最終更新日:2024/06/13

引っ越し前にクローゼットを整理する必要がある。

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I need to sort my closet before the move.

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元となった辞書の項目

sort

IPA(発音記号)
動詞

…を分類する, を整理する, を区分けする / をえり分ける,を選び出す《out》 / 《くだけて》〈問題など〉を処理する, を片付ける

このボタンはなに?

引っ越し前にクローゼットを整理する必要がある。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: sort

品詞: 動詞 (Verb)

活用形:


  • 原形: sort

  • 三人称単数現在形: sorts

  • 現在分詞・動名詞: sorting

  • 過去形・過去分詞: sorted

英語での意味

“to arrange or organize items or information according to some system or criteria”

(ある基準やシステムに従って物や情報を整理、分類すること)

日本語での簡潔な意味

「分類する」「仕分けする」「整理する」

例えば、書類をまとめるときにジャンル別にファイリングしたり、洋服を色ごとにまとめたりするときに使われます。何かを整理整頓するときに、きちんとわける作業をイメージしてください。

他の品詞の例


  • sort (名詞): 「種類」「タイプ」

    例: “This sort of problem is quite common.”

    → 「この種類の問題はよくあることだ」

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 基本的な日常会話や簡単なビジネスシーンで使われる単語です。比較的よく登場し、身近な場面でも使用できます。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: なし

  • 語幹: sort

  • 接尾語: なし

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. sort out(~を解決する、整理する)

  2. sort by date(日付順に並べる)

  3. sort by name(名前順に並べる)

  4. sort through(~を調べる、~を仕分けする)

  5. sort the files(ファイルを仕分ける、分類する)

  6. automatically sort(自動的に並べ替える、分類する)

  7. sort order(並び順)

  8. quick sort(アルゴリズム名:クイックソート)

  9. sorted list(並べ替えられた一覧)

  10. sort something properly(何かをきちんと分類する)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中世フランス語の “sorte” から来ており、もとは「種類」「運命」「状態」などの意味を持っていました。

  • 歴史的背景: 古い英語では「種類」「性質」を表す名詞として使われてきましたが、後に動詞として「分類する」という意味が定着していきました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • 「分類する」「整理する」というニュアンスが中心で、仕事や日常的な作業における整頓を表します。

    • 口語でも文章でも幅広く使われます。フォーマルな文書にも使えますし、カジュアルな会話でも「仕分けする」感覚を伝えられます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞 (transitive verb): “sort something” の形で、目的語をとって「~を分類する」という使われ方が一般的です。

  • 代表的な構文


    • “sort A by B” ⇒ 「AをBの基準で分類する」

      例: “I sorted the emails by sender.”

    • “sort out something” ⇒ 「~を整理する・問題を解決する」

      例: “I need to sort out my schedule.”


  • フォーマル/カジュアル: どちらの文脈でも使われますが、ビジネスの場でもよく目にする単語です。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I need to sort my clothes before I do the laundry.”

    (洗濯をする前に服を仕分けしなきゃ。)

  2. “Could you help me sort these photos by date?”

    (これらの写真を日付ごとに分けるのを手伝ってくれる?)

  3. “I’ll sort out the DVDs tonight.”

    (今夜DVDを整理しておくよ。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Please sort these invoices by department.”

    (請求書を部署ごとに仕分けしてください。)

  2. “We need to sort out the problem with the client’s order immediately.”

    (顧客の注文に関する問題を早急に解決する必要があります。)

  3. “Our goal is to sort the data in a more meaningful way.”

    (データをよりわかりやすい形で分類することが我々の目標です。)

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Researchers often sort participants into control and experimental groups.”

    (研究者はしばしば被験者を統制群と実験群に分類する。)

  2. “We need to sort the samples according to their chemical properties.”

    (それらのサンプルを化学的性質に従って分類する必要があります。)

  3. “Please sort the references alphabetically in your bibliography.”

    (参考文献はアルファベット順で並べ替えてください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. classify(分類する)


    • 分野やカテゴリーごとに分ける点で共通。ただし、学術やビジネスでより正式な響き。


  2. organize(整理する)


    • より体系的に全体を整えるニュアンス。


  3. arrange(並べる、設定する)


    • 並び替えたり、配置を決めたりするニュアンスが強い。


反意語(Antonyms)


  • mix up(混ぜる、ごちゃ混ぜにする)


    • 「分類する」の反対で、「混在させる」「乱雑にする」といった意味。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /sɔːrt/ (米), /sɔːt/ (英)

  • アクセント: 単音節語なので、頭に強勢がきます(“sort”)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い


    • アメリカ英語: [ソー(r)ト] /sɔːrt/

    • イギリス英語: [ソー(t)] /sɔːt/ (r の音が弱め)


  • よくある発音の間違い: /sɚt/ や /sɒt/ のように発音してしまうこと。母音は「オー」の音に近いです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “short” と間違えるケースがあります。

  • 同音異義語との混同: “sort” と “sought”(seek の過去・過去分詞形)は発音が近いので注意。

  • TOEIC・英検などでの出題傾向


    • ビジネスシーンで書類やデータの整理を表す際によく見かけます。

    • “sort out” の熟語表現で出題されるケースも多いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のイメージ: 何かを “ソートする” というのは「並べ替える」「分類する」といったイメージ。パソコンの「ソート機能」を考えると記憶しやすいです。

  • 勉強テクニック:


    • パソコンやスマホのファイル管理画面で“sort by”の項目をチェックしてみると、自然に覚えられます。


  • スペリングのポイント: “sort” は “s” + “o” + “r” + “t” の4文字だけ。短いので覚えやすいですが、タイピングのときの打ち間違いには注意しましょう。


以上が動詞 “sort” の詳細な解説です。何かを整理したり分類したりする場面で、ぜひ活用してください。

意味のイメージ
sort

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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