How about ...?
相手に意見や説明を求める
以下では、“How about …?” の使い方をより詳しく、わかりやすく解説します。
“How about …?” とは?
“How about …?” は提案や意見を求めるときに使われるフレーズです。日本語では「~はどうですか?」「~はいかが?」などと訳せます。相手に「こうしてみるのはどう?」「こんな方法はどう思う?」と確認したいときによく用いられます。
使い方のパターン
How about + 名詞?
- 例: “How about sushi for dinner?”
→「夕食にお寿司はどう?」 - 料理や場所、アイデアなどの“モノ・コト”に対して意見を求めるときに便利です。
- 例: “How about sushi for dinner?”
How about + 動名詞(~ing)?
- 例: “How about going to the park?”
→「公園に行くのはどう?」 - 「~してみるのはどう?」と具体的な行動や提案を表すときに使えます。
- 例: “How about going to the park?”
How about + 文全体?
- 例: “How about we meet at 7 o’clock?”
→「7時に会うのはどう?」 - よりカジュアルに、相手にまとまった提案や意見を伝えるときに使用します。
- 例: “How about we meet at 7 o’clock?”
“What about …?” との違い
似た表現に “What about …?” がありますが、次のような違いがあります。
“How about …?”
→ 提案やアイデアを出すニュアンスが強い。
例: “How about trying a new restaurant?”(新しいレストランに行ってみるのはどう?)“What about …?”
→ 忘れられがちな内容、あるいは考慮すべき別の点を指摘するときに使う。
例: “What about the cost?”(費用はどうするの?)
ただし、日常会話では “How about …?” と “What about …?” は似た場面で使われることが多く、厳密に分けないこともあります。
使うときのポイント
相手がどう思うかを尋ねる表現
- 直接的に「あなたの意見は?」と聞くよりも柔らかく提案ができる。
- 何か決定をする前に、相手の考えや提案を尊重するニュアンスが出せる。
- 直接的に「あなたの意見は?」と聞くよりも柔らかく提案ができる。
状況に合わせて文型を選ぶ
- 名詞を入れればモノについての提案、動名詞を入れれば行動に対する提案になる。
- “How about we …?” のように文全体を入れれば、より会話に近い自然な提案ができる。
- 名詞を入れればモノについての提案、動名詞を入れれば行動に対する提案になる。
相手に選択肢を与えるイメージ
- 特にグループで意思決定をするときに便利。柔らかい印象で意見を求めることができる。
例文まとめ
“How about a cup of coffee?”
→「コーヒーはいかがですか?」“How about visiting the art museum?”
→「美術館に行ってみるのはどう?」“How about we start the meeting at 10?”
→「10時に会議を始めるのはどう?」
“How about …?” を使うことで、相手の意見を引き出すのはもちろん、自然な形で提案ができます。ぜひ会話の中で活用してみてください。