最終更新日:2024/06/17

山道を進む中、私はハンドルをしっかり握りしめました。

正解を見る

I gripped the steering wheel tightly as I navigated through the winding mountain roads.

編集履歴(0)
元となった辞書の項目

steering wheel

名詞

ハンドル

このボタンはなに?

山道を進む中、私はハンドルをしっかり握りしめました。

このボタンはなに?
解説

以下では、英単語「steering wheel(名詞)」について、できるだけ詳しく解説していきます。


1. 基本情報と概要

英語表記: steering wheel

品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)

意味(英語)


  • The wheel in a vehicle that the driver turns to control the direction.

意味(日本語)


  • 運転者が車などの乗り物の方向を操作するために回す「ハンドル」を指します。

    「ハンドル」と言われる部分で、乗り物を操作する際に使われる重要な部品ですね。自動車以外にも、バスやトラックなど、ハンドル式の乗り物であれば「steering wheel」があります。

レベルの目安 (CEFR)


  • B1(中級): 車や交通手段に関する日常会話でよく登場する単語で、実生活でも使う機会が多いです。

活用形


  • 「steering wheel」は名詞なので、形そのものの変化はありませんが、数によって


    • 単数: steering wheel

    • 複数: steering wheels

      と変化します。


他の品詞形


  • 「steer」は動詞で「(車・船・飛行機など)を操縦する、進路を取る」などの意味を持ちます。(例: “to steer a car” / 車を運転する)

  • 「steering」(動名詞/形容詞的用法)は「steer」の進行形や形容詞的な使い方があり、「steering committee(運営委員会)」のように別の意味が付加されることもあります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • steer: 「操縦する、進路をとる」

  • -ing: 動名詞や形容詞的機能を持つ語尾(ただし「steering wheel」の場合は、“steering”が形容詞句のようなイメージで、「操縦用の(wheel)」という感覚)

  • wheel: 「車輪、ホイール」

「steering」は「方向を操る」という動作を形容しており、「wheel」は「車輪」という意味です。合わせて「方向を操るための車輪」、つまりハンドルとなります。

派生語や類縁語


  • steer (v.): 操作する、操縦する

  • steering (n.): 操舵、舵取り

  • wheel (n.): 車輪

よく使われるコロケーション10選


  1. grip the steering wheel(ハンドルを握る)

  2. turn the steering wheel(ハンドルを回す)

  3. adjust the steering wheel(ハンドルの位置を調整する)

  4. hold the steering wheel firmly(ハンドルをしっかり握る)

  5. lean on the steering wheel(ハンドルにもたれる)

  6. power steering wheel(パワーステアリングホイール)

  7. steering wheel lock(ハンドルロック)

  8. steering wheel cover(ハンドルカバー)

  9. the feel of the steering wheel(ハンドルの感触)

  10. a loose steering wheel(ガタついたハンドル)


3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • 「steer」は古英語の「styrian」(動かす、操作する)が語源とされており、「操縦する」の意味に派生したと考えられています。

    • 「wheel」は古英語「hwēol」から来ており、「円盤状の回転するもの」を指します。


  • 歴史的な使われ方

    自動車が普及する前は船などの操縦を表す「steer」という動詞や、馬車などの車輪「wheel」という言葉の組み合わせとして「steering wheel」は存在しましたが、その普及は車の登場とともに大きくなりました。


  • ニュアンス・使用時の注意


    • 基本的には自動車・陸上車両のハンドルを指す言葉で、カジュアル・フォーマルどちらの場面でも使えます。

    • 船の場合は「wheel」よりも「helm」(舵輪)が一般的ですが、乗り物全般を指す場合には“steering wheel”という表現も使われることがあります。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: a steering wheel / two steering wheels といった形で数を数えられます。

  • 構文例:


    • “(to) turn the steering wheel” – (ハンドルを回す)

    • “(to) grab/hold the steering wheel” – (ハンドルを握る)


  • 使用シーン


    • 日常会話や自動車関連の文脈(カジュアル/フォーマルともに使用可)

    • ビジネス文脈(自動車メーカーや運転に関する法的書類、マニュアルなど)

    • 学術的文脈(自動車工学系の論文や安全運転に関する研究など)



5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術的な場面で、それぞれ3つずつ例文を挙げます。

日常会話


  1. “Could you adjust the steering wheel for me? It feels a bit too low.”

    (ハンドルの位置を調整してもらえる?ちょっと低い感じがするの。)


  2. “I always make sure to keep both hands on the steering wheel.”

    (私はいつも両手をハンドルに置くようにしているんだ。)


  3. “Your steering wheel cover looks cool! Where did you get it?”

    (そのハンドルカバー、カッコいいね!どこで手に入れたの?)


ビジネス


  1. “We’ve developed a new type of steering wheel with improved ergonomic design.”

    (私たちは人間工学に基づいて改良した新型のハンドルを開発しました。)


  2. “Please ensure the steering wheel is locked securely for shipping.”

    (出荷の際は、ハンドルがしっかり固定されていることを確認してください。)


  3. “Customer feedback indicates a preference for a thicker steering wheel grip.”

    (顧客からのフィードバックによると、より太めのハンドルグリップが好まれるようです。)


学術的・専門的


  1. “This study focuses on the correlation between steering wheel design and driver fatigue.”

    (この研究は、ハンドルのデザインとドライバーの疲労度との相関関係に着目している。)


  2. “Accurate torque measurement on the steering wheel can help improve power steering systems.”

    (ハンドルにかかるトルクの正確な計測は、パワーステアリングシステムの改善に役立つ。)


  3. “The ergonomic aspects of the steering wheel are essential for reducing musculoskeletal strain.”

    (ハンドルの人間工学的側面は、筋骨格系の負担を軽減する上で重要です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “wheel”(ホイール)


    • 意味: 車輪

    • 違い: “steering wheel”は特に操縦用のホイール。単に“wheel”というとどのホイールかわからない。


  2. “helm”(舵輪)


    • 意味: 船の舵を取るための輪

    • 違い: 主に船舶で使う語。車などには通常使用しない。


  3. “tiller”(舵柄)


    • 意味: 小型のボートなどを操縦する際の棒状の舵

    • 違い: ハンドルというよりは棒状コントロールで、大きく形や使用目的が異なる。


反意語


  • 「steering wheel」に直接の反意語はありませんが、意味合いとして「固定された方向/操作しない部分」を指すものと対比すると「axle(車軸)」など、回転を支える機構はあっても方向操作はしない部品という違いがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • イギリス英語: /ˈstɪərɪŋ ˌwiːl/

    • アメリカ英語: /ˈstɪrɪŋ ˌwiːl/


  • アクセント:


    • 「steer」の部分が強めに発音されやすいです。

    • “wheel” は [wiːl] のように長めの「ウィール」と発音します。


  • よくある発音の間違い:


    • 「スティアリング ウィル」ではなく「スティアリング ウィール」と、[wiːl] の長音を意識しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “stearing wheel”や“stering wheel”などと間違えないように注意。

  • 同音異義語: “steer”は「若い雄牛(去勢前の雄牛)」を指すこともありますが、文脈が全く異なるので混同しないようにしましょう。

  • 試験対策: TOEICや英検などでは、車のパーツや運転に関する文脈が出てきた際に、該当語彙として登場する可能性があります。どの部品を指しているか正確に理解できるようにしましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “steer” + “wheel” → 「方向を取るための車輪」 → 「ハンドル」

  • 乗り物を操作するイメージとセットで覚えると、すぐに思い出しやすいです。

  • スペルはs-t-e-e-r-i-n-gで、eが2つ連続するのがポイント。

  • “steer”と“wheel”の組み合わせでほぼ直訳的に「操縦するための車輪」と覚えると間違いにくいでしょう。


以上が「steering wheel」の詳細解説です。車の運転に関わる日常会話やビジネス、学術的な文脈でも幅広く使われる重要な単語ですので、しっかりと覚えておきましょう。

意味のイメージ
steering wheel
意味(1)

ハンドル

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

編集履歴(0)

ログイン / 新規登録

 

アプリをダウンロード!
DiQt

DiQt(ディクト)

無料

★★★★★★★★★★