最終更新日:2024/06/11

彼女は犬を散歩する際に皮ひもをしっかりと握っていた。

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She held the leash tightly as she walked her dog.

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元となった辞書の項目

leash

名詞

(犬などをつなぐ)皮ひも,綱,鎖(くさり) / 〈犬など〉‘を'皮ひもなどでつなぐ

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彼女は犬を散歩する際に皮ひもをしっかりと握っていた。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: leash

品詞: 名詞 (動詞としても使われる場合あり: to leash「(犬などに)リードをつける」)

意味 (英語)


  • A strap, cord, or rope used for restraining or guiding an animal, especially a dog.

意味 (日本語)


  • (犬などの動物を)繋いでおくためのリード、引き紐のことです。

    「動物を散歩に連れて行くときに繋いだり、逃げないように抑えたりする際に使われる紐」のようなニュアンスです。

活用形


  • (名詞) leash / leashes (複数形)

  • (動詞) leash / leashes (三人称単数形), leashing (現在分詞), leashed (過去形・過去分詞)

他の品詞になった時の例


  • (動詞) to leash an animal: 「動物にリードをつける」という意味。

CEFRレベルの目安


  • B1(中級): 日常生活で犬を飼っていれば使う可能性のある単語で、身近なテーマとして理解・使用できるレベル。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語 (prefix): なし

  • 語幹 (stem): leash (元々がひとまとまりの語)

  • 接尾語 (suffix): なし

関連語や類縁語


  • unleash (動詞): リードを外す、解放する、(比喩的に)感情や力を解き放つ

  • leashed (形容詞的用法): リードに繋がれている

よく使われるコロケーション(共起表現)10個


  1. on a leash(リードにつないで)

  2. off the leash(リードを外した状態で)

  3. keep (someone/something) on a short leash(厳しく管理する)

  4. walk a dog on a leash(犬をリードにつないで散歩させる)

  5. put a leash on a dog(犬にリードをつける)

  6. yank on the leash(リードをぐいっと引っ張る)

  7. a retractable leash(伸縮式リード)

  8. let the dog off the leash(犬をリードから放す)

  9. tighten the leash(リードを短く持つ/制限を強める)

  10. leash laws(リード着用に関する法律・条例)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 中英語 (Middle English)「leash」は古フランス語「lesche」に由来し、さらにラテン語の「laqueus (snare, noose)」に遡るとされています。

  • 歴史: 主に狩猟犬や鷹匠で用いる紐を指す言葉として使われてきました。

  • ニュアンス: 動物を物理的に繋ぎ、コントロールするための紐を意味します。比喩的に「自由を制限する」「厳しく管理する」といったニュアンスでも使われます。

  • 使用シーン:


    • 口語: 犬の散歩など日常的な場面でよく使われる。

    • 比喩表現: 「keep someone on a short leash(誰かを厳しく管理する)」のように、フォーマルな文章でも比喩的表現として使われることがある。

    • カジュアル〜フォーマル: 日常会話からビジネス文書まで幅広く使われる。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (可算): 通常は可算名詞。「a leash / two leashes」のように数えられる。

  • 他動詞 / 自動詞: 動詞として使う場合は「to leash (something)」という他動詞用法が中心(「犬にリードをつける」など)。自動詞としてはほぼ用いられない。

  • 一般的な構文


    • “(subject) put a leash on (object)”

    • “(subject) keep (object) on a leash”

    • “(object) is on a leash”


イディオム


  • “keep (someone) on a short leash”: (比喩的に)厳しく管理・監視する。

  • “give (someone) a long leash”: (比喩的に)自由にさせる。


5. 実例と例文

ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈それぞれの例文を3つずつ紹介します。

A. 日常会話


  1. “Make sure to keep your dog on a leash in this park.”


    • (日本語訳) 「この公園では、犬にリードをつけておいてね。」


  2. “I forgot my dog’s leash at home, so I had to go back to get it.”


    • (日本語訳) 「犬のリードを家に忘れたから、取りに戻らないといけなかったんだ。」


  3. “He always yanks on the leash whenever he sees a squirrel.”


    • (日本語訳) 「リスを見かけると、彼(犬)はいつもリードをぐいぐい引っ張るんだよ。」


B. ビジネス


  1. “The manager kept the budget on a short leash, making sure there were no unnecessary expenses.”


    • (日本語訳) 「マネージャーは予算を厳しく管理していて、不必要な出費がないようにしていた。」


  2. “We need to unleash our creative potential in the marketing team.”


    • (日本語訳) 「私たちはマーケティングチームの創造力を解き放つ必要がある。」


  3. “Their contractor agreement feels like it has us on a tight leash.”


    • (日本語訳) 「あの会社との契約はとても制約が多く、まるで厳しく管理されているようだ。」


C. 学術的な文脈


  1. “In animal behavior studies, keeping subjects on a leash ensures controlled observation.”


    • (日本語訳) 「動物行動学の研究では、被験体にリードをつけることで観察をコントロールできる。」


  2. “Experiments often compare the reactions of dogs on a leash versus those that are unleashed.”


    • (日本語訳) 「実験では、リードで繋がれた犬とリードを外された犬の反応を比較することがよくある。」


  3. “Leash training can significantly reduce stress in domestic animals when introduced properly.”


    • (日本語訳) 「適切に導入すれば、リードトレーニングは家庭動物のストレスを大幅に軽減することができる。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. lead (英: lead)


    • (日本語訳) 「(特にイギリス英語で)犬用のリード」

    • 「leash」と同義だが、イギリス英語では「lead」の方が一般的。


  2. tether


    • (日本語訳) 「(動物や物を)繋ぎとめるロープ、鎖」

    • 「leash」よりも、もう少し広い意味で「繋ぐ道具」全般を指す。


  3. harness


    • (日本語訳) 「ハーネス」

    • 動物を制御するための胴輪など、体全体に装着する装置。首にかけるリードとは異なる。


反意語


  • freedom(自由), release(解放)


    • 「leash」が「拘束・制限」を表すのに対して、その逆は「自由にする」「解放」です。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA): /liːʃ/

  • アクセント: 強勢は1音節目(正確には語全体が1音節のみ)。“リーシュ”のように発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらも /liːʃ/ でほぼ同じ発音です。

  • よくある発音の間違い:


    • “lesh” (/lɛʃ/) と言ってしまう

    • “leach” (/liːtʃ/) と混同してしまう



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “leash”を “leach” や “leashe” と書いてしまう。

  • 同音異義語: “lease” (賃貸契約) は /liːs/ と発音し、語末が /s/ の音。対して “leash” は /ʃ/ の音で終わります。

  • TOEICや英検などの出題: ペットや動物に関する文章、または比喩表現として「on a short leash」を見かけることがあるため、意味とスペリングを押さえておくと良いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ: 「犬の散歩で手に持つリードを想像する」と覚えやすいです。

  • つづりのポイント: “lea” + “sh” → “リード (lead) + し (sh)” として、うしろが “sh” で終わることを意識するとスペルミスを防ぎやすいです。

  • 勉強テクニック:


    • 犬を散歩させているイラストを描いて、leash とラベリングすると視覚的に記憶しやすいです。

    • 似たスペルの lease (賃貸) とセットで音の違いを練習すると、リスニング力もアップします。


以上が「leash(名詞)」の詳細解説です。犬を飼っている方なら馴染みやすく、派生的な比喩表現もビジネスから日常まで幅広く使われる単語なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
leash
意味(1)

(犬などをつなぐ)皮ひも,綱,鎖(くさり)

意味(2)

〈犬など〉‘を'皮ひもなどでつなぐ

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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