waist
1. 基本情報と概要
単語: waist
品詞: 名詞 (countable noun)
意味(英語):
The part of the human body between the ribs and the hips, usually where the body bends.
意味(日本語):
肋骨(ろっこつ)と腰骨(こしぼね)の間にある身体のくびれた部分を指します。ウエストとも呼ばれ、体の中心付近を示す単語です。洋服のサイズを測るときによく使われますし、「ベルトの位置」「ズボンの締め付け方」を説明するときにも使われます。
活用形:
- 基本形: waist
- 複数形: waists
他の品詞に変化する例:
- 形容詞: “waisted” (例: “high-waisted pants” / ハイウエストのパンツ)
(名詞自体が動詞化することはほぼありませんが、形容詞として用いられる形があります。)
CEFRレベル: A2(初級)
身体の部位に関する基本的な語彙として、初級レベルくらいで出会いやすい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成: 「waist」は一つの塊で、接頭語・接尾語・語幹というよりは、全体が語幹です。
- 派生語:
- “waistband” (ウエストバンド/ベルトの部分)
- “waistline” (ウエストライン、くびれ部分)
- “high-waisted” (ウエストが高い位置にある、ハイウエストの)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- slim waist(スリムなウエスト)
- waist measurement(ウエストの寸法)
- narrow waist(くびれたウエスト)
- waist circumference(ウエスト周囲)
- waist belt(ウエストベルト)
- thick waist(太めのウエスト)
- high-waisted jeans(ハイウエストのジーンズ)
- tie around the waist(ウエスト周りに巻く)
- hands on your waist(両手をウエストに置く)
- waist support(ウエストサポート・腰サポーター)
3. 語源とニュアンス
語源:
中英語期の “wast” (または “wāst”) に由来し、古英語 “wæst” の変化形と言われています。身体の中央を意味する言葉として使われてきました。ニュアンス・使用時の注意点:
- 人体の部位を表す単語として、日常会話や医療・フィットネスの文脈まで幅広く使われます。
- フォーマル・インフォーマル問わず自由に使えますが、特に日常・カジュアルな会話でよく使われる単語です。
- 人体の部位を表す単語として、日常会話や医療・フィットネスの文脈まで幅広く使われます。
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント:
- 名詞として可算 (countable noun) なので “waist” の複数形は “waists” です。
- 「ベルトがウエストに合わない」「ウエストが細い」など、人の身体について述べるときに使われます。
- 名詞として可算 (countable noun) なので “waist” の複数形は “waists” です。
一般的な構文やイディオム:
- “put your hands on your waist” (両手を腰に当てる)
- “measure one’s waist” (ウエストを測る)
- “put your hands on your waist” (両手を腰に当てる)
使用シーン:
- フォーマルな文脈でも問題なく使えますが、どちらかといえば日常的なカジュアルな会話に多用されます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
“I need a belt; my pants keep sliding down my waist!”
(ベルトが必要だよ。ズボンがウエストからずり落ちてくるんだ!)“Your waist looks slimmer than before. Have you been working out?”
(前よりウエストが細くなったみたい。運動してるの?)“I usually tie a sweater around my waist when it’s chilly.”
(寒いときは、よくセーターをウエストに巻いておくんだ。)
ビジネス
“We should adjust the waist measurement on the new uniform.”
(新しい制服のウエスト寸法を調整する必要がありますね。)“The tailor will take your waist and hip measurements for the suit.”
(スーツの採寸のために、仕立て屋さんがウエストとヒップを測ります。)“Could you please provide the waist circumference data for our size chart?”
(サイズ表のためにウエスト周囲のデータを提供してもらえますか?)
学術的・医療
“A high waist-to-hip ratio can be an indicator of health risks.”
(ウエストとヒップの比率が高いと健康リスクの指標になる場合があります。)“We conducted a study measuring participants’ waist circumference and body mass index.”
(ウエスト周囲とBMIを測定する研究を行いました。)“Excess fat around the waist is often associated with metabolic syndrome.”
(ウエスト周りの過剰な脂肪はメタボリックシンドロームに関連するとされています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語:
- “midsection” (胴回り)
- 「胴の中間部分」を指し、ウエストより広義に胴体部全般を示す感じです。
- 「胴の中間部分」を指し、ウエストより広義に胴体部全般を示す感じです。
- “torso” (胴体)
- 腰から肩までを含む大きな範囲の胴体を指すため、ウエストより広い意味です。
- 腰から肩までを含む大きな範囲の胴体を指すため、ウエストより広い意味です。
- “midsection” (胴回り)
反意語:
特定の部位名なので直接的な反意語は存在しませんが、身体の端を示す “head” (頭) や “feet” (足) などは対極の部位として言及される場合があります。使い方としては「身体の中心 vs. 端」という形での対比です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /weɪst/
- アクセント: 1音節しかないため、語頭が強く発音されます。
- アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはなく、どちらも /weɪst/ と発音します。
- よくある発音の間違い:
- “waste” (廃棄物や無駄) と混同して発音するミスが多いです。実際の発音はほぼ同じですが、意味が全く違うので注意が必要です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “waist” (体の部分) と “waste” (廃棄物/無駄) の混同がよくあります。
- TOEIC・英検など試験対策上:
- 人体の部位を表す語彙問題や、健康管理・服装に関する文章などで見かける場合があります。
- “waistline” などの派生語もリスニングや長文読解に出ることがあります。
- 人体の部位を表す語彙問題や、健康管理・服装に関する文章などで見かける場合があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のコツ:
- “waist” は “wA(I)ST” と、間に「I」が入ることで「自分のウエスト」とイメージすると覚えやすいかもしれません。
- “waste” と区別するには、「wastE」は「E」がマイナスイメージ(廃棄物など)と覚えると間違いにくいです。
- “waist” は “wA(I)ST” と、間に「I」が入ることで「自分のウエスト」とイメージすると覚えやすいかもしれません。
- 関連ストーリー:
- 服を試着したときに、真っ先に合わせるのがウエストです。そういう日常場面を思い浮かべると記憶に定着しやすいでしょう。
以上が名詞 “waist” の詳しい解説です。身体の中心部分を指す、日常使いしやすい単語なので、服のサイズから健康管理まで巡ってさまざまな文脈で使われます。ぜひ覚えてみてください。
腰,腰部
(衣服の)胴部,ウエスト
(バイオリン・ギターなどの)中央のくびれ