最終更新日:2024/06/18

私は自分の席まで案内してもらった。

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I was ushered to my seat.

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元となった辞書の項目

usher

動詞

/ (…へ)…を案内する《+名+to(into, in)+名》

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解説

動詞「usher」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: usher

品詞: 動詞 (他動詞・自動詞として主に使われる)

CEFRレベル: B2(中上級レベル:ある程度複雑な文章を読んだり書いたりできるレベル)

英語での意味:


  • to lead or guide someone somewhere, often politely or ceremoniously

    (誰かをある場所へ案内したり、導いたりすること)

日本語での意味:


  • (人を)案内する、先導する、導く

「usher」は、人をどこかへ案内するときに使われる単語です。劇場や会場などで、人を指定の席へ連れて行くイメージが強いですが、日常やビジネスの文脈では「(新たな時代や物事を)もたらす」「導く」という比喩的表現でもよく使われます。

活用形


  • 原形: usher

  • 三人称単数現在形: ushers

  • 過去形: ushered

  • 過去分詞形: ushered

  • 現在分詞形: ushering

他の品詞形


  • 名詞: usher (劇場・式典などで案内係をする人)


    • 例: He works as an usher at the theater. (彼は劇場で案内係として働いている)



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: ush- (古い形としては「ussh-」に由来する説もあり)

  • 接尾語: -er(英語で「~する人・物」や「~する動作を実行する動詞」を作るときに使われることが多い。)

この場合には、元々「usher」が名詞としてあり、動詞としても使われるようになりました。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. usher in a new era → 新時代をもたらす

  2. usher in change → 変化をもたらす/導く

  3. usher guests to their seats → 客を席へ案内する

  4. usher someone out → (人を)外へ導き出す

  5. usher someone into a room → (人を)部屋に通す

  6. usher in reforms → 改革をもたらす

  7. usher a visitor → 来訪者を案内する

  8. usher forward → 前方へ案内する

  9. be ushered back → (部屋・場所に)再び案内される

  10. usher someone through the door → (ドアを開けて)人を通す


3. 語源とニュアンス

語源


  • 中英語の “usshere” や 古フランス語の “ussier” に由来し、ラテン語の ostiarius(「門番」「入り口を守る人」)が語源とされています。

  • 古代ローマで「入り口を管理する人」を指す言葉から派生し、後に「案内人」「導く人」を意味するようになりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 比喩的に使われる場合: “usher in” は「新しい時代や出来事をもたらす」のように、抽象的な「導き」「到来」を表現します。

  • フォーマル/カジュアル:


    • 人を物理的に案内する文脈では比較的フォーマル/セミフォーマルな響きがあります。

    • “usher in ~” の表現はやや文語的・フォーマルなニュアンスが強いです。



4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞として: 誰かを導く・案内する対象を取る


    • 例: They ushered the guests into the conference room.


  2. 自動詞として(やや稀): 「(劇場などで)案内係をする、案内役をする」


    • 例: He used to usher at the local theater.


  3. イディオム: “usher in”


    • 意味: (新しい時代・変化などを)到来させる、導く

    • 例: His invention ushered in a technological revolution.



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. Could you usher my grandparents to their seats, please?

    (祖父母を席まで案内してもらえますか?)


  2. I’ll usher the visitors in while you set up the presentation.

    (あなたがプレゼンの準備をしている間に、私がお客さんを中へ案内するよ。)


  3. She ushered him out of the room when he started making too much noise.

    (彼があまりに騒ぎ始めたとき、彼女は彼を部屋の外へ追い出すように案内した。)


ビジネスでの例文(3つ)


  1. Our new CEO hopes to usher in a more collaborative culture.

    (私たちの新しいCEOは、より協力的な企業文化をもたらそうとしている。)


  2. The conference staff will usher attendees to their designated seats.

    (会議スタッフが参加者を指定された席へ案内いたします。)


  3. We need to usher the client into the boardroom for the meeting.

    (会議のために取締役会議室へクライアントをお通しする必要があります。)


学術的な文脈での例文(3つ)


  1. This discovery could usher in a new era of genetic research.

    (この発見は遺伝子研究における新しい時代をもたらす可能性がある。)


  2. The publication of this paper may usher significant changes in the field of neuroscience.

    (この論文の発表は神経科学の分野に大きな変化をもたらすかもしれない。)


  3. His work ushered in a paradigm shift in modern physics.

    (彼の業績は現代物理学におけるパラダイムシフトをもたらした。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. guide (ガイドする、案内する)


    • 「道や手順を教える」ニュアンスが強く、より一般的。

    • guide は“見守って教え導く”感があるが、usher は“場所へ連れていく/導く”という具体性が強い。


  2. lead (導く)


    • 幅広く使われ、フォーマル・カジュアル両方で平易に使われる。

    • usher は特定の場所へ案内する、または新時代を到来させるようなニュアンスがやや限定的。


  3. conduct (案内する、導く)


    • 音楽や実験の指揮・指導などにも使われ、ややフォーマル。

    • usher は場だったり、始まりを告げたりする際に使われるケースが多い。


反意語


  • dismiss (退ける、解雇する)


    • 訳としては「解散させる」「退出させる」。案内して招き入れるイメージとは反対。


  • expel (追放する、追い出す)


    • 「強制退去」のニュアンスがある。こちらも「案内する」とは逆の行為。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈʌʃ.ər/ (イギリス英語), /ˈʌʃ.ɚ/ (アメリカ英語)

  • アクセント: 最初の音節「ʌ」が強く発音されます (“UH-shər / UH-shur”)。

  • よくある間違い: 語尾の -er を曖昧にしてしまい、/ˈʌʃ/ で終わってしまうこと。正しくは最後に軽く「シュア」や「シャー」の音をつけるイメージです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “usher” を “ushe” などと書き間違えたりする。

  • 混同しやすい単語: usher と発音が少し似た usher in と“assure”(保証する)などのスペル混同に注意。

  • 試験対策: TOEICや英検では文脈の中で「案内する」「到来させる」という訳が問われる可能性あり。単語の使い方や「usher in」のイディオムで出題されることがある。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 劇場の入口で「いらっしゃいませ」とお客さんを席へ誘導する“案内役”を想像すると覚えやすいです。

  • 音のポイント: “uh” (ア) + “sh” (シュ) + “er” (アー/アー)。

  • ストーリーテクニック: 「新時代を“アッシャー(usher)する”」という形で覚えると、比喩的な使い方(usher in)も一緒に頭に入りやすいでしょう。


上記のポイントを押さえておくと、動詞「usher」の意味と使い方を総合的に理解できるはずです。特に「usher in」は慣用表現として重要なので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
usher

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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