、「義務」「可能」「推量」「意図」 などを表しつつ受動態を表現できます。例文や練習問題を通じて、形と使い方に慣れておくと良いでしょう。

中級英文法問題(CEFR-J B1)

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