最終更新日:2025/03/12

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B2.1

受動態(過去進行形): was being+過去分詞

「~されていた」を表す表現

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説明

以下では、「受動態(過去進行形)」である was being + 過去分詞 の使い方について、より詳しく、分かりやすく解説します。


1. 受動態(過去進行形)とは?

過去進行形の受動態は、「ある時点でちょうど何かが行われる途中だった」という意味を表します。

構造は下記のとおりです。


主語 + was / were + being + 過去分詞(V³)


この形は日本語ではよく「〜されていた」と訳され、過去のある瞬間において、動作が進行中であったことを示します。


2. 例文


  • It was being used at the time.

    → 「それはその時、使われていた(使われている最中だった)。」

この文では「使っていた」という能動態ではなく、「使われていた」という受動態の状態を表しています。


3. 「使う」と「使われる」の違い


  • 能動態:


    • 主語(人など)が「何かを使っている」

    • 例: I was using it.(私はそれを使っていた)


  • 受動態:


    • 主語(物など)が「誰かに使われている」

    • 例: It was being used.(それは誰かに使われていた)


同じ「使う」に関する動作でも、「誰が」を主語にするか、「何が」主語になるかで、文の形が能動態か受動態かに分かれます。


4. 使い方のポイント


  1. 動作が継続中だったことを強調する:

    受動態の過去進行形を使うと、「その時点でまだ終わっていない動作/状態」が受け身として継続していたことを強調できます。


  2. 「by ~」で動作主を示す場合

    文末に “by + 動作主” を付け加えることで、「誰によってその行為が行われていたか」を明確にできます。


    • 例)The car was being fixed by the mechanic at that time.(その車はそのとき修理工によって修理されていた。)


  3. was と were の使い分け

    過去形のbe動詞は、主語が単数なら was、主語が複数なら were を用います。


    • 例)They were being questioned by the police.(彼らは警察に事情聴取されていた。)



5. まとめ


  • : was / were + being + 過去分詞

  • 意味: 「過去のある時点で、(動作が進行中の状態で)〜されていた」

  • 使用例:


    • It was being used at the time. → それは当時使われていた

    • The documents were being prepared by the staff. → 書類はスタッフによって準備されていた


「受動態(過去進行形)」を理解しておくと、過去のある時点で行われていた動作の受け身を正確に表せるようになります。ぜひ文脈に応じて使いこなしてみてください。

CEFR-J B2 / 文法問題

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