元となった文法の項目
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A1.1
現在時制 (be動詞)
be+~ingで「~している」
説明
以下では、現在進行形(Present Continuous / Present Progressive)として、be動詞(am, is, are)の現在形+動詞の -ing 形について、できるだけ詳しく解説します。
1. 形の作り方
現在進行形は以下の形で作ります:
主語 (Subject) + be動詞の現在形 (am, is, are) + 動詞の -ing 形
例文
- I am studying English now.
(私は今、英語を勉強しています) - He is swimming at the moment.
(彼は今泳いでいます)
2. 意味・使い方
(1) 今まさに行われている動作を表す
現在進行形は、話しているこの瞬間に行われている動作を表します。
- She is cooking dinner now.
(彼女は今夕食を作っています)
(2) 一時的・短期間の動作や状態を表す
「いつも」ではなく、期限付き・途中経過の状態を示すときにも使います。
- I am staying at my friend's house this week.
(私は今週、友人の家に滞在しています)
(3) 近い未来の予定を表す場合もある
日常会話などで、確定している近い未来の予定を表すときにも使われます。
- I am leaving for Tokyo tomorrow.
(明日、東京に出発します)
3. 否定文と疑問文
否定文
be動詞のあとに「not」を入れます。
主語 + be動詞 + not + 動詞の -ing 形
- I am not watching TV now.
(私は今テレビを見ていません)
疑問文
be動詞を文頭に出します。
be動詞 + 主語 + 動詞の -ing 形 … ?
- Are you watching TV now?
(あなたは今テレビを見ているのですか?)
こちらの答え方は、Yes/Noで答えやすいです。
- Yes, I am. / No, I’m not.
4. よくある間違いに注意
- 「一般動詞の現在形」と混同する
現在進行形は「今している動作」や「すぐに起こる予定」など、一時的で進行中の状態を表します。一方、一般動詞の現在形は「習慣」「真理・普遍の事実」など、継続的・反復的な意味を表します。
例:
- I study English every day. (習慣 → 一般動詞の現在形)
I am studying English now. (今している → 現在進行形)
- be動詞を忘れない
現在進行形では、必ず be動詞 (am, is, are) とセットで使われます。例えば、I studying... のように be動詞が抜けてしまうミスに気をつけましょう。
- be動詞を忘れない
5. まとめ
- 形: be動詞(am, is, are)+動詞の -ing 形
- 主な用法
- 今まさに行われている動作
- 一時的・短期間の動作・状態
- 近い未来の予定
- 今まさに行われている動作
- 否定文: be動詞+ not +動詞の -ing 形
- 疑問文: be動詞を文頭に出して、主語+動詞の -ing 形で続ける
現在進行形を理解することで、英語で「今していること」や「目前に控えた予定」をスムーズに表現できるようになります。上記のポイントを押さえて、ぜひ練習してみてください。