最終更新日:2024/06/11
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Investing in stocks is a good strategy for long-term financial growth.
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元となった辞書の項目
long-term
IPA(発音記号)
解説
1. 基本情報と概要
単語: long-term
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): lasting for, relating to, or involving a long period of time
意味(日本語): 「長期的な」という意味で、比較的長い期間にわたる物事や状況を表す形容詞です。
「long-term」は、たとえば投資、計画、リスクなどが「長期間」にわたる場合に使われます。「長い目で見る」というニュアンスを含み、「短期」と対比しながら物事を捉えるときに用いられます。
- 活用形: 形容詞のため、時制変化はありません。比較級や最上級も通常は取りませんが、文脈によっては “longer-term” という表現が使われることがあります(ややまれ)。
- 他の品詞になった例:
- 名詞形: “the long term” (例: “in the long term” = 長い目で見れば)
CEFR レベルの目安: B2(中上級)
- B2: 中上級。日常的な話題だけでなく、抽象的な内容や専門的な話題などにも対応できるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
- 「long」 (長い) + 「term」 (期間)
- 結びついて形容詞としての機能を果たし、「長期の・長期的な」という意味になります。
- 「long」 (長い) + 「term」 (期間)
派生語や類縁語:
- long-term investment(長期投資)
- long-term plan(長期計画)
- short-term(短期的な) ※反意的な形容詞
- long-term investment(長期投資)
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- long-term goal(長期的目標)
- long-term care(長期介護)
- long-term commitment(長期的な取り組み・献身)
- long-term impact(長期的影響)
- long-term effect(長期的効果)
- long-term relationship(長期的な関係)
- long-term stability(長期的な安定)
- long-term forecast(長期予報)
- long-term success(長期的成功)
- long-term perspective(長期的視点)
- long-term goal(長期的目標)
3. 語源とニュアンス
語源:
- 「long」は古英語の “lang” などに由来し、「長い」を意味します。
- 「term」はラテン語の “terminus”(境界、期間)に由来し、英語では「期間」や「学期」の意味を持ちます。
- 合わさって「長い期間」を意味する表現となりました。
- 「long」は古英語の “lang” などに由来し、「長い」を意味します。
ニュアンス・使用時の注意:
- 「long-term」は「短時間では区切れない、長い期間が必要である」ことを強調します。
- ビジネス文書や会話でもよく使われるフォーマル寄りの言葉ですが、日常会話でも十分通じる便利な形容詞です。
- “long-term” は「長く続きそうな」というやわらかめのニュアンスでも使えますが、ビジネスや経済、計画の場面ではより真面目な音がします。
- 「long-term」は「短時間では区切れない、長い期間が必要である」ことを強調します。
4. 文法的な特徴と構文
文法的な特徴:
- 形容詞として名詞の前に置き、名詞を修飾します。
- 可算・不可算などの問題は基本的に名詞“term”に関係しますが、形容詞“long-term”自体が可算・不可算の区別を示すことはありません。
- 形容詞として名詞の前に置き、名詞を修飾します。
一般的な構文・イディオム:
- “for the long term”: 「長期的には」「長期にわたって」
- “in the long term": 「長期的に見れば」
- “long-term planning”: 「長期の計画立案」
- “for the long term”: 「長期的には」「長期にわたって」
フォーマル/カジュアル:
- 一般的にビジネスシーンや文章(フォーマル寄り)にも使われますが、カジュアルな会話でも理解されやすい表現です。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文(3つ)
- “I really want a long-term solution to this problem, not just a quick fix.”
(この問題には対症療法じゃなくて、長期的な解決策を考えたいんだ。) - “I’m looking for a long-term roommate who can stay here for at least a year.”
(少なくとも1年は一緒に住んでくれる長期的なルームメイトを探しているんだ。) - “Taking vitamins helps with your health in the long term.”
(ビタミンをとることは、長期的に健康に良いよ。)
(2) ビジネスでの例文(3つ)
- “Our company’s long-term strategy focuses on sustainable growth.”
(当社の長期的な戦略は、持続的な成長に焦点を当てています。) - “Investors are interested in the firm’s long-term potential, not just short-term profits.”
(投資家は、短期的な利益だけでなく、企業の長期的な可能性に注目しています。) - “We need to consider long-term risks before expanding into new markets.”
(新しい市場に拡大する前に、長期的なリスクを考慮する必要があります。)
(3) 学術的な文脈での例文(3つ)
- “This study examines the long-term effects of climate change on marine ecosystems.”
(本研究は、気候変動が海洋生態系に与える長期的な影響を調査します。) - “Long-term observation is crucial for identifying subtle environmental changes.”
(微妙な環境変化を見極めるには、長期的な観察が不可欠です。) - “The data suggests a long-term correlation between economic growth and education levels.”
(データは、経済成長と教育水準の間に長期的な相関関係があることを示唆しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- “prolonged” (長期にわたる)
- 「期間が長引く」というニュアンス。持続性を強調するときに使われる。
- 「期間が長引く」というニュアンス。持続性を強調するときに使われる。
- “extended” (延長された、長期間にわたる)
- 時間や期間が「延びた」という感覚を伴う。
- 時間や期間が「延びた」という感覚を伴う。
- “lasting” (長続きする)
- 結果や効果が長期間にわたる、という意味合いが強い。
- “prolonged” (長期にわたる)
反意語 (Antonyms)
- “short-term” (短期的な)
- “long-term”の真逆で、短い期間に焦点を当てる形容詞。
- “short-term” (短期的な)
違いのポイント
- “long-term” は「長期間にわたって続く状況や計画」を指す場合にもっとも一般的。
- “prolonged” は「普通の期間を越えて、想定以上に長く」というニュアンス。
- “extended” は「何かを伸ばした」というイメージが強い。
- “lasting” は「物事がしっかり続く」という耐久性に焦点がある。
- “long-term” は「長期間にわたって続く状況や計画」を指す場合にもっとも一般的。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
- イギリス英語 (BrE): /ˌlɒŋ ˈtɜːm/
- アメリカ英語 (AmE): /ˌlɔːŋ ˈtɝːm/ または /ˌlɑːŋ ˈtɝːm/
- イギリス英語 (BrE): /ˌlɒŋ ˈtɜːm/
強勢(アクセント):
- “long”よりも“term”にもある程度ストレスが置かれますが、二語からなる形容詞として、通常は“LONG-term”あるいは“long-TERM”とリズム感よく発音します。
- 音節が短い語なので、会話ではあまりズレやすい箇所ではありません。
- “long”よりも“term”にもある程度ストレスが置かれますが、二語からなる形容詞として、通常は“LONG-term”あるいは“long-TERM”とリズム感よく発音します。
よくある発音の間違い:
- [long] と [rong] の混同や、/ŋ/ の鼻音を弱めてしまうケースなどに注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス:
- 間違えて “longtern” と書いてしまうことがあります。必ず “term” の “m” を忘れないようにしましょう。
- 間違えて “longtern” と書いてしまうことがあります。必ず “term” の “m” を忘れないようにしましょう。
- 同音異義語との混同:
- “term” 自体にいろいろな意味(学期、用語、期間)があるため、文脈で判断が必要です。
- “term” 自体にいろいろな意味(学期、用語、期間)があるため、文脈で判断が必要です。
- 試験対策:
- TOEIC・英検などでも「短期 vs 長期」という文脈で比較的よく出題される単語です。「long-term benefits」「long-term plans」などのフレーズを覚えておくと有利です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚えやすいイメージ:
- “long + term” で「長い期間」と直訳できます。言葉のつながりを意識して、「ずっと続くイメージの term(期間)」を思い浮かべてください。
- “long + term” で「長い期間」と直訳できます。言葉のつながりを意識して、「ずっと続くイメージの term(期間)」を思い浮かべてください。
- 関連ストーリー:
- 長期的な目標を立てるときによく使われるため、「将来のための投資」や「計画」の文脈とセットで覚えると記憶しやすいです。
- 長期的な目標を立てるときによく使われるため、「将来のための投資」や「計画」の文脈とセットで覚えると記憶しやすいです。
- 勉強テクニック:
- 短期(short-term)と対比させるのがもっとも覚えやすい方法です。紙に「short-term と long-term」と書いて、目で見ても意味をおさえます。
以上が、形容詞 “long-term” の詳細な解説です。長いスパンで考えることが必要な文脈で頻繁に出現します。ぜひ、計画や戦略、投資を語るときに使ってみてください。
意味のイメージ
意味(1)
長期の,長い目で見ての