元となった辞書の項目
twinkle
解説
1. 基本情報と概要
単語: twinkle
品詞: 名詞 (ただし、動詞として使われることもあります)
意味 (英語・日本語)
- 英語: a small, bright light that appears briefly and repeatedly, like a sparkle or flicker.
- 日本語: 星や光がちかちか瞬いたり、目がきらきら輝いている状態のこと。いわゆる「きらめき」「ちかちか」「輝き」を指します。
「twinkle」は主に星の光や目の輝きを表現するときなど、軽やかでかわいらしいニュアンスを持つ単語です。
活用形 (名詞として)
- 単数形: twinkle
- 複数形: twinkles
※動詞として使われる場合は「twinkle(s), twinkling, twinkled」のように変化します。
他の品詞としての例
- 動詞: “to twinkle” = ちかちか光る、きらめく
CEFRレベルの目安
- B1 (中級): 日常会話で星や目などが「きらきら光る」ときによく使われる単語ですが、文学的表現でも使われるため、中級から意識して身につけると表現が豊かになります。
2. 語構成と詳細な意味
「twinkle」は明確な接頭語・接尾語を持たない短い単語です。語幹のみで構成されており、星や光の微かな瞬きのイメージを音としても感じやすい語になっています。
関連する派生語や類縁語
- twinkling (形容詞/名詞): 瞬くこと、瞬くような状態
- twinkly (形容詞): きらきら光る、きらめく
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(計10個)
- a twinkle in one’s eye
(目の輝き/嬉しそうなまなざし) - the twinkle of a star
(星のきらめき) - twinkle lights
(きらきら光るライト) - with a gentle twinkle
(やさしくきらめいて) - a twinkle of hope
(希望のきらめき) - twinkle in the distance
(遠くのきらめき) - a subtle twinkle
(かすかな輝き) - a twinkle in her eyes
(彼女の目の輝き) - twinkle of Christmas lights
(クリスマスライトの輝き) - that joyful twinkle
(あの嬉しそうな輝き)
3. 語源とニュアンス
「twinkle」の語源は、中英語の “twinklen” もしくは古フリジア語に由来すると考えられます。星や光が短い間隔で現れたり消えたりするイメージを表す動作音と関連が深い語です。
ニュアンス・使用時の注意
- 爽やかで軽快、かわいらしい印象を与えます。
- 子ども向けの歌(“Twinkle, Twinkle, Little Star”)でも有名で、親しみやすい語感です。
- 文学的または詩的表現で、ロマンチックなシーンを演出するのにも使われます。
フォーマル / カジュアル
- カジュアル: 会話や童謡、詩などで使用されることが多い
- フォーマル: 文学的表現や詩的表現で使われることもあるが、ビジネス文書などではあまり使いません
4. 文法的な特徴と構文
名詞用法
- 可算名詞: “a twinkle,” “twinkles”
「ひとつのきらめき」、「複数のきらめき」と数えられます。
一般的な構文
- “There was a twinkle in her eye.”
- “I saw a faint twinkle in the distance.”
イディオム
- “in the twinkling of an eye” = 「瞬く間に」
- きわめて短い時間を表します。口語でも使われますが、やや文語的な響きもある表現です。
5. 実例と例文
日常会話の例 (3例)
- “I love the twinkle of stars on a clear night.”
- 「晴れた夜空で星がきらめくのが大好きだよ。」
- “Did you see the twinkle in his eyes when he talked about his new idea?”
- 「彼が新しいアイデアについて話すとき、目がきらきらしていたのを見た?」
- “Her smile had a sweet twinkle to it.”
- 「彼女の笑顔には可愛らしいきらめきがあった。」
ビジネスの例 (3例)
- “The product design included a twinkle effect to grab attention at trade shows.”
- 「その製品デザインには展示会で注目を集めるためのきらめきの演出が取り入れられました。」
- “We added a subtle twinkle to the company logo animation for a polished look.”
- 「会社のロゴアニメーションにさりげないきらめきを加えて、洗練された印象にしました。」
- “The new campaign aims to put a twinkle in the customers’ eyes.”
- 「新しいキャンペーンは、お客様の目をキラキラさせることを目指しています。」
学術的・フォーマルな例 (3例)
- “Observing the twinkle of distant stars helps astronomers gather data on atmospheric distortions.”
- 「遠方の星のきらめきを観察することで、天文学者は大気のゆがみに関するデータを収集します。」
- “The poet’s description of the moonlight includes a subtle twinkle, reflecting an ethereal ambiance.”
- 「その詩人は月光の描写にかすかなきらめきを含め、神秘的な雰囲気を表現しています。」
- “A twinkle in the subject’s eyes can be a marker of emotional response in psychological studies.”
- 「被験者の目のきらめきは、心理学の研究において感情反応の指標となり得ます。」
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- sparkle (スパークル)
- 「キラキラ光る」イメージ。特に宝石や水面などに使う場合が多い。
- 「キラキラ光る」イメージ。特に宝石や水面などに使う場合が多い。
- glitter (グリッター)
- きらびやかで強めの輝き。派手なニュアンス。
- きらびやかで強めの輝き。派手なニュアンス。
- shimmer (シマー)
- 柔らかな光が揺らめくようなイメージ。
- 柔らかな光が揺らめくようなイメージ。
- gleam (グリーム)
- 鏡のように、一点からの輝きがポッと光る感じ。
反意語 (Antonyms)
- dullness (ダルネス)
- つやや輝きがなく冴えない状態を表す。
「twinkle」は、かすかでかわいらしい輝きのニュアンスが強いため、「sparkle」よりも少し優しい、軽いイメージがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /ˈtwɪŋk(ə)l/
- アクセント: 最初の “twin-” に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: 大きな違いはほぼなく、共に /ˈtwɪŋk(ə)l/ となります。
- よくある間違い: “tw” の発音が「トゥ」ではなく「ツ」に近くなる場合があり、しっかり口をすぼめて “t” の音と “w” を繋げて発音しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “twinkle” の “k” を抜かして “twinal” などと誤記する場合があるので注意。
- 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、
twinkle
とtinkle
(ちりんちりんなどの効果音)を混同しやすいかもしれません。 - 試験対策: TOEICなどではあまり頻出しませんが、文学的表現やエッセイの読解問題で“in the twinkling of an eye”が出てきたりすることがあります。
- 発音: “tw-” の発音に注意。/tw/ の連続子音が滑らかに言えない人が多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「Twinkle, Twinkle, Little Star」のフレーズが頭に浮かぶように、子ども向けの童謡で覚えると印象に残りやすいです。
- スペリングのポイントは “t-w-i-n-k-l-e” と、「tw + in + kle」と3つに区切って音を意識すると覚えやすいでしょう。
- きらめく光をイメージしながら、目を瞬かせたり、夜空を見上げたりするとイメージと結びつきやすいです。
以上が名詞「twinkle」の詳細解説です。星のちかちかや目のきらきらなど、かすかな輝きやほのかな光を表す際、とても便利な単語です。ぜひ、イメージやコロケーションとあわせて覚えてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(…の)きらめき,ちらつき《+of+名》
意味(2)
(…の)輝き《+of+名》