最終更新日:2024/06/12

この熟したかぼちゃでパイを焼いています。

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I am baking a pie with this ripe squash.

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元となった辞書の項目

squash

名詞

(種々の)カボチャ

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解説

1. 基本情報と概要

単語: squash

品詞: 名詞 (動詞としても使用可)

CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • 日常会話でも時々登場し、食材やスポーツ関連で使われるため、中級レベルの学習者が知っておきたい単語です。

意味(英語・日本語)


  1. (野菜) ウリ科の野菜全般を指す。「スクウォッシュ」や「カボチャの仲間」のイメージです。


    • たとえば「ズッキーニ」や「バターナッツ・スクウォッシュ」なども含まれます。

    • 「料理で使う野菜としてのスクウォッシュ」というニュアンスで、観賞にも使えるかぼちゃ系野菜の総称です。


  2. (スポーツ) スカッシュというラケットスポーツを指す名称。


    • 「壁にボールを打ち付ける室内ラケットスポーツ」をイメージしてください。室内コートで行います。


  3. (イギリス英語での飲料) フルーツジュースを水や炭酸水で割る「フルーツ・スクウォッシュ」のことを指す場合もあります。


活用形


  • 名詞としては数えられる文脈と数えられない文脈があります。


    • 「野菜としてのスクウォッシュ」を数える場合は可算名詞 (a squash/two squashes)。

    • スポーツの場合は「無可算名詞」に近い扱いが多い (“I play squash.”)。


  • 動詞形「to squash」もあり、「押しつぶす」「潰す」「押し込む」の意味になります。


    • 例: “I squashed the bug.”(虫を潰した)


他の品詞例


  • 動詞: “squash” → 押しつぶす、詰め込む

    例: “Don’t squash the bread!”(パンを潰さないで!)


2. 語構成と詳細な意味

“squash”は、はっきりした接頭語・接尾語・語幹による分解が難しい単語です。もともと先住民族の言語に由来するため、現代英語での明確な接頭語や接尾語はありません。

関連する単語・派生語


  • butternut squash: バターナッツ・スクウォッシュ(ひょうたん型のかぼちゃ)

  • summer squash: サマー・スクウォッシュ(ズッキーニなど夏に出回る種類)

  • winter squash: ウィンター・スクウォッシュ(冬場に出回る品種)

  • to squash (verb): 押しつぶす、詰め込む

コロケーション(共起表現)・関連フレーズ(10個)


  1. butternut squash → バターナッツ・スクウォッシュ

  2. summer squash → サマー・スクウォッシュ

  3. squash soup → スクウォッシュスープ

  4. squash court → スカッシュコート

  5. play squash → スカッシュをする

  6. squash racquet → スカッシュのラケット

  7. squash tournament → スカッシュの大会

  8. mashed squash → つぶしたスクウォッシュ

  9. squash drink → フルーツのシロップを薄めた飲み物

  10. squash the idea → その考えを握りつぶす(比喩表現)


3. 語源とニュアンス

“squash”は、北米先住民族(特にマサチューセッツ族)の言葉 “askutasquash” に由来すると言われています。もともと「生で食べられる野菜」といった意味で、入植者たちによって英語に取り入れられました。


  • 歴史的背景:

    コロンブス以降、アメリカ先住民の食文化がヨーロッパや他の地域に伝わり、“squash” は広く知られるようになりました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 野菜としての“squash”は料理の文脈でよく登場します。

    • スポーツとしては“play squash”の形で使われることが多いです。

    • 飲料の”squash”はイギリス英語圏でよく使われ、ややカジュアルな表現です。



4. 文法的な特徴と構文

名詞として


  • 可算名詞の場合:

    料理で特定の種類や個体を数えるために使うときは “a squash,” “two squashes” のように複数形にします。

  • 不可算名詞の場合:

    スポーツとしての“squash”や抽象的、総称的に言う場合には不可算名詞扱いが多いです。

使用シーン


  • フォーマル/カジュアル:


    • スポーツ関連の文脈では比較的カジュアルな会話でもビジネス会話でも使われます。

    • 飲み物としての “squash” はイギリスの日常会話でカジュアルに出てきます。

    • 料理としての “squash” もカジュアルからフォーマルなレストランのメニュー表記まで幅広く使われます。



5. 実例と例文

5.1 日常会話


  1. “Could you pick up a butternut squash from the store?”

    (買い物でバターナッツ・スクウォッシュを買ってきてくれる?)


  2. “My family loves squash soup on chilly days.”

    (うちの家族は肌寒い日にはスクウォッシュスープが大好きだよ。)


  3. “I’m craving a glass of orange squash.”

    (オレンジ風味のスクウォッシュを飲みたくなってきた。)


5.2 ビジネスシーン


  1. “We’re organizing a charity squash tournament next month.”

    (来月、チャリティーのスカッシュ大会を企画しています。)


  2. “I’ve been invited to a squash match with some clients.”

    (クライアントとのスカッシュの試合に招待されました。)


  3. “Let’s discuss the event budget after we finalize the squash court booking.”

    (スカッシュコートの予約が確定したら、イベントの予算について話し合いましょう。)


5.3 学術的な文脈


  1. “Recent studies compare the nutritional value of various squash varieties.”

    (最近の研究では、さまざまな種類のスクウォッシュの栄養価を比較しています。)


  2. “Squash plants belong to the Cucurbitaceae family, which includes melons and cucumbers.”

    (スクウォッシュはウリ科に属し、メロンやキュウリも同じ科です。)


  3. “Scholars debate the role of squash in early Indigenous agriculture.”

    (学者たちは、先住民族の初期の農業におけるスクウォッシュの役割について議論しています。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • pumpkin (パンプキン)

    スクウォッシュの一種でもあるが、通常大きいオレンジのカボチャを指す。

    “pumpkin” はハロウィンのイメージが強い。

  • gourd (ゴード)

    硬い皮を持つウリ科植物。食用というより装飾や容器に使われるイメージ。

  • zucchini (ズッキーニ)

    サマー・スクウォッシュの一種。細長いウリ科野菜を指す。

反意語


  • 食材やスポーツ名における “反意語” は特にありませんが、動詞としての「to squash」と反対の意味を考えるならば、“expand”(広げる)や“inflate”(膨らませる)などがあります。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • イギリス英語: /skwɒʃ/

  • アメリカ英語: /skwɑːʃ/ または /skwɔːʃ/

アクセントと違い


  • “skwɒʃ” (イギリス) と “skwɑːʃ” (アメリカ) では母音がやや異なります。

  • 強勢(アクセント)は単語全体の先頭 “skw-” の部分にかかり、語尾がやや短く発音されます。

よくある発音の間違い


  • [sk] の後に [w] を入れず、“スカッシュ” のように言ってしまうケース。

    英語では “sk-wash” のイメージで [w] をはっきり出すことがポイントです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “squash” を “sqush” と書いてしまうことがある。

  2. 動詞との混同: 名詞で使いたいのに “to squash” (動詞) にしてしまう。文脈に注意。

  3. 同音異義語に近い紛らわしい単語: “squish”(潰す、ぐちゃっとする)などと混同しやすい。

  4. 試験対策: TOEICや英検などで野菜やスポーツに関するトピックが出る場合、 “squash” が登場することがあります。“pumpkin” との違いに注目する問題もあるかもしれません。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “squash” は “squeeze” と似た音なので、「押しつぶす(squashする)」イメージで覚えると記憶に残りやすいです。

  • 野菜のスクウォッシュはパイやスープにすると潰したり柔らかく煮たりします。これも “squash = 潰す” のイメージと紐づけておくと良いでしょう。

  • スポーツの場合は、壁にボールをぶつけて「押し返す」ような動きを連想すると “squash” と結びつけやすいです。


以上が、名詞 “squash” の詳細解説です。料理、スポーツ、飲料と幅広いシーンで使われる単語なので、ぜひ実際の会話や読書で見かけたら意味を確認してみてください。

意味のイメージ
squash
意味(1)

(種々の)カボチャ

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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