最終更新日:2024/06/13

彼は高給の仕事を持っています。

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He has a well-paid job.

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元となった辞書の項目

well-paid

形容詞

高給の

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彼は高給の仕事を持っています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: well-paid

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): Earning a good amount of money or having a job that provides a satisfactory or high salary.

意味(日本語): 給料が良い、もしくは高い報酬をもらえる状態を指す形容詞です。「よい給料をもらっている」「報酬が十分に高い」というニュアンスで、主に職業や仕事の状況を説明するときに使われます。

「よい給料をもらっているという状況を表す形容詞です。『その仕事は給料がいい』といったときに便利な表現で、日常会話やビジネスの場面でもよく使われます。」

活用形


  • 形容詞なので、動詞のような活用はしません。

  • 比較級・最上級は「well-paid」自体が比較の対象になるケースはまれですが、文脈によっては「better-paid」「best-paid」という形も見られます。


    • 例: “He is one of the best-paid employees in the company.” (彼は会社で最も高給取りの一人だ)


他の品詞形


  • 「well-paid」は複合形容詞であり、他品詞になることはあまりありません。同じ意味を別の言い方で表す場合は「high-paying」「lucrative」などの形容詞や「to be well compensated」(動詞フレーズ) が近い意味合いになります。

CEFR レベル (目安)


  • B2 (中上級): 一般的な単語ですが、複合語であり、職場や契約など、やや専門的な話題にも関係するため、中上級レベルとして扱います。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • well-: 「十分に、よく」という意味を持つ副詞 “well”

  • paid: 動詞 “pay” の過去分詞形 (形容詞的に「支払い済みの」「報酬をもらっている」)

派生語や類縁語


  • well-paying (形容詞) : 同様に「給料が良い」という意味で使われるが、ややカジュアル

  • high-paying (形容詞) : 「給料が高い」という意味

  • lucrative (形容詞) : 「利益になる、もうかる」というニュアンスで、ビジネスなどで収益性の高さを強調する際に使う

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. a well-paid job — 給料の良い仕事

  2. a well-paid position — 高給の役職

  3. a well-paid profession — 高い報酬のある職業

  4. a well-paid role — 給料が良い役割・ポジション

  5. a well-paid contract — 報酬が高い契約

  6. a well-paid career — 高給取りのキャリア

  7. a well-paid employee — 高給をもらっている社員

  8. a well-paid opportunity — 稼ぎの良い機会

  9. well-paid workers — 高給取りの労働者

  10. well-paid executives — 高給取りの経営幹部


3. 語源とニュアンス


  • 語源: “well” + “paid”


    • “well” は古英語で「よく、適切に」を意味し、”paid” はフランス語経由のラテン語“pacare” (支払う) に由来すると言われています。


  • 歴史的背景: もともとは「十分に支払われている」という文字通りの意味からスタートし、現代では「給料が良い、報酬が高い状態」を表す形容詞として定着しています。

  • 使用時の注意点:


    • 「たくさん稼げる」というポジティブなイメージを含みます。

    • ビジネス文書や日常会話の両方で使えますが、くだけた場面でも問題なく使われます。

    • “well-paid” と “good-paid” のように混用すると誤用なので注意です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使い方:

    1) 名詞を修飾する (例: “He has a well-paid job.”)

    2) 叙述用法 (補語) で使う (例: “He is well-paid.”)


  • 可算・不可算名詞は関係ない: 形容詞なので名詞修飾・補語に使うだけで、可算・不可算の区別には直接関与しません。


  • フォーマル/カジュアル: いずれにも対応可能ですが、ビジネスやキャリアの話題なので、比較的フォーマルな文章にも馴染みます。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “My friend just got a well-paid job at a tech company.”

    (友達がテック企業で給料のいい仕事に就いたんだ。)

  2. “I feel lucky to be so well-paid for doing something I love.”

    (好きなことをしていて、これだけ給料がいいなんて幸運だと思う。)

  3. “He left his well-paid position to travel the world.”

    (彼は世界旅行をするために高給の職を辞めた。)

ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company is looking for well-paid consultants to handle the upcoming project.”

    (当社では、今度のプロジェクトを任せられる給料の良いコンサルタントを探しています。)

  2. “She negotiated for a more well-paid role in the new department.”

    (彼女は新しい部署でより高給の役割を得るために交渉した。)

  3. “It’s important to retain well-paid employees by providing good benefits.”

    (適切な福利厚生を提供して、高給をもらっている従業員を維持することが大切だ。)

学術的・専門的な文脈での例文


  1. “The study concludes that well-paid positions significantly contribute to higher job satisfaction.”

    (この研究は、高給のポジションが高い仕事満足度に大きく貢献することを結論づけている。)

  2. “A well-paid engineering role often requires advanced technical skills and experience.”

    (高給取りのエンジニア職には、しばしば高度な技術スキルと経験が必要だ。)

  3. “Economists argue that a well-paid workforce boosts consumer spending and economic growth.”

    (経済学者は、高い賃金を得ている労働力は消費支出と経済成長を促進すると主張している。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. high-paying (給料が高い)

  2. lucrative (利益が大きい)

  3. well-compensated (報酬が十分な)

  4. rewarding (特に金銭面以外にも報酬があるニュアンスで使われることが多い)


  • “high-paying” や “well-paid” は金銭的報酬が高いことをストレートに表し、 “lucrative” は利益が大きいというビジネス的なニュアンスが強いのが違いです。

反意語 (Antonyms)


  1. poorly-paid (給料の低い)

  2. underpaid (充分な支払いを受けていない)

  3. low-paying (賃金の低い)


  • 「充分に報酬が得られていない」状態を言いたい場合は “underpaid” が自然に使われます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語: /ˌwel ˈpeɪd/

    • アメリカ英語: /ˌwɛl ˈpeɪd/


  • 強勢 (アクセント): “well” に軽いストレス、 “paid” に主要なストレスが置かれます。


  • アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはありませんが、母音の発音に若干の差があります。


  • よくある発音ミス: “well” の /l/ を曖昧に発音してしまったり、 “paid” を “pad” のように発音してしまわないように気をつけましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルのブレ: “well-paid” とハイフンを省略して “well paid” と書くことがありますが、辞書的にはハイフン付きが一般的です。

  2. “good-paid” との混同: “good-paid” は誤用ですので注意しましょう。

  3. 類似表現: “well-paying” との違いがやや紛らわしいかもしれませんが、両方とも似た意味で使えます。ただし履歴書やビジネス文章では “well-paid” がより一般的です。

  4. 試験対策: TOEIC や英検で出題される際は、派生語や類義語との区別や、「well-compensated」「lucrative」 との文脈上の使い分けなどを問われる可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「充分に (well)」+「支払われる (paid)」という組み合わせを直感的に思い浮かべると覚えやすいです。

  • スペルのポイント: “well” と “paid” をハイフンでつなぐ、というイメージをしっかり持ちましょう。

  • 勉強テクニック: 「給料の良い仕事 (a well-paid job)」をイメージしながら、短いフレーズを丸ごと覚えると使いやすくなります。

以上が「well-paid」の詳細解説です。給料の高さを強調したいとき、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
well-paid

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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