最終更新日:2024/06/13
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The child giggled as he chased the chocolate ice cream splatter down his chin.
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元となった辞書の項目
splatter
解説
名詞「splatter」の詳細解説
1. 基本情報と概要
英語での意味: “splatter” は、「液体や泥などが飛び散って付着すること」や、「飛び散ったしぶき」を指す名詞です。
日本語での意味: 「(液体などの) 飛沫」「飛び散り」「しぶき」。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:
たとえば、ペンキや血液などの液体がバシャッと飛び散って床や壁に付着した状態や様子を表すときに使われます。感覚的には「バシャッ」「ドバッ」というイメージを含んでいて、見た目にもインパクトのある「しぶき・飛沫」を示す言葉です。
品詞
- 名詞 (noun): “a splatter” (飛沫、しぶき)
- 動詞 (verb) 形: 同じ形 “to splatter” (バシャッと飛び散る)
- 動詞活用: splatter – splattered – splattered – splattering
CEFRレベルの目安
- B1(中級)
“splatter” は日常会話より少し生々しい表現なので、中級レベル(B1)以上の学習者が知識として押さえておくとよい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- “splatter” は擬音語に由来する要素が強く、特定の接頭語や接尾語による構成というよりも、“splash” + “spatter” が組み合わさったような音感をもった単語と考えられています。
- “splash” = 水などが跳ねる音・様子
- “spatter” = 小さなしぶきが飛び散る
- “splash” = 水などが跳ねる音・様子
関連語・類縁語
- to splatter (動詞): 飛び散らせる、飛び散る
- splashed (形容詞): 飛沫がついた
- spatter (動詞/名詞): 小さなしぶきが飛ぶ/しぶき
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
- “blood splatter” — 血の飛沫
- “paint splatter” — ペンキのしぶき
- “splatter pattern” — 飛沫のパターン
- “splatter on the wall” — 壁に飛び散る
- “splatter effect” — 飛沫効果(デザインなどでよく使われる表現)
- “mud splatter” — 泥はね
- “splatter zone” — 飛び散る地帯(バシャッと飛沫がかかる範囲)
- “splatter movie” — 血みどろシーンの多いホラー映画(スプラッター映画)
- “to clean up the splatter” — 飛沫を掃除する
- “splatter paint technique” — ペンキを飛ばすようにして塗る技法
3. 語源とニュアンス
語源
“splatter” は 17世紀ごろから英語で使われている “splash” と “spatter” の混成語である可能性があります。主にオノマトペ(擬音)から派生してできた単語で、液体が勢いよく飛んだときの音を強調する語感があります。
ニュアンス・使用時の注意
- 目に見える、勢いよく飛び散る様子を鮮明に表すので、映画や小説などでも生々しさや衝撃のあるシーンで用いられます。
- 会話においては、わりとカジュアルに使われることもありますが、内容が血液などの場合には衝撃的なイメージをもつ語なので、注意が必要です。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞として扱われる場合
- “a splatter of paint” (ペンキのしぶき) のように、具体的なしぶき1つを示すときは “a splatter” と可算扱いする。
- “a splatter of paint” (ペンキのしぶき) のように、具体的なしぶき1つを示すときは “a splatter” と可算扱いする。
- 不可算名詞として扱われる場合
- “there was splatter all over the floor” (床一面にしぶきが飛んでいた) のように、ひとまとまりの液体の飛沫状態を指すときは不可算名詞的に扱うこともあります。
- “there was splatter all over the floor” (床一面にしぶきが飛んでいた) のように、ひとまとまりの液体の飛沫状態を指すときは不可算名詞的に扱うこともあります。
- 動詞としては他動詞・自動詞で使えますが、この解説では名詞用法が中心です。
よく使われる構文
- “(Something) left a splatter on (somewhere).”
例: “The spilled coffee left a splatter on the table.” - “(Something) was covered in splatter.”
例: “His shirt was covered in splatter after the paint job.”
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “Be careful with the sauce. I don’t want any splatter on my new shirt.”
(ソースを気をつけて。新しいシャツに飛沫がついてほしくないから。) - “Look at that splatter on the kitchen floor! Could you clean it up?”
(キッチンの床にあの飛び散りを見て!掃除してくれる?) - “My blender caused a huge splatter of fruit all over the counter.”
(ミキサーで果物がカウンター中に大きく飛び散ってしまった。)
ビジネスシーンでの例文
- “During the product test, we noticed a splatter issue when the machine overheated.”
(製品テスト中、機械が過熱するとしぶきが飛び散る問題に気付きました。) - “We need protective gear to avoid any chemical splatter in the laboratory.”
(実験室での薬品の飛散を防ぐために防護具が必要です。) - “The marketing team used a cool splatter design for the promotional poster.”
(マーケティングチームはプロモーションポスターでかっこいいしぶきのデザインを使いました。)
学術的・専門的な文脈での例文
- “Analysis of blood splatter patterns can provide crucial evidence in forensic science.”
(血液の飛沫パターンの分析は法医学で重要な証拠を提供する。) - “The study on paint splatter helps determine the angle of impact.”
(ペンキの飛沫に関する研究は、衝突の角度を特定するのに役立つ。) - “Research indicates that splatter frequency increases with fluid viscosity.”
(研究によると、液体の粘度が高いと飛沫の頻度が増加することが示されている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- spatter (しぶき)
- 規模が小さい細かい点々としたしぶきのイメージ。
- 規模が小さい細かい点々としたしぶきのイメージ。
- splash (飛び散り)
- やや大きめの「バシャッ」というしぶきのニュアンス。
- やや大きめの「バシャッ」というしぶきのニュアンス。
- sprinkle (振りかける)
- 少量がパラパラと飛ぶイメージ。
ニュアンスの違い
- splatter は「大きめの液体の飛散」で、視覚的・音的にもインパクトが強い。
- spatter は点状・小さめの飛び散り。
- splash は水などをバシャっとはねかける一般的な言い方。
反意語 (Antonyms)
はっきりとした反意語はありませんが、「飛び散る」ことの対極としては 「拭き取る」「集める」を表す動詞 (wipe, gather) などが文脈上の反意になる場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA:
- イギリス英語: /ˈsplæt.ə/
- アメリカ英語: /ˈsplæ.t̬ɚ/
- イギリス英語: /ˈsplæt.ə/
- アクセント(強勢)は最初の “splá” の部分にあります。
- よくある間違い:
- 「スプラッター」と読むときに “r” の音を弱めてしまうと通じにくくなることがあります。母音 “æ” も、日本語の「ア」に近い口の形でしっかりと発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “splatter” の「tt」と「er」を逆に書いて “splater” としてしまうミスが多いです。
- 同音異義語との混同: 直接の同音異義語はあまりありませんが、“splutter” (むせたりしながらしゃべる) と混同するケースがあるので注意。
- 試験対策
- TOEIC や英検などのテストで頻繁に登場する単語ではありませんが、文脈問題や読解問題で「液体が飛び散った」という描写を正しく理解するために覚えておくと役立ちます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “splatter” は音からイメージをつかむのがポイントです。「スプラッ!」と飛び散る瞬間を連想すると覚えやすいです。
- スプラッターホラー映画 (splatter film) というジャンルを思い出すと、血などが飛び散るイメージが強いので記憶に定着しやすいでしょう。
- スペリングは “spla + t + ter” (spla + t + ter) と区切って覚えるとミスしにくくなります。
以上が、名詞“splatter”の詳細解説です。飛び散る液体やしぶきを示す生々しい単語ですが、イメージが明確なのでしっかり覚えておくと便利です。
意味のイメージ