元となった文法の項目
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A1.1-A1.2
現在時制 (一般動詞・3人称単数)
3人称単数は語尾にsを付けて。
説明
以下に、より詳しくわかりやすく修正した解説を示します。
現在時制(一般動詞・3人称単数)の使い方
1. 主語が「I」「You」の場合
- 主語がI や Youの場合、動詞は原形(基本形)をそのまま使います。
例:
- I play tennis.
- You like music.
- I play tennis.
上記の例のように、「I」や「You」が主語のときは、動詞に変化はありません。
2. 主語が「He」「She」「It」の場合
- 主語がHe, She, Itなどの3人称単数の場合、動詞の語尾に“s”をつける必要があります。
例:
- He plays tennis.
- She likes music.
- He plays tennis.
この「s」を付けるルールを三単現の s(さんたんげんのエス)と呼びます。
3. 語尾のつけ方のバリエーション
動詞によっては、以下のように-s以外の形をとる場合があります。これはスペル(つづり)のルールに基づきます。
-s をそのまま付ける
- 主に、語尾が【子音字 + y】やその他の子音(b, c, d, など)で終わるとき
- 例:play → plays, need → needs
- 主に、語尾が【子音字 + y】やその他の子音(b, c, d, など)で終わるとき
-es を付ける
- 語尾が【o, s, ch, sh, x】で終わる動詞
- 例:go → goes, pass → passes, watch → watches, push → pushes, fix → fixes
- 語尾が【o, s, ch, sh, x】で終わる動詞
-ies を付ける
- 語尾が【子音字 + y】の場合、y を i に変えて es を付ける
- 例:study → studies, try → tries
- 語尾が【子音字 + y】の場合、y を i に変えて es を付ける
上記のような例外的な場合も多いので、動詞のスペル(つづり)をしっかり確認してから活用形を覚えるとよいでしょう。
4. ポイントまとめ
- 「I」「You」→ 動詞は原形
- 「He」「She」「It」→ 動詞に “-s / -es / -ies” のどれかを付ける(いわゆる「三単現の s」)
- スペルのルールを押さえて、例外的な形にも慣れることが大切
以上のルールを身につければ、日常会話や文章を書くときにも役立ちます。ぜひ例文をたくさん作って練習してみてください。